2020年F1シュタイアーマルクGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは1周目にチームメイトのセバスチャン・ベッテルと接触、2台揃ってリタイアとなってしまった。
予選11番手のルクレールは、予選中にダニール・クビアトの進路を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを受け、14番グリッドからのスタートとなった。オープニングラップのターン3で、ルクレールは前を行くベッテルのイン側に入りこんだが、スペースがなく両者は接触。ベッテルのリヤウイングが外れ、ルクレールのフロントウイングとフロアがひどいダメージを負った。2台はピットに戻り、ベッテルはそのままリタイア。ルクレールはタイヤ交換をしてコースに戻ったものの、レースを続行できる状態ではないことが分かり、続いてリタイアすることとなった。
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■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 決勝=リタイア
今日起きたことは、明らかに僕のせいだ。他に言えることはない。すべての責任を負う。ミスをしてしまった。謝罪して済むことではないと思っている。
今の僕らにはまだ大量のポイントを獲得できるだけのパフォーマンスはないかもしれないが、そのなかですべてのチャンスをものにしなければならない。今日もチャンスがあったと思う。先週のグランプリがそうだったようにレースでは何が起こるか分からないし、1ポイント1ポイントがとても重要なんだ。なのに僕らは1ポイントも持ち帰ることができなかった。
チームのためにいい仕事をしたいと意気込んでいて、あそこで3つか4つポジションを上げられるかもしれないと思った。それで思わずアクションを起こした。でも実際には、あそこにチャンスはなかった。
ここにアップグレードを導入するために働いてくれたチームの皆にとって、厳しい結果になってしまった。今厳しい時期を過ごしている僕らには不必要な出来事だ。
チームとセブに対して謝罪した。セブは何も悪いことをしていない。今日僕は皆を失望させてしまった。本当に申し訳なく思っている。このことから学び、次にはもっと強くなって戻って来る。
(Formula1.comのインタビューで語り)自分にがっかりしている。今日の仕事はひどかった。チームを失望させてしまった。謝るだけでは足りないと分かっているけれど、とにかく申し訳ないとしか言いようがない。
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