■「給油口」開けっ放し… 「キャップ忘れ」は伝えてあげよう
街中やガソリンスタンドなどで給油口のフタ(リッド)がきちんと閉まっておらず、半開きのクルマを見掛けることがあります。
【画像】「ええぇぇ…!」 これが給油口の中身です! 意外な構造を画像で見る!(25枚)
果たしてこの場合、ドライバーに声をかけるべきでしょうか。
クルマを運転しているとき、あるいは歩道を歩いているときなど、ふと走行中や停車中のクルマに目をやると、給油口のフタが半開きになっている場面に遭遇することがあります。
給油や窓拭きなどをスタッフがやってくれるフルサービスのガソリンスタンドでは、給油が終わったあとにスタッフが「キャップOK、ロックOK」といった具合に、指差し点呼をして確認するところが多いため、給油口のフタの閉め忘れはよほどのレアケースです。
フルサービスのガソリンスタンドでアルバイト経験がある筆者(松村透)も、研修時に店長から「キャップOK、ロックOKの動作を必ず習慣づけてください」と教わりました。
しかし現在、フルサービスのガソリンスタンドの数は減少。今では全国のガソリンスタンドのおよそ4割がセルフ式といわれるなか、「ついうっかり」給油口のフタの閉め忘れたまま出発してしまうアクシデントが起こっても、不思議ではありません。
特に、普段クルマを運転しない人がセルフ式で給油したあと、慣れていないことから閉め忘れてしまうというのは大いにあり得る話といえます。
では運転中、あるいは歩いているときなど、街中で給油口のフタが半開きになっているクルマを見つけた場合、ドライバーに声をかけるべきでしょうか。
こればかりはケースバイケースなので、そのときの状況に応じて対処することになりそうです。
もしドライバーに「声をかけられそうな状況」なのであれば、給油口のフタの閉め忘れたままであることを伝えるのがベストでしょう。
しかし、この時点では緊急事態ではないので、「安全に配慮したうえで可能な範囲で」の判断や行動で良いといえます。
もし、これがガソリンスタンドの敷地内であった場合なら、路上ではなくクルマを停められるため、可能であれば声をかけた方が良いでしょう。
ただし、親切心で給油口のフタを閉じてあげようとしたら、「勝手に触らないでください」といわれるリスクもゼロではないので、さりげない声かけか「こちらで閉めてもいいか」を確認した方が、トラブル回避になるでしょう。
何とも世知辛い話ではありますが、こちらとしてもモヤモヤだけが残るだけなので、親切心が仇になることは避けたいところです。
ただし、給油口のフタでだけではなく「給油キャップが装着されてない状態」だとしたら話は変わってきます。
もし満タン付近までガソリンが入っていたら、走行中の振動や傾きによってタンクからこぼれ出す可能性もゼロではありません。
ガソリンは非常に引火性が高い危険物なので、こぼれたガソリンが走行時の何らかのきっかけで引火して爆発する可能性さえあります。その場合、周囲の人を巻き込んだ大惨事にもなりかねません。
そうでなくても、本来であれば密閉する役目を持つキャップがない状態のままなので、揮発性の高いガソリンがどんどん蒸発していき、やはり爆発する可能性があります。
つまり、「給油キャップが装着されてない状態」である場合、一刻も早くそのクルマのドライバーに知らせる必要があります。
ただし、走行中に後方からパッシングやクラクションを鳴らすというと、あおり運転と勘違いされてしまうかもしれません。
さまざまな対処法が考えられますが、信号待ちで停車したタイミングなどで、自身のクルマのハザードランプを点灯させ、周囲の安全確認をしたうえで、直接声をかけにいった方が良さそうです。
それこそあおり運転だと勘違いされそうですが、「給油キャップを閉め忘れている」という異常事態を伝えれば、たいていのドライバーは理解してくれる…はずです。
もちろん、場合によっては憎まれ役になってしまうかもしれませんが、給油キャップがない状態での走行は、一刻も早く対処すべき事態であることを認識する必要がありそうです。
ちなみに最近のクルマは、給油キャップがゴムや紐などで給油口のふたとつながっていて紛失を防止していたり、そもそもキャップがなくノズルを差し込めば給油できるキャップレスタイプもあります。
これならキャップの閉め忘れや紛失の心配もないので安心ですが、油断大敵です。肝心のフタを閉め忘れることがあるからです。
自戒の念を込めて「キャップOK、ロックOKの動作」を習慣づけておきたいところです。
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みんなのコメント
ほっときます。
右にロールするたびにガソリンぶち撒いてる
まさにパッシングで知らせようとしたが
記事のとおり煽りだと思われてた
今にして思えばガソリン撒く車の後ろを走るなんて
危険極まりない事この上なかったと反省