■実際どうなのか
夕夜におけるクルマの運転では、ヘッドライトを付けることが義務付けられています。
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そんな中、対向車とすれ違う時に、相手が「ハイビーム」のままで、眩しい思いをしたことがあるかもしれません。
「ハイビームのまま」だと気がつかないものなのでしょうか。またそれをドライバーに知らせる方法についても考えてみました。
警察庁が発表している統計によると、2020年から2024年の5年間における死亡事故発生状況を分析した結果、日の入り時刻と重なる17時台から19時台に多く発生していることが分かっています。
また、夕暮れ時の時間帯には、自動車と歩行者が衝突する事故がもっとも多く発生しており、事故類型別では、横断中が約8割を占めているといわれています。
そのため警察庁では、ロービームよりも2倍以上遠くから歩行者を早期に発見することが可能だとして、ハイビームの使用を積極的に呼び掛けているのです。
法令によるロービームの正式名称は「すれ違い用前照灯」、ハイビームは「走行用前照灯」と表現されます。
ちなみに、保安基準におけるロービームの性能上の基準は「夜間にその前方40mの距離にある交通上の障害物を確認できる性能を有するもの」と定められています。
同様にハイビームは「夜間にその前方100mの距離にある交通上の障害物を確認できる性能を有するもの」と決められています。
しかし、対向車や先行車がいる場合、ハイビームのまま走行するのは周囲のドライバーにとってはいささか迷惑な話です。
この状況でハイビームのままで走行した場合、前方を走行するクルマに対する妨害運転、つまり「あおり運転」のひとつである「減光等義務違反」に該当する恐れがあるため注意が必要です。
さらに「減光等義務違反」は取り締まり対象であり、普通車であれば違反点数1点と6000円の反則金が科されてしまいます。
もちろん「うっかりしていました」や「気づいていませんでした」は理由にならず、「対向車や先行車がいる状態でハイビームのまま走行していた」ことが違反の対象となってしまうため、ドライバー本人にとっては何ともやり切れないものがあるでしょう。
夕暮れ時や夜間、あるいはトンネル内などを運転していて、すれ違う対向車のドライバーがやたらとパッシングしてくる…という経験はありませんか。
さまざまな要因が考えられますが、もしかすると自車がハイビームのまま走行している可能性があります。対向車のパッシングは、「あなたはハイビームですよ。眩しいですよ」というメッセージなのかもしれません。
また対向車のドライバーが意図的にハイビームにして「ハイビームで走行しているよ」と教えてくれる場合もあります。
「おかしいな」と思ったら、すぐさま自身のクルマのライトの向きがハイビームになっていないか確認してみてください。
ついうっかり、ハイビームのまま走行していることがあり、筆者(松村透)も経験があります。
いっぽう、これが後続車となると、相手のドライバーに知らせるのも一苦労です。
信号待ちなどで停車できそうなタイミングと周囲の安全を見計らって、クルマを降り、後続車のドライバーに直接話しかけるなどして「ハイビームのまま走行しているよ」と伝えるのが良さそうです。
このとき、後続車のドライバーがすぐにロービームに戻せれば一件落着なのですが、話しかけようとした相手が「こちらへ向かってきた!喧嘩をふっかけられる!」とパニックになってしまう場合があると困ります。
追突事故などのリスクがあるのでその場で対処せず、2台で安全な場所に移動して再度停車し、後続車のドライバーを落ち着かせてあげてください。
パニック状態が収まったところで、改めてロービームに戻す方法を教えるか、直接直してあげる方法が良さそうです。
「自分はそんなことはやらない」と思うかもしれませんが、意外とベテランのドライバーでも「ついうっかり」ハイビームにしてしまうことがあるので注意が必要です。
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