アストンマーチンのライセンスを得て、2019年シーズンのDTMでヴァンテージを走らせたRモータースポーツ。しかしHWAのエンジンを失うなどしたため、わずか1シーズンでDTMから撤退することになってしまった。
そのRモータースポーツは、将来スーパーGTに参戦することに、興味を持っているようだ。スーパーGTのGT500クラス用マシンは、2020年からDTMと共通のクラス1規定に準拠。そのためRモータースポーツがDTMマシンを作り上げる上で得た知識は、スーパーGT参入にも役立つ可能性がある。
■D’station RacingとPACIFIC RACINGがジョイント、カーナンバーは「9」に
Rモータースポーツの代表であるフロリアン・カメルガーは、DTMから撤退したことはヴァンテージのクラス1プログラムの終了を意味するのではなく、将来スーパーGTに参戦する可能性を排除しないと語った。
「私はいつもそう言っている。そして(アストンマーチンのCEOである)アンディ・パーマーでさえ、日本は我々にとって、重要な市場だと記者会見で語ってきた」
カメルガーはそうmotorsport.comに対して語った。
「スーパーGTのGT500クラスは、とても魅力的で、興味深いと思う。とは言っても、今の答えは”終わっていない”というだけだ。短期的に言えば、スーパーGTに参戦する計画はない。それでもこのシリーズは我々にとって非常に魅力的であり、未解決の問題だ」
2019年にDTMを走ったRモータースポーツの4台のヴァンテージは、シーズン終了後は以前のパートナーであるHWAが所有している。このマシンは香港の個人バイヤーに売却されるという噂もあったが、香港の情勢不安のために実現しなかった。
ヴァンテージDTMがすでに売却されたのか、それについて尋ねられたカメルガーは、次のように語った。
「DTMのマシンに属している。ヴァイナミック(プロジェクトを監督するために設立された合弁会社)のパートナーと、2019年の夏の終わりに合意されたのだ。それは、プログラムを実施するための長期計画だった」
「マシンがどこにいるのか、そして誰に売却されたのか、コメントすることはできない。HWAに訊く必要がある」
なおアストンマーチンは2009年、スーパーGTのGT500クラスにDBR9で参戦。現在ではGT300クラスでヴァンテージGT3が走っており、2020年シーズンはPACIFIC - D’station Racingがこれを走らせることになる。
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