60階建てのガラス張りタワマンを新設
ベントレー モータースは米フロリダ州マイアミのサニー・アイルズ・ビーチに、ブランド初の「ベントレー レジデンス」をオープンする。世界的に知られる建築事務所、シーガー・スアレス・アーキテクツとタッグを組み、広大なガレージ付きの物件をしつらえた60階超のタワーマンションを建設する計画だ。
フォーミュラE第4戦「ローマ・ラウンド」、ポルシェがシーズン初の表彰台を獲得! 【動画】
大西洋を一望できる屈指のリゾートエリアへ新たに建設する「ベントレー レジデンス」は、高さ749フィート(約228m)の超高層ビル。アメリカのビーチフロントに建つタワーマンションの中でも、最も高い部類に入る。円筒形の建物は、マイアミの海と空の絶景を享受できるよう、天井から床までを広大なガラスで覆うデザインとしている。
自動車専用エレベーターと広大なガレージを用意
最大の特徴は、複数台の愛車を保管できるガレージが付帯すること。出入庫の際は特許取得済みの自動車用エレベーターを使用することで、セキュリティ面にもプライバシー面にも安全・安心な環境を整えているという。
タワー内にある200邸以上の住居は、プライベートバルコニーやプール、サウナ、屋外シャワーなどを完備。共有エリアには、美しく整備された絶景の庭園をはじめ、ジムやスパ、レストラン、バーといった設備を用意する。もちろん、設備全体の世界観を統一するべく、ベントレーのデザイン部門もプロジェクトに参画してきた。
「ベントレー デザイン アパートメント」の建設にあたっては、マイアミの貴重な自然環境を守るために、あらゆる基準へ配慮。環境に悪影響を与えない資材を厳選し、エネルギー消費を可能な限り抑える設計としている。また、ビーチへやってくるウミガメに害をもたらさないよう、照明の使用にも細心の注意を払うそうだ。
プロダクトだけでなく「体験」もプロデュースする
サニー・アイルズ・ビーチにはアルマーニ/カーザによる「レジデンス・バイ・アルマーニ/カーザ」が2020年にオープンするなど、高級ブランドによるランドマークが相次いで登場。ポルシェもやはり“天空のガレージ”付きの「ポルシェ・デザイン・タワー・マイアミ」をオープンしている。そこへ新たに加わる「ベントレー レジデンス」の着工は2023年の初頭を予定。完成は2026年を見込んでいる。
高級自動車ブランドは現在、「住」分野へ積極的に進出している。アストンマーティンはマイアミに続き、マンハッタンの高級タワーレジデンスにも“DBX付き邸宅”をリリース。マクラーレンも、ウェストハリウッドの富裕層向けレジデンスと組み、ペントハウスとガレージのセット販売を行っている。
エネルギー問題、自動運転、生活様式の変化など、おおきな時代のうねりを受けて、自動車メーカーはいま転換期を迎えている。とりわけ高級車ブランドは、今後は自動車というプロダクトそのものだけでなく、「体験」や「世界観」そのもののプロデューサーとしても役割の幅を広げていく可能性が高い。かのロールス・ロイスも、「モーターカーカンパニーから、ハウス・オブ・ラグジュアリーになる」という宣言を放ったばかりである。自動車界のルネサンスは、テクノロジーだけでなく“在り方”そのものにも迫っているのかもしれない。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ええ、セダンなのに6人乗り?! しかも超絶未来っぽいやん内装!! アメリカからやってきたプロナードがイカす
ホンダが新型「軽バン」発売!“ 柱無い”斬新モデル、反響は? 6速MT&CVTの「N-VAN」136万円から
新東名は“3年後”に全線開通!? 「あと少し…」でも2度延期なぜ? 反響は? 最後の25km「未完成区間」とは
名古屋~岡崎に“第二伊勢湾岸道”計画が進行中!? 「名古屋三河道路」概略ルート一部決定は「最終段階」へ 空港アクセスにも期待
トヨタ“新”「カローラ」発表! めちゃ精悍エアロに「上質内装」採用! 「スポーティな走り」の新「ACTIVE SPORT」 ベースモデルとの違いとは
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?