アストンマーティンのV12スポーツカーのファイナルを飾る新型V12ヴァンテージが登場。5.2リットルV12ツインターボエンジンは最高出力700ps、最大トルク753Nmを発生
英国アストンマーティンは2022年3月16日(現地時間)、同ブランドの主力スポーツカーであるヴァンテージ(Vantage)に新しい「V12ヴァンテージ」を設定し、世界限定333台で発売すると発表した。ただし、予想をはるかに上回る需要のため、予約受付はすでに終了。ユーザーへの納車は本年第2四半期からを予定している。
アストンマーティンDBXのハイパフォーマンスバージョン「DBX707」がワールドプレミア
アストンマーティンのV12スポーツカーのファイナルを飾る新型V12ヴァンテージは、驚異的なストレートスピードと魅惑のハンドリング、印象的なルックス、そして誰もが羨むエクスクルーシブ性を高度に融合させて、パフォーマンスに対するアストンマーティンの情熱を大胆に体現したことが特徴である。
注目のパワーユニットは、5.2リットルV型12気筒DOHC48Vツインターボエンジンをフロントミッドにマウント。圧縮比は10.5に設定し、最高出力は700ps/6500rpm、最大トルクは753Nm/1800~6000rpmを発生する。組み合わせるトランスミッションは、専用セッティングのZF製8速オートマチックギアボックスをリアミッドに搭載。リアドライブの駆動系にはメカニカルLSDやアロイトルクチューブ、専用カーボンファイバー・プロペラシャフト、ブレーキを使用したトルクベクタリング(TVB)などを組み込んで高出力化に対応した。
一方で車両の軽量化も徹底追求。フロントバンパーやクラムシェルボンネット、フロントフェンダー、サイドシルにはカーボンファイバー材を、リアバンパーとデッキリッドには複合素材を採用し、さらに軽量タイプのバッテリーや厚さ1mmのステンレス材で仕立てたエキゾーストシステムなどを組み込んで、最低装備重量を1795kgに収めた。前後重量配分も52.2:47.8と、FRレイアウトとしてほぼ理想的な数値を成し遂げる。性能面では、最高速度が322km/h、0→100km/h加速が3.5秒の俊足を実現した。
足回りに関しては、既存の前ダブルウィッシュボーン式/後マルチリンク式の懸架機構をベースに、強化したアンチロールバーやブッシュ、さらに新開発のスカイフックテクノロジー付アダプティブダンピングシステム(ADS)を採用。また、スプリングレートはフロントで50%、リアで40%ほど高め、トップマウントの剛性も13%引き上げる。テンダースプリングを配した新しいアンチロールバーは、フロントが5%ハードに、リアが41%ソフトに設定し、コーナリング性能と乗り心地の両立を図った。
シューズにはサテンブラックまたはサテンブラック切削仕上げの2タイプの専用21インチアロイホイールを設定。8kgの軽量化を果たすライトウェイトホイールもオプションで用意する。タイヤは前275/35R21、後315/30R21サイズのミシュラン・パイロットスポーツ4 Sを装着した。
制動機構にはカーボンセラミックブレーキを標準で装備。フロントにはΦ410mm×38mm厚ディスクと6ピストンキャリパーを、リアにはΦ360mm×32mm厚ディスクと4ピストンキャリパーを組み込む。さらに、エレクトリックパーキングブレーキも標準で採用した。
エクステリアについては、押出接着アルミニウムボディ構造の2ドアクーペスタイルを踏襲したうえで、パフォーマンスの向上を狙ってワイドトレッドシャシーを採用。ボディ幅は既存モデル比で40mmほど拡大する。また、フロントグリル開口部を25%拡大し、合わせてクラムシェルボンネットにホースシュー型のエンジンベントを追加して、パワーユニットの冷却効率を引き上げた。
空力性能の向上も見逃せない。フロント部ではカーボンファイバー製のフロントバンパーと呼応するフルワイドスプリッターを装着して、ダウンフォースの強化と空力パランスの最適化を実施。サイドビューでは、有機的な形状に仕上げた専用シングルピースシルを配して整流効果を高める。そしてリアセクションでは、専用設計の新しいバンパーと一体型ディフューザーを組み込んで最適な前後空力バランスを確保。ディフューザー内にはセンターマウントの軽量2本出しエキゾーストシステムを設置した。また、大型化したリアウィングは最高速度での走行時に204kgの強大なダウンフォースを発生。控えめなルックスを好むユーザーに向けて、ウィングレス仕様も用意している。
内包するインテリアは、既存のヴァンテージのスポーティかつ上質なコクピットを基調に、“ウィング”キルトとパフォレーションパターンを施したセミアニリンレザー表皮スポーツプラスシートを標準で装備。オプションでツイルカーボンファイバーシェルと6ウェイマニュアルアジャスト機構を組み込む新しいカーボンファイバー・パフォーマンスシートを設定する。また、グロスブラックのトリムインレイやサテンシルバーのアクセント、インテリア同系色の本革巻きスポーツステアリングホイール、エッジベゼルを備えたロータリーおよび8インチのセンターディスプレイで構成するインフォテインメントシステム、専用アルマイトシルバーシルプレート付アルミニウムトレッドプレートなどを標準で組み込んだ。
なお、アストンマーティンではV12ヴァンテージに多様なオプションおよびオプションパッケージ(コンフォートパッケージ、軽量パッケージ、カーボンファイバー・インテリアパッケージ)やアクセサリーを用意するほか、ユーザー独自の注文に応えるQ by Aston Martinによるビスポーク・パーソナライゼーションも提供するという。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?