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MINIの中古車、どれを選ぶ?いま買い時のおすすめモデルをピックアップ!

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MINIの中古車、どれを選ぶ?いま買い時のおすすめモデルをピックアップ!

輸入車 [2025.03.08 UP]


MINIの中古車、どれを選ぶ?いま買い時のおすすめモデルをピックアップ!
いま買い時のMINIはどれ?[USED MINI BUYER’S GUIDE]

新型MINIこだわりのインテリア 革新的技術が生んだ温もりデザインのヒミツ

文●ユニット・コンパス
※中古車参考価格、グレード比率は2025年2月グーネット調べ。
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2025年4号「[ますます進化して満足度大!]新世代MINIの魅力」記事の内容です)

MINIの中古車を探すとき、バリエーションが豊富で悩むことが多い。そこで今回はいま買い時の先代モデルを中心に、各モデルのデータをお届けする!


[3rd Generation]
2014年に3ドアを皮切りに登場した3世代目。先代に存在したクーペやペースマンなどは登場せず、逆に5ドアが設定されている。PHEVやディーゼルなど幅広いパワートレインも特徴で、走りも大きく洗練された。


MINIといえばやっぱり3ドア!
 2014年に登場した3代目MINIは、3ドア、コンバーチブル、クラブマンというお馴染みのボディタイプのほか、新たに5ドアも登場。また、より大型化したクロスオーバーも含めると、バリエーションは豊富に用意されている。
 そのなかでも最初に検討したいのは3ドアだろう。最もベーシックなボディで、MINIらしい世界観を存分に楽しめるからだ。昨年4代目が登場したため、中古車として買うなら先代モデルになる。2014年に発売された先代3ドアは、ひと目でMINIとわかるデザインを採用しつつ、内外装や走りを大きくブラッシュアップ。具体的には、縦方向に拡大されたフロントグリルを採用し、往年のミニをオマージュ。一方でLEDヘッドライトを導入したことで、モダンなルックスとなった。
 インテリアは、従来のセンターメーターの位置にセンターディスプレイを設置。スピードメーターはステアリングコラム上に配置されたことで視認性が増した。ほかにも衝突被害軽減ブレーキやアクティブクルーズコントロールなどの先進装備が充実し、より快適になっている。
 パワートレインも一新され、新たにディーゼルエンジンが加わったのもトピック。従来以上に選択肢が豊富になったこともポイントだ。


[MINI 3ドア(先代)]相場が大きく下がり100万円以下でもOK
 人気モデルゆえ発売当初は高値が続いていたが、ここ最近は相場が落ち着いており買いやすい。特に低年式ならば100万円以下の物件も目立ってきた。この世代ではガソリンに加えてディーゼルも導入されたが、中古車は前者のほうが多い。いずれのグレードもそれなりに数が揃っているので、好みに応じた選択が可能。低走行物件もまだ豊富に残っており、3代目3ドアはこれからが旬のモデルといえそうだ。

中古車参考価格帯:60万円~380万円(14年~24年 3ドアのみ、JCWを除く)


2ゾーン・オートエアコン、スポーツレザーステアリングなどの快適装備が充実する。後席へのアクセスには難があるが、大人が座れるスペースが確保されている。

リアシートをたたむことでより広いスペースを確保できる。とはいえコンパクトな3ドアゆえ、収納力に期待しすぎは禁物。荷物を積むならMINIクラブマンを選ぼう。

ディーゼルが加わったことで選択肢が広がった3代目。撮影車は「クーパーS」で、2L直4ターボを搭載し、最高出力192馬力、最大トルク28.6kgmを発揮。

中古車グレード比率
ワン6%クーパー29%クーパーS34%クーパーD15%クーパーSD5%JCW11%
最も豊富なグレードはガソリンの最上級モデル「クーパーS」。続いて「クーパー」が多い。なお、ハイパフォーマンス仕様の「JCW」も意外と目立つ。一方ディーゼル車はやや控えめだ。

[MINI 5ドア(先代)]リアドアを備えて実用性を大幅アップ
 3代目MINIで最大のトピックスといえば5ドアが設定されたことだろう。後席の乗降性が改善されたことで、実用性が高まった。MINIらしい機敏な走りも健在。中古車物件も充実しており、相場も下がって買いやすくなっている。デビュー年の個体は100万円前後の予算から探すことができる。

中古車参考価格帯:80万円~440万円(14年~24年 5ドアのみ)


インテリアのデザインは3ドアとほぼ同じ。低めのドライビングポジションは走りの意欲を刺激する。リアドアが設定されたため、後席が使いやすくなった。

中古車グレード比率
ワン6%クーパー30%クーパーS26%クーパーD22%クーパーSD16%
グレード別の割合は3ドアに近いが、最も多いのが「クーパー」となっている。またディーゼル比率も3ドアより若干多い。なお、3ドアとは異なりこちらにはJCWが設定されていないことにも留意したい。

[MINI ジョン・クーパー・ワークス(先代)]高出力エンジンを搭載したジョン・クーパー・ワークス
 MINIの高性能モデルが「ジョン・クーパー・ワークス」。231馬力の2L直4ターボを搭載し、専用内外装やハードなサスペンションなどを装着。5ドア以外の各ボディタイプで選べるが、3ドアは物件数も豊富で中古車が探しやすい。

中古車参考価格帯:180万円~500万円(14年~24年 3ドアのJCWのみ)


[MINI クロスオーバー(先代)]サイズアップで実用性を高めた先代
 MINIクロスオーバーとしては2世代目に当たる先代モデルは、ボディサイズをアップ。全長4315mm、全幅1820mm、全高1595mm(クーパーD ALL4)とコンパクトSUVの標準的なサイズまで拡大されている。そのおかげで室内はさらに広くなり、ファミリーカーとして申し分のない実用性を確保。またこの世代ではPHEVが設定されたのも話題となった。中古車物件も充実し、100万円台後半の予算でねらえる。

中古車参考価格帯:150万円~520万円(17年~24年 クロスオーバーのみ、JCW除く)


基本的なデザインコンセプトはMINI3ドアを踏襲しているが、ボディサイズが拡大されたことで後席が広く快適に。パワートレインはディーゼルが中心で、4WDの「ALL4」も選べる。

中古車グレード比率
クーパーS4%クーパーD61%クーパーSD17%クーパーS E9%JCW9%
3ドアや5ドアと異なり、クロスオーバーの販売の中心はディーゼルモデル。そのため最も物件が多いのは「クーパーD」。またPHEVの「クーパーS E」は全体の1割未満と少なめに。

[MINI クラブマン(先代)]実用性とルックスを両立したクラブマン
 初代MINIクラブマンからひとまわり以上ボディサイズを拡大し、シンプルな4ドアに観音開きのテールゲートを備えたクラブマン。ゆとりある室内で実用性が高く、同時に優雅なボディラインも見どころ。中古車物件も充実しており、ねらい目のモデルだ。100万円台の予算から探すことが可能。

中古車参考価格帯:100万円~500万円(15年~24年 クラブマンのみ、JCW除く)


中古車グレード比率
ワン1%クーパー17%クーパーS27%クーパーD27%クーパーSD17%JCW11%
3ドアと同じくガソリン、ディーゼルともに設定されており、「クーパーS」と「クーパーD」が同じ程度流通している。エントリーモデル「ワン」は非常に少ない。

[MINI コンバーチブル(先代)]ボタンひとつで気軽にフルオープン
 MINIの伝統ともいえるコンバーチブルは3代目にも用意される。ソフトトップの開閉は室内のボタンひとつで手軽に行える。低速ならば走行中でも開閉できるのも魅力だ。MINIのスポーティな走りとオープンエアドライブの組み合わせはやみつきになる。中古車物件はやや少ないが、相場は下がってきた。

中古車参考価格帯:170万円~480万円(16年~24年 コンバーチブルのみ、JCW除く)


中古車グレード比率
クーパー28%クーパーS55%JCW17%
コンバーチブルはガソリン車のみが設定される。上級グレード「クーパーS」が全体の半数以上を占め、次いで「クーパー」が多い。「JCW」も設定されるが割合は少なめ。

[2nd Generation]
3ドアを基本としつつ、クラブマン、クロスオーバー、クーペ、ロードスターなど全7タイプのボディで展開された2代目MINI。また、クロスオーバーをベースにスタイリッシュな2ドアに仕立てたペースマンという変わり種も。


全7タイプのボディあなたはどれがお好き?
 2007年に発売された2代目MINI。初代から正当進化したことに加え、ボディバリエーションを拡大することで新たなユーザー層の開拓を目指した。基本となる3ドアは、初代のイメージを引き継ぎつつも質感を高めることで、プレミアムブランドの地位を確固たるものにした。
 クラブマン、クロスオーバーなどの派生車は、初代MINIのウイークポイントだった実用性を克服。逆にクーペ、ロードスターといったパーソナル志向のボディタイプが存在したのも2代目ならでは。選ぶ楽しさが豊富なのも特徴といえそうだ。


[MINI 3ドア(先々代)]低予算でも探せる2代目の3ドア
 発売から18年、販売終了から11年が経過しているが、中古車としてはまだ現役の2代目MINI3ドア。古さを感じさせないデザインや軽快な走りは、令和の時代でも十分楽しめる。中古車物件は非常に多く、相場も下がって買いやすい。価格重視なら前期型、コンディション重視なら後期型がおすすめ。

中古車参考価格帯:40万円~180万円(07年~13年 3ドアのみ、JCWを除く)


この世代までインパネ中央に大きなスピードメーターが備えられていた。BMW製なので品質が高いことも魅力だ。

Variation

MINI コンバーチブル(先々代)
 この世代ですでにワンタッチでのオープンは可能。100万円以下の手頃なオープンカー。中古車参考価格帯:80万円~190万円(09年~16年 コンバーチブルのみ、JCWを除く)


MINI クラブマン(先々代)
 右側のみ観音開きタイプのドアを備えたミニワゴン。安価な物件が豊富に流通している。中古車参考価格帯:40万円~210万円(07年~15年 クラブマンのみ、JCWを除く)


MINI クーペ
 シリーズでも特にスポーティだったのがクーペ。低重心ボディで走行性能が高かった。中古車参考価格帯:100万円~210万円(11年~15年 クーペのみ、JCWを除く)


MINI ロードスター
 MINIをベースにオープン2シーターに仕立てた1台。中古車市場では希少で探しにくい。中古車参考価格帯:100万円~250万円(12年~15年 ロードスターのみ、JCWを除く)


MINI クロスオーバー(先々代)
 MINIのファンを拡大させたもうひとつの主役。100万円以下の物件が充実している。中古車参考価格帯:60万円~200円(11年~17年 クロスオーバーのみ、JCWを除く)


MINI ペースマン
 クロスオーバーのクーペ版といえそうなペースマン。個性的だが物件数は少なめだ。。中古車参考価格帯:60万円~150万円(13年~16年 ペースマンのみ、JCWを除く)


[1st Generation]
BMWが手がけた最初のMINI。それ以前のオリジナルミニからひとまわりサイズアップ。ボディタイプは3ドアとコンバーチブルのみと、シンプルなラインアップだった。


[MINI 3ドア(初代)]物件数は減少傾向 価格は底値の初代
 登場してから四半世紀が経とうとしており、相場は安いが中古車市場での物件がかなり少なくなってきた。当時のコンパクトカーとしては群を抜いて高剛性なボディゆえ走りは今でも楽しめる。しかしコンディションのよい個体が少なく、入手難易度は以前と比べて上がっている。

中古車参考価格帯:30万円~110万円(01年~07年 3ドアのみ)


中古車グレード比率
ワン8%クーパー53%クーパーS35%JCW GPキット4%
ガソリンのみのラインアップだが、グレード名は2代目や3代目と同じ。一番人気の「クーパー」が最も多い。なお、この時代の「JCW」はキット販売だった。

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