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【開発者に訊く】ロブテックス オートリベットフィーダー「ARF-810E」電動化で作業環境を改善する

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【開発者に訊く】ロブテックス オートリベットフィーダー「ARF-810E」電動化で作業環境を改善する

大阪府東大阪市にあるロブテックスは「エビ印工具」でおなじみの一部上場のツールメーカーだ。工具では「モンキレンチ」が特に有名だが、工業用ツールにおいてもグローバル展開をしている大手企業である。

創業135年の老舗企業であるロブテックスは1888年に両手バリカンを発明し、製造したところから始まる。その後「モンキレンチ」などの作業工具からファスニングツールなどの工具全般を国内製造、販売している。「腰が曲がるまで使える丈夫な工具」を意味するロブスターのトレードマークは多くの職人さんから信頼の証として支持をうけている。

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オートリベットフィーダーとは?

今回取材させていただいたオートリベットフィーダーだが、いわゆるファスニングツールと呼ばれるツールの一つで、「ブラインドリベット」を自動的にリベッターに供給するマシンである。リベットは自動車はじめ、航空機、家電製品の製造など様々な分野で使用されている。ロブテックスは、ブラインドリベット、リベッター、それと今回のオートリベットフィーダーを製造、販売しており、海外での需要も高く、ドイツの大手自動車メーカーからもオファーが来る世界ブランドである。

電動化の必要性

これまで、工場における一般的な製造工程では、動力源としてエアが多用されており、コンプレッサーの使用が欠かせないが、カーボンニュートラルはじめ、省エネ、環境整備などの課題をクリアするべく、エアレス化が進んでいる。

そこで、ロブテックスはツールの電動化でエアレスに対応。リベッター、リベットフィーダーにおいて、サスティナブルな製品を開発した。

オートリベットフィーダー「ARF-810E」の開発

オートリベットフィーダー「ARF-810E」の開発担当者の有吉 伸介チームリーダーに話を聞くことができたので、動画と合わせてご覧いただきたい。

オートリベットフィーダーを電動化するにあたってはブラインドリベットの供給方法の見直し、安定した供給が求められた。出来上がった「ARF-810E」は要求された性能をクリアしただけでなく、鉄板の無機質なボディから、角のない丸くなった樹脂製のボディが付いて、安全性が高まり、軽量化にもつながった。

その性能は、手で装填するのに比べて2倍近い速さでブラインドリベットを打つことができるので効率が高まる。そして、電動化によりカウンターが付いて、作業者は作業に集中することができるので打ち忘れを防ぎ、ストレスを低減できるようになり、ヒューマンエラーを防ぐことができる。

自動車工場をはじめ、ブラインドリベットを使用する工場において、作業効率、安全性の向上、エアレスによる環境配慮でサスティナビリティを実現するロブテックスのオートリベットフィーダー「ARF-810E」は、世界の作業現場で活躍する。

https://youtu.be/ceQUOv7iyG8Text:アウトビルトジャパンPhoto:アウトビルトジャパン、ロブテックス

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