2009年のF1王者であるジェンソン・バトンは、F1カナダGPでチームメイトのオスカー・ピアストリと接触してしまったランド・ノリス(マクラーレン)について、大きな損失ではあったものの、これが転機になると確信しているようだ。
カナダGPの終盤、マクラーレンのふたりは4位争いを繰り広げていた。ホームストレートでピアストリの左側にマシンを動かしたノリスだったが、ピアストリのマシンとピットウォールに挟まれるような格好となり、クラッシュしてしまった。
■”同士討ち”経験者ロズベルグが語るノリスの弱点「彼には精神的な脆さがある」
現在は解説者を務めるバトンはマクラーレン時代に自分がルイス・ハミルトンをチームメイトにレースをしたことを引き合いに出し、マクラーレンの後輩ふたりの対決を楽しんでいると認めた。
ニューヨークで行なわれた映画『F1/エフワン』のワールドプレミアで、バトンはノリスに対する信頼を明らかにした。
「ああ、あれはランドのミスだったけど、そういうことは起こるものだ。ご存知の通り、ルイスと僕は14年前、同じストレートで接触している(2011年カナダGP/ハミルトンは接触でリタイア。バトンは紆余曲折の末に優勝)。そういうことは起こるものなんだよ」
リタイアによって、無事4位でフィニッシュしたポイントリーダー、ピアストリとの差が22ポイントまで広がったことは、ノリスにとって十分な罰になっただろう。
バトンはチームメイト同士の戦いを大歓迎していると語り、いつになるか分からない次のチャンスを待つべきではないと指摘した。
「チーム内の争いは、世界選手権を争う戦いなので、僕はそれが好きだ。彼らが激しく争っていることは素晴らしいことだよ」
「彼らはミスもするだろう。今は彼らにとって重要な時期だ」
「だが彼らは、暴れ牛の角を掴むように戦わなければいけない。なぜなら、次のチャンスがいつ来るか分からないし、規則変更でどうなるか分からないからだ。そのため、彼らは今年の選手権のために必死に戦っているんだ」
バトンは、今回の一件はノリスが自身のメンタルと戦う上での転機となる瞬間だと信じている。
「彼はコーナーを曲がったと思う。ダジャレじゃないけど、転機を迎えたんだ。自分の力に自信を持ち、全てを出し切るという点では本当にそうだと思う。だから、彼がそこから前進するのを本当に楽しみにしている」
ノリス自身も、ニューヨークでカナダでの出来事を振り返り、Sky Sportsに次のように語った。
「起こったことは起こったことで、当時は後悔し、謝罪した。残念ながら、これもレースの一部だ」
「僕はそれを受け止め、前へ進まなければならない。次のレースに目を向け、より良い結果を出すために、あの馬鹿げたミスをしないようにしなければならない」
「多くのポジティブな要素があり、それらを確実に振り返り、持っているものを活かすようにする。良いリズムに乗れば、きっとハッピーになれると確信している」
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