フォルクスワーゲンは11月16日、ミドルクラスワゴン『パサート・ヴァリアント』(Volkswagen Passat Variant)新型の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、3万9995ユーロ(約655万円)と発表されている。
9代目となる新型は、伝統の『パサート』シリーズのデザインを継承する。先代に比べ、ボディの表面はより彫刻的に、ラインはよりダイナミックに、サイズはより大きくなった。全長は144mm延びて4917mmに。全幅は20mm拡大して1852mmになった。全高は1506mmと、先代とほぼ同じ。ホイールベースは50mmプラスの2841mmとなった。新型は、パサート史上最大のボディサイズになるという。
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大型化したボディを生かして、新型は室内のゆとりを追求した。後席足元のスペースを50mm拡大。荷室の容量も40リットル増えて、690リットルを確保する。後席の背もたれを倒すと、さらに140リットル増えて1920リットルに広がる。先代の1780リットルから140リットルの拡大だ。
新型のインテリアは、新しいコンセプトに基づいて設計された。高品質な素材と効果的な遮音性により、全体的な品質と快適性を引き上げている。シートには、最大14ウェイの電動調節機能や、さまざまな設定が可能なマッサージ機能とエアコン機能を採用した。また、新世代のコックピットとインフォテインメントにより、直感的でわかりやすい操作性を追求している。
新型パサート・ヴァリアントの新しいインテリアアーキテクチャーは、可能な限り直感的に操作できることを目標に、フォルクスワーゲンの顧客からのフィードバックを体系的に反映しているという。新型は、新開発のコックピットと新しいインフォテイメントシステムを搭載している。
新たに標準装備されるインフォテイメントディスプレイのサイズは12.9インチだ。オプションや装備によっては、15インチの新しいディスプレイも用意される。インフォテインメント・システム・ディスプレイの下にはバックライト付きタッチ・スライダーが配置され、室内温度や音量などを調節できる。
フォルクスワーゲンは、フロントガラスに情報を投影し、車両前方の仮想空間に情報を表示する新しいヘッドアップディスプレイも、新型パサート・ヴァリアントにオプションでラインナップする。さらに、マルチファンクションステアリングホイールにもボタンが追加され、操作がより簡単になった、としている。
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みんなのコメント
なんだか、ただでかいだけの国産車みたい。
このクラスは威張りたい人に好まれるからレクサスやドイツ御三家を選びがち。
しかも8型ゴルフ以降、VW強気の価格設定。買う層が偏ってるので益々売れてない。