元フェラーリF1エンジニアのロブ・スメドレーは、メルセデスはジョージ・ラッセルに代わってマックス・フェルスタッペンを起用できるなら、100%それを選ぶだろうと語った。
4度のチャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペンは、現在の苦戦を踏まえ、レッドブルとの決別を考えているのではないかという噂が以前から流れている。最近のパフォーマンス低下に加え、エイドリアン・ニューウェイが昨年アストンマーティンに移籍したことや、ホンダの離脱が控えていることも、この憶測に拍車をかけている。
■フェルスタッペンが”レッドブル離脱”を検討するのは「賢明」と語る96年F1王者ヒル
フェルスタッペンは2028年までレッドブルと契約を結んでいるものの、他チームへの移籍、特にメルセデスに移籍するのではないかと何度も噂が流れている。
フェリペ・マッサの担当エンジニアとして有名なスメドレーは、『F1 Nation』のポッドキャストに出演し、難しい問題だと前置きした上で、もし自分がメルセデスのトト・ウルフ代表なら、現在チームを引っ張るジョージ・ラッセルよりもフェルスタッペンとの契約を優先するだろうと語った。
「難しい問題だね。4度のワールドチャンピオンに輝いたドライバーは、非常に特別なドライバーのひとりであり、マシンの実力以上の走りができるドライバーはほとんどいないからだ。彼はマイアミGPの土曜日にそれをやってのけたし、レースのスタートでもそうだった」
「つまり、あなたが私に尋ねていることは、今グリッドにいる他の誰よりもマックス・フェルスタッペンを自分のマシンに乗せたいと思うだろうか、ということだろう?」
「もし私がこの決断を下す立場にあるとしたら、イエスだ。100%そうするよ。間違いなくね」
1996年のF1王者であるデイモン・ヒルも最近、フェルスタッペンの将来について語っている。2026年に新しいレギュレーションが適用された後、各チームの立ち位置を見極めるためにも、このスポーツからしばらく離れることはフェルスタッペンにとって有益かもしれないと彼は主張した。
「レッドブルはマックス・フェルスタッペンを残留させるために戦っている。つまり、契約には条項がある。パフォーマンス条項があることは明確に説明されている」
「正直に言おう。彼は100%以下の結果を出したことはない。だからレッドブルがパフォーマンス条項を満たせていなければ、彼がどこへ行こうと自由だ。だからレッドブルはプレッシャーを感じている」
「彼がどこに行けるのか? 私には分からない。ジョージはメルセデスと再び契約をする寸前だと言われているし、そうなるとその話は立ち消えになってしまう。分からないよ」
「彼は(サバティカル休暇を)するかもしれない。レギュレーションが変更された後、風向きがどうなるかわかるときに(移籍)するのは賢明なことかもしれない。彼はまだ若いし、世界選手権を4度制している」
「今シーズン末の向こう側に何があるかなんて、誰にも分からない。何が起きるだろう? 彼が来年、腰を落ち着けて、それからゴーを出すかもしれない。この先10年、未来がどんな方向に向かうかは見えるし、どんなチームでもうまくいっていれば、マックスを獲得するための資金を捻出することができる」
レッドブルは苦戦を強いられているものの、フェルスタッペンはマクラーレンのオスカー・ピアストリとランド・ノリスに次ぐランキング3番手につけている。
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