メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1カナダGPの決勝レースで3位表彰台を獲得し、その結果を大いに喜んでいる。
メルセデスが今季、ポーパシングやバウンシングという問題の解決に苦慮していることもあり、ハミルトンは前戦アゼルバイジャンGPまでに獲得した表彰台はたった1回。昨年マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とタイトルを争った7度の世界チャンピオンの苦戦は続いていた。
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しかしカナダGPでは復調の兆しを見せ、予選4番手から今季2度目の表彰台を獲得。ここ数週間の状況から、この3位という結果に感無量だと語った。
「正直に言って、この3位獲得には本当に感激しているよ」とハミルトンは言う。
「今年はチームとして、マシンでとても苦戦してきた。でも僕らは油断せず集中し続け、決して諦めない」
「これは僕の誇りだし、クルーたちにも刺激を受けている。ここにいるみんなとファクトリーにいるみんなに感謝したい」
レース終盤にセーフティカーが導入されたこともあり、ハミルトンは勝利を挙げたフェルスタッペンから7秒遅れでチェッカーを受けた
ハミルトンは、レッドブルやフェラーリの二強とメルセデスの差は依然大きいものの、着実に縮まりつつあると感じているという。
「今のところ、僕らとしては彼ら(レッドブルとフェラーリ)はちょっと速すぎるね」とハミルトンは言う。
「僕は全力を尽くしていて、僕らはドンドン近づいている。だからこのままプッシュし続けるしかないんだ。上手くいけば、彼らと戦えるはずだ」
ハミルトンはカナダGPの初日に試験的なフロアを投入したり、マシンセットアップを極端にするなど試行錯誤を行なったが、結果は「悲惨だった」として順調な週末のスタートとはならなかった。
しかし予選や決勝レースに向けて、ファクトリーにいる後方支援チームが行なったシミュレータ作業が、状況を好転させたとハミルトンは明かした。
「正直に言って、特に第2スティントではペースがかなり良かったんだ」と彼は言う。
「シミュレータでたくさん作業をしてもらったから、正しいセットアップにできた。だから本当に、とても嬉しいんだ」
「この週末が、こんなことになるなんて思ってもみなかった。これが今季2度目の表彰台。特にF1初優勝の地だから、特別な気分だ」
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みんなのコメント
ハミルトンは、最近予選が良くないからなかなか決勝でも上がれない。ラッセルより予選が後方だから、決勝もラッセルほどに行けない。
まだ復調と呼ぶには速いのでは。
今回は雨絡みの予選が、経験と速さのあるハミルトンに味方したけど、初日は酷かったし。
イギリスはラッセルにもハミルトンにも地元だからどうなるか楽しみだ。
メルセデス、低空ながらこのまましぶとくやってけ。
レッドブル、二人ともそれぞれ、あと一、二回リタイアしろ。
そうすれば、終盤まで三チームでもつれて面白くなる。
レッドブル独走、連覇はつまらん。