YMライフハック研究所
2025年1月30日の発表からわずか4日で約5万台を受注し、注文停止となったジムニーノマド。スズキからは素早く「増産」がアナウンスされたが、正常化へはもう少し時間がかかりそう。ただ、契約者への納車は順調に始まっており、さらに7月からは月間目標販売台数1200台から約3300台へと生産規模を拡大される。当然、サードパーティ各社もやる気マンタンで新製品も続々と発表済み。カスタム界隈では見逃せないクルマとなるのは間違いないだろう。今回は魅力を増した、3台のカスタムノマドを紹介するぞ。
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●文/写真:ヤングマシン編集部
供給不足解消に向け、スズキもかなり「がんばってます」
ジムニーノマドは、2025年1月30日の発表からわずか4日間で約5万台もの受注を獲得し、注文受付が一時停止に追い込まれるなど、国産車としては異例ともいえる状況を引き起こしている。
この5万台という数字は、月間計画販売台数1200台の約41か月分に相当するだけに、スズキも納車目安を少しでも早めるため、7月からは当初計画の約2.8倍の規模となる3300台に引き上げることを発表した。
ジムニーノマドはインドから輸入される特殊なクルマということを考えると、スズキはかなりがんばってくれてると考えていい。ちなみに正式発売された4月の登録台数は目標を大きく上回る2524台だ。
これだけの人気モデルだけに、ジムニーのカスタムモデルを手掛けるプロショップもやる気も凄い。ノマドをベースとしたカスタムモデルの開発も順調に進んでいるようで、市販化モデル、もしくは市販化前提のカスタムモデルをかなり出揃ってきている。ここでは、その中から3台のジムニーノマドを紹介したい。
老舗アピオが提案する「ジムニーノマド ゼロライズ」
―― ロングボディの新型ジムニーノマド向けに提案する「ゼロライズ」は、車高を変えずに走りの性能と利便性を向上させるという革新的なコンセプトのカスタムモデル。
まず1台目は、ジムニーカスタムの老舗アピオが手掛ける「ゼロライズ」と名付けられたカスタムモデル。
そのコンセプトは、車高を変えずに走りの性能と利便性を向上させるというもので、足まわりに専用開発のサスペンションを用いることで、純正時の車高は位置しつつも大径タイヤ(225/75R16)の装着を可能としている。
この独自のカスタムをプラスすることで、日常域での利便性は損なうことなく、高い悪路走破性を実現できるとのこと。
―― 黒いホイールとゴツゴツとしたオフロードタイヤの組み合わせが、ジムニーノマドの足元をより力強く演出。フェンダーとのクリアランスも適度で、ノーマル車高でも迫力あるスタイルを楽しめる。
―― 専用エアロを装着することで、オフローダー感を強調。
―― 撮影車にはサイドにウォータータンク、ルーフには鮮やかなオレンジ色のカヤックがマウントされ、アウトドアでの利便性の高さをアピールしていた。
もちろん外装まわりの演出も抜かりなし。
エクステリアには、シエラ/ノマド専用設計となる「しし狩りバンパー」や表情豊かな「レイヤーグリル」で顔まわりのイメージが一新されたほか、ボンネットやCピラーには、駐車時にアウトドアツールなどを設置できるカバーパーツが用意されるなど、アクティブビークルらしさを強めたカスタマイズも見どころだ。
―― フロントには武骨な印象のしし狩りバンパーが装着。
トラストのチューニング哲学が注がれた特別なノマド
―― トラストの「GReddy Performance Edition」は、日常使いもできるチューンドカーをコンセプトに開発。
2台目は、給排気チューニングの老舗として名高いトラストが手掛ける「GReddy Performance Edition」のカスタムノマド。
「チューンドカーを日常に」というコンセプトで開発されており、エンジン、冷却、吸排気、ECU、足回り、インテリア、そしてタイヤ&ホイールに至るまで、GReddyブランドの高性能パーツを網羅的に採用していることが特徴。
―― 大径のオフロードタイヤとブラックホイールが力強さをアピール。ルーフキャリアやサイドステップも装備され、本格的なオフロード仕様に仕立てられている。
―― フロントにはGReddyのロゴが入った武骨なバンパーが装着され、アンダーガードや赤い牽引フックも備わる。
エンジンはターボキットやインタークーラー、オイルクーラー、高性能プラグなどが組み込まれ、ノーマルをはるかに凌ぐ出力とトルクを実現。本格チューナーらしく冷却系もしっかりと強化され、過酷な走行条件下でも安定したパフォーマンスを維持できるという。
足回りはリフトアップサスペンションキットを用いることで、トーヨータイヤ「OPEN COUNTRY R/T」にレイズの「VOLKRACING TE37XT M-Spec」ホイールをインストール。優れた悪路走破性とスタイリングも抜かりなく両立している。
ちなみにコンプリートカーとしての価格も発表済みで、その価格はMT車で498万円、AT車で517万円になる。
―― 「GReddy Performance Edition」は最初に3ドアモデル(ジムニー&シエラ)で開発され、今回のノマドにもバリエーションを拡大している。
ブラックバイソンエアロで、新たな世界観をアピール
3台目は、盛岡の有名ジムニープロショップ、エヌズ・ステージ(N’s STAGE)が手掛ける「エヌズリミテッド」のデモカーで、撮影車はWALDブラックバイソンエアロが装着されている一台になる。
ヘッドライトカバーと一体化したフロントグリルや、LEDデイライトが埋め込まれたフロントバンパースポイラー、鋭いエッジの効いたダクトが印象的なボンネットカバーなどで、ブラックバイソンらしいアグレッシブなスタイルがプラスされているが、前後のフェンダーにはビス留め風オーバーフェンダーが装着されるなど、オフ車らしい演出も見どころだ。
―― 老舗ジムニー専門店と「WALD」のプログラムがドッキング。個性的なスタイリングが楽しめる。
―― ビス止めワイドフェンダーや大径オフタイヤなどで足元の存在感をプラス。サイドボディには「N’s STAGE PERFORMANCE」と「WALD」のロゴステッカーも。
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みんなのコメント
珍しいから転売か?と思って声を掛けたら、
一般客からの正規の(?)買取車だった。
1,000km弱乗ったものの、自分が描いてた
イメージと程遠かったので手放したのだと。
来年にはこんな経緯の中古車も結構な数が
出回ってくるかもね。
ジムニー弄る男社会の底層ってスマホの宣伝情報に踊らされ易いから結局みんなおんなじになっちゃう
タイヤ外れてまともな日本人に迷惑かけても呆けたような顔して責任取れない
底辺が車持てないように規制して欲しいわ