ルノーは、スパとモンツァで高い戦闘力を発揮した。このふたつのサーキットは、直線区間が多いためにダウンフォースを減らし、最高速を伸ばすセッティングにすることが多い場所。ルノーはこのような”低ダウンフォース”が求められるサーキットに適していることが、この2戦で明らかになった。
しかし続くムジェロでも、ルノーは速かった。最後、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンに抜かれたものの、ダニエル・リカルドが4位に入ってみせたのだ。しかも、一時は2番手を走るという快走ぶりだった。
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リカルドはこのムジェロでのパフォーマンスが、今後レース開催が予定されているサーキットでも、高いパフォーマンスを発揮することができる前兆であると考えているようだ。
「表彰台に近付いたのに……ちょっと悲しいかもしれないね」
リカルドはレースを振り返り、そうコメントした。
「しかしパフォーマンスを見返してみると、戦闘力が高いと期待してはいなかったサーキットだった」
「ムジェロでは高いダウンフォースが必要だし、僕らはそういうコースを、これまであまり得意としてこなかった。バルセロナのようなサーキットは、僕らにとっては強みではない。でも、そういう部分で良い形で進歩することができたんだ」
「それは、今後に向けた励みになると思う。今回のパフォーマンスは、大きなダウンフォースが必要なサーキットに向け、僕らを楽観的にしてくれる」
「マシンを良いポジションに置くことができているようだ。僕らのいるグループは大接戦だけど、僕らのレースペースはしっかりしていると思う。だから僕らは予選を好位置で終えることができれば、良い位置で戦うことができるんだ」
ルノーのスポーティング・ディレクターであるアラン・パルメーンは、ムジェロでの好材料は、リカルドがセルジオ・ペレス(レーシングポイント)を抜くことができたという事実であるという。
「直線スピードでレッドブルやメルセデスを倒すには、まだ速さが足りない」
そうパルメーンは語った。
「最後の12周で起きたことがそれを示している」
「しかし注目すべきなのは、最後の12周で、ペレスに対して5.2秒もの差をつけたということだ。それが重要なんだ」
「表彰台を獲得できなかったのは残念だ。それができれば素晴らしかっただろうが、残念ながらまだレッドブルともレースができていない。もちろん、メルセデスとも戦えていない」
「でも、我々はレーシングポイントと戦い、マクラーレンと戦い、フェラーリとも戦った。そして彼らをまとめて打ち負かしたのだ。それが重要なことだ」
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