現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 夏の長距離ドライブもラクラク! 降りたくなくなるほど助手席が快適すぎるクルマ5選

ここから本文です

夏の長距離ドライブもラクラク! 降りたくなくなるほど助手席が快適すぎるクルマ5選

掲載 更新
夏の長距離ドライブもラクラク! 降りたくなくなるほど助手席が快適すぎるクルマ5選

 シートヒーターも完備! 国産車の驚きおもてなし術

 どこへ出かけるにも移動手段はクルマで、運転大好き、長距離ドライブもぜんぜん平気、という男性を夫にすると、周囲からは羨ましがられたりするものです。確かにドアツードアで移動できるのは、荷物が多い旅行などでは助かるし、暑くても寒くても雨が降っていても快適な空間で、他人の目を気にせず過ごせるクルマ移動はラクではあるのですが……。渋滞などであまりに長時間になったりすると、助手席でず~っと座っているというのもけっこう疲れてイヤになってしまうものです。

もうここで暮らしたい……と降りたくなくなるほど超快適シートを持つクルマ5選

 そんな時は、寝てしまうに限る! と思うのですが、シートの座り心地が良くないとか、狭くて窮屈だとか音が気になるとか、心地よい眠りにつける助手席を持つクルマというのも、いざ探そうとするとなかなか難しいものなのです。なので今回は、運転好きな夫(妻)を持つ人にはぜひチェックしていただきたい、超絶快適な助手席を持つ貴重なクルマたちをご紹介します。

 1)日産エルグランド

 まずは、プレミアムミニバンの元祖と言ってもいいでしょう、日産エルグランド。現行モデルは登場から9年が経過しているのでちょっと古さは否めず、最近はめっきりトヨタ・アルファード/ヴェルファイアに押されていますが、発売当初から力を入れているシートの快適性ではまだまだ負けずとも劣らず。

 1列目・2列目のシートは、通常のベース骨格+ワディングという構造にさらにもう一段、スラブウレタン(ソフトウレタンフォーム)を加えた3層構造。これによって長時間座っていても疲労を感じにくいシートになっています。

 そして当然ながら助手席にもシート一体型のオットマンが付いていて、足を伸ばしてリラックスできるほか、瞬時に温まるクイックコンフォートシートヒーターを世界初装備。人間の生理学特性に着目して、温める場所と時間をシーンによって最適化してくれるので、冷え性の奥様も快適に過ごせることでしょう。

 2)レクサスLS

 続いて、日本を代表するプレミアムセダンから、レクサスLS。見た目にも上質感たっぷりで、肌触りも極上のシートに座る前から心が踊りますが、じつはその中身にはすごい技術が隠されています。一般的にはシートの調整機能というのは8wayくらいでも高級な部類なのですが、LSの助手席はなんと28way調整式!

 しかもニューマチック(空気式)システムで、エアプラダー(空気袋)の膨張・収縮によってランバー前後上下、腰後部、ショルダー、ヒップ、クッションサイドといった細かな部分をフィットさせることができます。これなら夫がノリノリでアクティブなドライビングを楽しんでいても、身体が最適にホールドされているので疲れ知らず。さらに、背中から大腿部までを押圧するリフレッシュ機能(マッサージ)もあり、全5コースから選択できてスパ気分で過ごせるのも嬉しいですよね。

「いつまでも乗っていたい」うっとりする乗り心地を提供

 3)プジョー508

 そしてもう1台、マッサージ機能が助手席でも使えるシートを持つのが、プジョー508です。シートに内蔵された8つのマルチポイントが空気圧で膨張・収縮しながら、肩から腰までを優しくマッサージ。パターンもいろいろ選べます。

 508は室内の静粛性が高く、車内に響いてくる音も耳に心地いいものなので、脳と身体をいたわりながらスーッと眠りにつけることでしょう。通常は、こうしたマッサージ機能付きシートが搭載されるクルマというのは、日本車でも価格が1000万円超えの場合が多いのですが、508はフランス車なのに417万円からというところも魅力的です。

 4)日産キューブ

 えっ、400万円なんてムリムリ。という人にも快適な助手席を持つクルマはありますよ。162万円から揃う、日産キューブです。走るマイルームと謳われるだけあって、車内はクルマらしからぬリラックスした雰囲気。バスタブに浸かってのんびりできるような空間を目指した、というところがもう、助手席でくつろいでくださいと言われているようなものですよね。実際に座ってみるとシートもぶ厚いクッションでソファのよう。多彩に揃うシート生地にはベロア調なんかもあるので、思わずゴロゴロしたくなってしまうかも。

 そして、少し背もたれを倒して天井を見上げれば、波打つ水面のような模様があって和みます。スタイリッシュガラスルーフ+SHOJIシェード+ロールブラインドをつけると、青空が見たい時にはガラスで開放的に、ちょっと眩しい時には障子をモチーフにしたSHOJIシェードで調光を。完全に光を遮りたい時にはロールブラインドを引くこともできて、昼でも夜でも心地いい助手席になるはずです。

 5)シトロエン・グランドC4スペースツアラー

 さて、最後はアウトドアが大好きな人に最適な助手席かもしれない、シトロエン・グランドC4スペースツアラー。座った瞬間に思わず上を見上げてしまう、見たこともないほど大きなスーパーパノラミックフロントウインドウが特徴で、車内というよりサンルームに近い空間です。足を支えてくれるカーレフトがついた助手席で、ゆったりと空を眺めながら揺られているうちに、ついついうたた寝……なんて、最高ですよね。

 しかもシトロエンは昔から独創的な乗り味でコアなファンを掴んできた自動車メーカー。このグランドC4スペースツアラーも、一般的な7人乗りミニバンとはちょっと違った世界観を持っています。フランス流、シトロエン流のおもてなしがどんなものなのか、助手席で過ごすうちにきっとわかってくることでしょう。

 というわけで、プレミアムカーから個性的なコンパクトカーまで、快適な助手席にスポットを当ててご紹介してきました。まだまだ行楽シーズンは続きますから、渋滞などで思いがけず長時間のドライブになってしまうこともあるかもしれませんが、「いつまででも乗っていたい……」と思えるこんな助手席を持つクルマなら、イライラからくる夫婦喧嘩も減るかもしれないですよね。

 全国の運転好き夫を持つ奥様たちも、もう助手席でガマンする必要はありません。これからは「助手席ファースト」のクルマ選びもアリだと思います。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

入場無料! [レクサスRZ]に[新型アウトランダーPHEV]も!! 千年の都が舞台[京都モビリティ会議]が12月7日(土)にやってくる
入場無料! [レクサスRZ]に[新型アウトランダーPHEV]も!! 千年の都が舞台[京都モビリティ会議]が12月7日(土)にやってくる
ベストカーWeb
FIA F2参戦のロダン、最終戦でFIA F3王者フォルナローリを起用。フォーミュラE参戦のマローニの代役
FIA F2参戦のロダン、最終戦でFIA F3王者フォルナローリを起用。フォーミュラE参戦のマローニの代役
AUTOSPORT web
快適ボックスシートから広々フルフラットへの変更も簡単! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
快適ボックスシートから広々フルフラットへの変更も簡単! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
もう[トヨタ]が開発してるだと!!!!!!!!!!! 次期型[GR86/BRZ]は1.6Lターボ+ハイブリッドでほぼ確定か!?  
もう[トヨタ]が開発してるだと!!!!!!!!!!! 次期型[GR86/BRZ]は1.6Lターボ+ハイブリッドでほぼ確定か!?  
ベストカーWeb
トヨタWRC、大荒れのデイ2を好位置で乗り切る。ラトバラ代表は「明日もトリッキーになる」と警戒/ラリージャパン
トヨタWRC、大荒れのデイ2を好位置で乗り切る。ラトバラ代表は「明日もトリッキーになる」と警戒/ラリージャパン
AUTOSPORT web
ARTグランプリ、ホンダのフランス法人とパートナーシップを締結。CR-VとZR-Vが提供される
ARTグランプリ、ホンダのフランス法人とパートナーシップを締結。CR-VとZR-Vが提供される
AUTOSPORT web
優れた燃費が自慢[アコード]!! [レクサスES]と比較した明確な違い
優れた燃費が自慢[アコード]!! [レクサスES]と比較した明確な違い
ベストカーWeb
レッドブル&HRC密着:フロントタイヤへの熱入れを苦手にするRB20。弱点が露呈し初日は2台とも下位に沈む
レッドブル&HRC密着:フロントタイヤへの熱入れを苦手にするRB20。弱点が露呈し初日は2台とも下位に沈む
AUTOSPORT web
タイトルに王手のフェルスタッペンが苦戦、ミディアムで17番手「タイヤが機能せず氷の上を走っているよう」/F1第22戦
タイトルに王手のフェルスタッペンが苦戦、ミディアムで17番手「タイヤが機能せず氷の上を走っているよう」/F1第22戦
AUTOSPORT web
見かけ倒しでもいいじゃん! ルックスと性能が釣り合わないスポーツモデル5選
見かけ倒しでもいいじゃん! ルックスと性能が釣り合わないスポーツモデル5選
ベストカーWeb
2025年WEC暫定エントリーリストが発表。ハイパーカーは2社が撤退もLMGT3と同数の18台が参戦
2025年WEC暫定エントリーリストが発表。ハイパーカーは2社が撤退もLMGT3と同数の18台が参戦
AUTOSPORT web
【角田裕毅F1第22戦展望】昨年の反省をもとにセットアップを2種類用意。FP2で「だいたいの方向性は見つかった」
【角田裕毅F1第22戦展望】昨年の反省をもとにセットアップを2種類用意。FP2で「だいたいの方向性は見つかった」
AUTOSPORT web
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ベストカーWeb
勝田貴元、パンクで後退も挽回「まだ諦められない。ファンの声援が力になる」/ラリージャパン デイ2
勝田貴元、パンクで後退も挽回「まだ諦められない。ファンの声援が力になる」/ラリージャパン デイ2
AUTOSPORT web
いよいよ正式発表!? デザイン一新の[新型フォレスター]登場か! トヨタHV搭載でスバル弱点の燃費は向上なるか
いよいよ正式発表!? デザイン一新の[新型フォレスター]登場か! トヨタHV搭載でスバル弱点の燃費は向上なるか
ベストカーWeb
荒野にポツンと1軒のカフェ!?…25ドルでキャンプサイトを確保。オーストラリアはトレイルも何もかもナメてかかってはいけません!【豪州釣りキャンの旅_10】
荒野にポツンと1軒のカフェ!?…25ドルでキャンプサイトを確保。オーストラリアはトレイルも何もかもナメてかかってはいけません!【豪州釣りキャンの旅_10】
Auto Messe Web
ローソン初日15番手「路面コンディションに苦労。今日の学習を役立て、トップ10に食い込みたい」/F1第22戦
ローソン初日15番手「路面コンディションに苦労。今日の学習を役立て、トップ10に食い込みたい」/F1第22戦
AUTOSPORT web
ボッタス、PUエレメント交換で5グリッド降格が決定。RB勢はエキゾーストを交換/F1第22戦
ボッタス、PUエレメント交換で5グリッド降格が決定。RB勢はエキゾーストを交換/F1第22戦
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村