現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 走った人しか理解できない!? 「サーキット走行」にハマる5つの理由

ここから本文です

走った人しか理解できない!? 「サーキット走行」にハマる5つの理由

掲載 更新 6
走った人しか理解できない!? 「サーキット走行」にハマる5つの理由

マイカーで始められるモータースポーツ

 サーキットはレース(競技)をするだけの場所にあらず。週末ともなれば一般のクルマ好きが多く訪れ、自らの愛車でスポーツ走行を楽しんでいる。しかし、未経験の人にとって、サーキット走行はハードルが高いのも事実。一時は走行会などのイベントは減ったものの、近年は若い頃に楽しんだベテランからサーキット初心者の若者まで人気が高まり、サーキット走行する人口は増えている。本稿では、一度でも走れば納得するであろう、サーキットの魅力について解説しよう。

クルマ好きを熱狂させた"走り屋"の名称 「ルーレット族」「環状族」「ドリフト族」ってなに?

アクセル全開!愛車の性能を味わえる

 ドライビングの技術やタイムといった難しい話は別として、クルマ好きなら愛車をアクセル全開で走らせることに、興奮や楽しさを感じない人はいないはず。その魅力は場所を問わず味わえるかもしれないが、一般公道では無関係の人を巻き込んでしまう事故、またスピード違反などのリスクがある。他人に迷惑をかけずに愛車の性能を味わえる、それこそがサーキット走行の最大の魅力ではないだろうか。

 昔、峠などイリーガルなステージを経験した人なら、このメリットは計り知れないほど大きいことが分かるだろう。当然ながらサーキットならではのルールがあるけど、同じ目的を持った人が集まる場所なので簡潔にして明瞭だし、非合法なことをしている後ろめたさがないのは大きい。

コースアウトしても2次事故の可能性が低い

 続いては安全面。公道だろうがサーキットだろうが事故の可能性はゼロではないが、サーキットには「エスケープゾーン」と呼ばれる場所が設けられており、コースを飛び出したからといって事故に直結するとは限らず、またコース内のアクシデントを他車に知らせる体制が整っており、多重クラッシュといった二次災害も起きにくい。だからこそ愛車の性能を限界ギリギリまで試せる、というのもサーキットならではの魅力と考えられる。

上達したことが数値で明確にわかる

 サーキットにはラップタイムという明確な”速さの基準”がある。愛車のポテンシャルや装備だけでなく、気温や湿度といった気象条件にも左右されるものの、最初のうちは走れば走るだけタイムは上がりやすい。つまり、自分のテクニックが上達したことを、曖昧な感覚じゃなく数字で確認できるワケだ。タイムアップの壁を打破するために、クルマのセットアップやチューニングといった別の楽しさも生まれるし、タイムの壁を乗り越えたときの快感にのめり込む人も多い。

タイムアタックならライセンス不要で楽しめる

 また、多種多様なイベントがあるのもサーキットならでは。運転免許さえあれば参加できるタイムアタックやレースから、ライセンスを必要とする本格的な競技まで、好みや予算でよりどりみどりといえる状態。大半の走行会イベントはクルマの性能差が小さくなるよう、排気量などによってクラス分けされているケースが多い。完全なイコールコンディションにはならずとも、クルマの性能が似たり寄ったりのクルマどうしで勝負できるのは面白いし、互いに刺激を受けてレベルアップにも結び付くのだ。

同じ趣味を理解し合える友だちが増える

 最後に仲間やライバル、追いかけたい目標が作れること。先述のとおりサーキットとは、モータースポーツを趣味とする人が集う場所。それだけに共通の話題が多いし情報交換もできるだろう。同じようなタイムやの人や同車種のオーナーとは仲よくなりやすく、友だちが増えればサーキットに足を運ぶ目的や楽しさもまた増え、速いドライバーがいれば追いかけ追い越すべき目標にもなる。

 いずれも実際に走ってみなければ実感が湧かないかもしれないが、まわりの経験者に聞けばこの5つのいずれかを魅力として挙げると思う。最初は楽しさより緊張のほうが大きいのもみんな一緒。まずは少しだけ勇気を出して初めの一歩を踏み出してみよう。

こんな記事も読まれています

三菱「新型パジェロ」!? 登場“2026年”か!? 復活待望の「本格SUV」はタフ顔&高級感アゲアゲに? 大胆デザインの予想CG登場
三菱「新型パジェロ」!? 登場“2026年”か!? 復活待望の「本格SUV」はタフ顔&高級感アゲアゲに? 大胆デザインの予想CG登場
くるまのニュース
唯一無二の存在感をレゴで再現 「レゴテクニックKawasaki Ninja H2R」発売
唯一無二の存在感をレゴで再現 「レゴテクニックKawasaki Ninja H2R」発売
バイクのニュース
500%も! akippaがゴールデンウィークの駐車場混雑を予想
500%も! akippaがゴールデンウィークの駐車場混雑を予想
レスポンス
【ブレイズ】電動3輪スクーター「EVデリバリー」が豊橋農業協同組合に導入
【ブレイズ】電動3輪スクーター「EVデリバリー」が豊橋農業協同組合に導入
バイクブロス
ディーゼルは「オワコン」なんかじゃない! 「水素×ディーゼル」もアリのカーボンニュートラルに向けた可能性
ディーゼルは「オワコン」なんかじゃない! 「水素×ディーゼル」もアリのカーボンニュートラルに向けた可能性
WEB CARTOP
ヤマハ、復活へ向けて本腰。MotoGPスペインGP翌日のヘレス公式テストで”ニューマシン”をテストへ
ヤマハ、復活へ向けて本腰。MotoGPスペインGP翌日のヘレス公式テストで”ニューマシン”をテストへ
motorsport.com 日本版
駐車枠の予約に詳細な満空情報! 普段見慣れたSA・PAがもの凄い勢いでいま進化している
駐車枠の予約に詳細な満空情報! 普段見慣れたSA・PAがもの凄い勢いでいま進化している
WEB CARTOP
マツダ「和製スーパーカー」実車公開! 「ロータリー・ミッドシップ」降臨に衝撃! 斬新「RX500」幕張に登場で反響集まる
マツダ「和製スーパーカー」実車公開! 「ロータリー・ミッドシップ」降臨に衝撃! 斬新「RX500」幕張に登場で反響集まる
くるまのニュース
フェラーリF1、マイアミGPでSF-24のカラーリングを変更。2種類のブルーを取り入れたスペシャルバージョンを導入へ
フェラーリF1、マイアミGPでSF-24のカラーリングを変更。2種類のブルーを取り入れたスペシャルバージョンを導入へ
AUTOSPORT web
苦戦から一転。RBリカルド、F1中国GPでは「速さを感じていた」決勝ではあえなくストロール追突でリタイア
苦戦から一転。RBリカルド、F1中国GPでは「速さを感じていた」決勝ではあえなくストロール追突でリタイア
motorsport.com 日本版
カワサキ、2024年限りでWSBKのファクトリー参戦終了。復活するビモータにエンジン供給
カワサキ、2024年限りでWSBKのファクトリー参戦終了。復活するビモータにエンジン供給
motorsport.com 日本版
「岡山環状道路」2024年度延伸へ! 2本の国道結ぶ「南西区間」開通で岡山港方面も便利に
「岡山環状道路」2024年度延伸へ! 2本の国道結ぶ「南西区間」開通で岡山港方面も便利に
乗りものニュース
セゾン自動車火災保険、10月から「SOMPOダイレクト損害保険」へ
セゾン自動車火災保険、10月から「SOMPOダイレクト損害保険」へ
日刊自動車新聞
トヨタが「新ランドスケープ」発売! 685万円のゴツ×アゲな「クロスオーバー」公開! みんなの声は?
トヨタが「新ランドスケープ」発売! 685万円のゴツ×アゲな「クロスオーバー」公開! みんなの声は?
くるまのニュース
“メルセデス・ベンツの大定番”はどう進化? 新型「Eクラスステーションワゴン」公道での印象は? “人気低迷中のワゴン”でも人気が衰えない秘密とは
“メルセデス・ベンツの大定番”はどう進化? 新型「Eクラスステーションワゴン」公道での印象は? “人気低迷中のワゴン”でも人気が衰えない秘密とは
VAGUE
Uターン苦手なバイク初心者も大歓迎! ライディングを基礎から学ぶ「ヤマハ バイクレッスン」に、ほぼほぼ初心者ライダーの北向珠タがチャレンジしてみました!!
Uターン苦手なバイク初心者も大歓迎! ライディングを基礎から学ぶ「ヤマハ バイクレッスン」に、ほぼほぼ初心者ライダーの北向珠タがチャレンジしてみました!!
バイクのニュース
125ccスポーツ「ホンダCB125R」がマイナーチェンジ、フルカラー液晶メーターを新採用し52万8000円で4月25日発売
125ccスポーツ「ホンダCB125R」がマイナーチェンジ、フルカラー液晶メーターを新採用し52万8000円で4月25日発売
モーサイ
「カワサキ プラザ奈良」がグランドオープン!広い店内にゆったりと、新型車を中心に展示!  
「カワサキ プラザ奈良」がグランドオープン!広い店内にゆったりと、新型車を中心に展示!  
モーサイ

みんなのコメント

6件
  • バイクですが、、市販タイヤで空気圧を落として走れるのも利点。タイムという数値で、プロとの次元の差を同じ土俵で知れるのも良い。ああ、俺、数周でブチ抜かれるのね、、とか。シフトインジケータが光り、燃料があっという間に無くなるのに驚く。スポーツ走行の楽しさも怖さもしる。赤旗を見るとドキっとする。
  • 首都高や阪神高速の急カーブがサーキットでは、高速コーナーになってしまう。

    限界走行すると、ラインがレールと呼ばれている本当の意味や理由を体感できる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村