■全長5.2m! ド迫力の「国産スポーツカー」がスゴイ!
2025年10月30日から11月9日にかけ、国内最大のモーターショー「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)2025」が開催されます。
【画像】超カッコいい! これがド迫力の「国産スポーツカー」です!(36枚)
過去のモーターショー同様に、今年もさまざまなコンセプトカーやカスタムカーの展示が行われ、来場者の注目を集めることでしょう。
今回は、2011年に開催された「東京オートサロン」で話題を呼んだ衝撃的なカスタムカー「DragStar F1 Dragon(以下、ドラゴン)」について改めて振り返ります。
ドラゴンは、板金修理などを手掛ける「白岩モーター商会」の車両開発事業部である「バリュープログレス」の開発した、オープンスポーツカー。
同社はドラゴンについて、「和製スーパーカーを作りたい」という強い想いから開発したと説明します。
ドラゴンのボディサイズは、全長5200mm×全幅2160mm×全高1180mmと、まさにワイド&ローなスタイルを採用。
ベースとなったのはトヨタのミッドシップオープンスポーツカーの「MR-S」ですが、新造のサブフレームによってホイールベースを1100mm延長したほか、剛性を高めるためにメインフレームも追加するなど、大規模なカスタムが施されました。
ちなみにドラゴンは、原形をとどめないレベルの改造にもかかわらず、しっかし車検に対応しており、安全に公道を走行することが可能です。
エクステリアは、ロングノーズ・ショートデッキが特徴的な派手な赤色のボディが、周囲の目と関心を惹きつけます。
インテリアも鮮やかな配色を採用し、茶色のレザーシートや、赤と黒のチェック柄フロアマットが、スポーティな雰囲気を演出。
パワーユニットはベースのMR-Sと変わらず、1.8リッター直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力140馬力・最大トルク170Nmを発揮します。
このドラゴンの最も特筆すべき点は、その圧倒的な存在感を持つ外装パーツが、基本的にボルトオンで取り付けられていることです。
溶接や切断といった大がかりな加工が不要なため、完全オーダーメイドで自由な形状にカスタマイズすることも可能です。
※ ※ ※
「ドラッグマシンのようなロングノーズ・ショートデッキのスポーツカー」というコンセプトのもとに開発されたドラゴンは、その目標通り、市販車には類を見ない圧倒的な存在感を放つモデルとなりました。
バリュープログレスは現在も様々なスーパーカーやスポーツカーの開発を続けており、次回はどのようなユニークなクルマを発表してクルマ好きを驚かせてくれるのか、引き続き注目されます。(くるまのニュース編集部)
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