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ル・ボランチームが今年も参戦! 第4回メディア対抗タミヤRCカーロードスター1時間耐久レース

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ル・ボランチームが今年も参戦! 第4回メディア対抗タミヤRCカーロードスター1時間耐久レース

その楽しさは本物同様! タミヤ製RCカーを使った1/10ロードスター耐久レース!

毎年、筑波サーキットを舞台に開催されている「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」。その前哨戦として、こちらもすでに恒例となったタミヤ製電動RC(ラジオコントロール)カーによる「第4回メディア対抗タミヤRCカーロードスター1時間耐久レース」が、今年も去る8月28日(水)に開催された。本戦でのコースイン順を賭けたこの戦いにル・ボランチームも参戦! 本戦同様の盛り上がりを見せた、RCカー版耐久レースの模様をお送りする!

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絶対に負けられない戦いがそこにはある……。

今年ですでに4回目を迎えるこのレース、実は我々ル・ボランチームは、その第1回と第2回大会で勝利を収めているなかなかの強豪チームなのである。ところが3連覇を目指して参戦した昨年、永遠のライバル(向こうはそう思ってないかもしれないけど)CAR GRAPHICチームに完敗! 今大会は王座奪還を賭けた、「絶対に負けられない戦い」なのである(昨年の模様はこちらから)。

レースはその名称どおり、タミヤの電動RCカーを使用した1時間の耐久レース。マシンは1/10サイズに縮小されたロードスターという点はこれまでと同じだが、その中身が昨年まで使用していた前輪駆動のM-05シャーシというモデルから、今年6月に発売されたばかりの後輪駆動シャシー「M-08 CONCEPT」へと変更され、より実車に近い構造と走りとなった。

戦いの舞台はマツダR&Dセンター横浜内に設置された特設コース。レースは午前と午後の2部制になっており、ル・ボランチームはライバルであるCAR GRAPHICチームを含む午後の部に出場することになった。

午前中に開催された第1部では「ザ・モーターウィークリー」チームが300周+ボーナス20周の合計320周をマークして暫定1位を獲得。そう、このレース、女性ドライバーの有無やチームドライバーの人数、ボディペイントの美しさなど、主催者側から出された様々なお題をクリアするとボーナス周回が加算されるため、それを踏まえたチーム編成やボディ作りが必要とされるのだ。女性ドライバーの擁立に今年も失敗した(泣)ル・ボランチームは、ドライバーの人数を増やすことでボーナス周回を獲得することを選択。昨年同様、メディア耐久本戦でドライバーを務めるハギワラをリーダーにしたオジさ……じゃないナイスミドル5名でチームを編成し、まずはボーナス20周をゲットすることに成功した。




 

波乱の幕開け!? 決勝レースがスタート!

練習走行やドライバーズミーティング、コンクールデレガンス、集合写真の撮影が終わりいよいよレース本番! 1時間にわたる戦いの火蓋が切って落とされた! 決勝前に行われた1分間の予選タイムアタックでマツダ人馬一体チームに続く2番手ポジションをゲットしたル・ボランチームだが、第1ドライバーであるハギワラがスタートでいきなり痛恨のミス! 今年から導入された後輪駆動のマシンに慣れないせいかその後もペースがまったく上がらず、あれよあれよという間にとライバルたちに次々追い抜かれ、ついには最下位である9位にまでポジションダウン! スタートからいきなりの大ピンチで王座奪還に早くも黄色信号が灯る!

そのまま10分が経過し全車が一斉にピットイン! 今回のレースでは10分毎のドライバーチェンジが義務付けられており、ここで最下位ル・ボランチームも第2ドライバーであるえばてぃにバトンタッチした。ピットアウトした時点でトップとの差は10周前後。バッテリー交換で時間を要するライバルたちを尻目に、無給油ならぬバッテリー無交換作戦で素早くコースへと戻り、一気にポジションをアップ! トップ奪還に向けた追撃態勢へと移る!

今回のレースではバッテリーの使い方も重要なポイントとなってくる。電動RCカーの場合、走行時間が長くなるほどバッテリーの電圧が下がってくるため、クルマのスピードも当然遅くなる。今回は支給されるバッテリーの本数が各チーム4本ずつと決められているため、速いドライバーが走るタイミングに合わせてフレッシュなバッテリーを投入できるかが、勝負の分かれ目ともなってくるのだ。

安定した走りでライバルたちを次々抜き去り、確実に順位を上げていくル・ボラン号! 次のドライバーチェンジとなる20分経過時にはポジションを4番手にまで回復し、第3ドライバーであるイサワにチェンジ! 合わせてフレッシュバッテリーへと交換してコースに復帰する。

ここからル・ボラン号はさらにジャンプアップ! 早々にポジションを3位にまで回復し、トップ争いを繰り広げるCAR GRAPHICとマツダ人馬一体チームと変わらぬペースでジリジリと追い上げていく! フレッシュバッテリーの効果もあってか次のドライバーチェンジである30分経過の段階で、2位を走るマツダ人馬一体チームの背中をついに捉えた!

第4ドライバーはレース直前に急遽参戦が決まったイヅツ。RCカーを走らせるは昨年のこのレース以来1年ぶりというだけに、トップ2台に迫ることはできないが、堅実な走りで3位のポジションをキープ! 第5ドライバーのオーサカへとバトンタッチした。

トップは、他車を圧倒する走りで快走を続けるCAR GRAPHIC、2番手にはマツダ人馬一体チームが続き、その後方6~7周差でル・ボランチームが追う展開! ちなみにCAR GRAPHICチームはボーナス周回なし、マツダ人馬一体のボーナスは10周のため、最後までこの差をキープできれば総合優勝の可能性も十分見えてくる。そしてラスト10分、最後のドライバーチェンジへと全車がピットに入ってくる!

ボーナス周回が勝敗のカギに! 王座奪還なるか!?

全チームのエースドライバーが揃うこの最終スティントはイサワが再び担当。温存しておいたフレッシュバッテリーで、トップ2台を追う! が、上位を走る3台がほぼ同じペースで周回を重ねるだけに、その差はなかなか縮まらない! そしてついにレースは1時間を経過! トップフィニッシュはCAR GRAPHIC、マツダ人馬一体が2番手、そしてル・ボランが3位でゴールした!

そして、いよいよボーナス周回数をプラスした最終リザルトが発表される表彰式、その結果は……。1位CAR GRAPHICとの差を15周、2位マツダ人馬一体との差を8周になんとかとどめ、我がル・ボランチームが逆転優勝! 総合成績でも第1部優勝のザ・モーターウィークリーを2周上回り、見事王座奪還に成功した!




実車ではなかなか体験できない、レースの世界を手軽に楽しむことができるタミヤの電動RCカー。レース中のハラハラ、ドキドキは本物とまったく同じだけに、クルマ好きやレースファンならハマること間違いなし! ル・ボランチームも来年の連覇を目指してRCカーの練習に頑張るぞー!

 

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