トロロッソ・ホンダ勢は、F1アメリカGPを痛恨の無得点で終えた。
ダニール・クビアトは13番グリッドからスタート。レース中追い上げを見せ、10番手でのフィニッシュとなったが、またしてもチェッカーフラッグ後にタイム加算ペナルティ……最終的には12位となった。
「今日は難しいレースだった。直接のライバルと比較すると、少しペースが足りなかった。僕らはいつもより、タイヤを使ってしまっていた……それを分析する必要がある」
そうチームのプレスリリースにコメントを寄せたクビアトだが、またしても科せられたペナルティに納得がいかないと語る。彼は前戦メキシコGPでも、最終ラップでニコ・ヒュルケンベルグに追突したとして、10秒のタイム加算ペナルティを受けた。今回はレーシングポイントのセルジオ・ペレスとの接触により、5秒のタイム加算を科せられたのだ。
「こういう問題があっても、僕は最終ラップのコース上で10位を手にすることができた。厳しかったけど、フェアな動きだったと思う。それは、僕らが見たいと思っていた、素晴らしいレースだったはずだ。そして今シーズンこれまで、こういうことをやっても、ドライバーがペナルティを受けることはなかった」
そうクビアトは憤慨する。
「僕はこのペナルティに腹を立てているし、失望している。これは、僕らのスポーツに必要なモノだとは思わない。
クビアトのチームメイトであるピエール・ガスリーは、予選でも好調な走りを見せ、決勝でも終始トップ10を走っていた。しかしペレスに接触されたことでマシンにダメージを負い、チェッカーを受けることができなかった。
「僕はレースのほとんどでトップ10を走り、マクラーレンと足並みを揃えていた。本当に良いレースだった」
そうガスリーは語る。
「でも最終的にはセルジオとの戦いになり、ターン13で接触してしまった。そして右フロントのサスペンションが壊れてしまったため、リタイアせざるを得なかったんだ」
「僕らは戦っていた。そして彼はターン13のイン側に入ってきたんだ、そして僕の右フロントタイヤに触れて、それによってサスペンションが曲がってしまった」
「大した事件ではなかったかもしれない。でも、僕をポイント圏内から追い出し、レースを終わらせるのには十分だった。力強いレースだったにも関わらず、こういう形で終わらなければいけなかったのは残念だ」
今回無得点に終わったトロロッソは、レーシングポイントが1ポイントを獲得したことで、コンストラクターズランキング7番手に後退してしまった。残りは2戦。テクニカルディレクターのジョディ・エジントンは、ランキングを取り戻すために全力を尽くすと誓う。
「残念ながら、アメリカでのコンストラクターズチャンピオンシップでのポジションを失ってしまった。しかし、挽回するにはあと2レース残っている。そのために懸命に働き、準備を整えるつもりだ」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「ここまで苦しんだことはなかった……」角田裕毅、19番手に終わったF1中国GPスプリント予選の苦戦に困惑
トヨタ、ランドクルーザー新型“250”シリーズの特別仕様車“First Edition”を限定8000台発売
5年ぶり開催のF1中国GP、路面は再舗装ではなくペイントしただけ? 複数のドライバーが不安視。サインツJr.「特殊な状況で処理されているみたい」
ランス・ストロールがトップ。ピアストリ、フェルスタッペン続く。角田裕毅は12番手|F1中国FP1速報
レッドブルF1は2025年も現在のコンビを継続か。パフォーマンスを改善したペレスがシート争いをリード
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?