F1第10戦イギリスGPのスタート直後から、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)は激しいトップ争いを展開した。しかしターン9のコプスで2台は接触、禍根を残す結果となってしまった。
ハミルトンはフェルスタッペンのイン側に飛び込んで並びかけたが、フェルスタッペンもアウト側で踏ん張った。その結果、ハミルトンの左フロントタイヤがフェルスタッペンの右リヤタイヤと接触。フェルスタッペンのマシンはタイヤバリアまで高速で弾き飛ばされ、51Gもの衝撃を受けたフェルスタッペンは念の為、病院に搬送された。
■F1イギリスGPでの1周目の事故で51Gの衝撃……フェルスタッペン無事退院「マーシャルと医療スタッフに感謝」
ハミルトンはこの件で10秒のタイム加算ペナルティを受けたにもかかわらず優勝を飾り、自分は何も悪いことをしていないと断言した。
「この1週間、僕は全力を尽くしてきた」とハミルトンは振り返った。
「ファクトリーにも行って、ひたすら頑張ってきた」
「みんなと一緒にクルマの性能を引き出す努力をしてきたが、仕事を続けてくれたみんなをとても誇りに思う」
「もちろん、僕は常に慎重に物事に取り組むようにしているけど、特にマックスとのバトルについてはそうだ。彼がとてもアグレッシブであることを知っているからね。そして今日は、僕は完全に彼と並んでいたし、彼は僕にスペースを残さなかった」
「ペナルティに同意するかどうかにかかわらず、僕はそれを受け止めて、ひたすら仕事を続けた。何にも邪魔されるつもりはないぞという感じだったんだ」
ハミルトンはそう主張しているが、スチュワードはハミルトンがわずかに遅れてコーナーに進入しており、ハミルトンの過失が大きいと判断した。また、レッドブルはこの事故について当然ながら激怒しており、FIAにハミルトンへのさらなる措置を講じるよう求めている。
レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは強い言葉でハミルトンを非難。レース出場禁止を含む、より重い制裁を受けるべきだと主張した。
「サーキットの中でも最も速いコーナーで、彼のフロントホイールが我々のリヤホイールに激しく接触した場合、それは単なるレース中のアクシデントではない」
「過失のある危険な行為だ。最大のペナルティがどうなっているかは分からないが、あのような危険で無謀な行動は、出場停止などの罰則を与えるべきだ」
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みんなのコメント
イン側にスペース残ってるでしょ。
そして君の車体はマックスに全然並んでないでしょ。
去年までは余裕こいてたのに、今年危うくなると途端に本性表したね。
そんなんだから7冠という偉業の割にまるでリスペクトされてないんだよ、君は。
故意ではなかったにせよ、お前が引かずに前にいるライバルの後輪にに車をぶつけてしまったのは事実。
それで勝ち取った優勝。嬉しいですか?良きライバルならば、なぜフェルスタッペンの怪我の有無に気を使わないのか?今は亡きセナなんて、レース中でも自分の車を止めて事故した選手を気遣い駆け寄った事があったが一流ドライバーとはそうゆうものではないのか?相手に車をぶつけておいて優勝して子供みたいにはしゃいでるあなたは尊敬できない。