■異色の大型FRミニバンに反響集まる!
街を歩いていると、ふと「今ではあまり見かけなくなったな」と感じるクルマに思いを巡らせることがあります。
【画像】超カッコイイ! これが“巨大”なトヨタ斬新「“4列8人乗り”FRミニバン」です!
かつては確かな存在感を放ちながらも、いつの間にか静かに姿を消していったモデルは少なくありません。
その一台として挙げられるのがトヨタの大型ミニバン「グランエース」です。
グランエースが日本で販売を開始したのは2019年の年末でした。海外向けハイエースの系譜を引くプラットフォームを基にしながら、商用車的な無骨さよりも快適性や高級感を前面に押し出した、少し異色の存在だったと言えるでしょう。
単なる多人数乗りのクルマではなく、「上質な移動空間」を明確に意識して開発された点が特徴でした。
その車体は一目見ただけで圧倒されるほど大きく、全長は5メートルを超え、横幅も日本の一般的な駐車場では気を使うサイズ感でした。
「アルファード」よりもさらに大柄で、街中では明らかに特別なクルマとして映っていたように思います。
堂々としたフロントフェイスや直線基調のデザインは、派手さよりも威厳を重視したもので、迎賓用や送迎用途を強く意識していることがわかります。
室内に目を向けると、そのコンセプトはさらに明確になります。落ち着いた色調でまとめられたインテリアは、過剰な演出を避けつつも上質感をしっかりと確保しており、金属調や木目調の加飾が大人向けの空間を演出していました。
特に上級仕様では、2列目と3列目に独立した大型シートが備えられ、リクライニングやオットマン、さらにはシートヒーターまで搭載されていました。
長距離移動でも疲れにくく、乗る人をもてなすための装備が惜しみなく投入されていたのです。
一方で、より実用性を重視した仕様も用意されており、4列シート8人乗り仕様も選べました。
シートアレンジの自由度が高く、観光業や企業の送迎車として使いやすい点は、商用車をルーツに持つグランエースならではの強みだったと言えるでしょう。
安全面でも抜かりはなく、運転支援システムが標準で装備されていました。車体の大きさから運転に不安を感じる人も多かったと思われますが、周囲を確認しやすくするカメラやセンサー類がドライバーを支えていました。
エンジンにはディーゼルターボを搭載し、後輪駆動を採用。力強さと安定感を重視した走りが特徴でした。
価格帯は一般的なミニバンよりも高く、主なターゲットは個人ユーザーより法人だったと考えられます。
しかし、同時期にはアルファードやレクサス「LM」といった強力な競合が存在し、結果としてグランエースは大きな話題を集めることなく、2024年に生産を終えることになりました。わずか一世代での終了は、やや寂しさを感じさせます。
現在では中古車市場で姿を見ることができ、状態や仕様によって価格には大きな幅があります。
短命だったからこその希少性に魅力を感じる人もおり、今後の評価の変化にも注目が集まっています。
ネット上でもさまざまな声が見られ、「一度は後部座席に乗ってみたかった」「アルファードよりデカくて存在感は抜群だった」「法人向けとしては理想的なクルマだったと思う」「中古で狙っているけど駐車場が問題」「ディーゼルエンジンなのも良かった」「あの広さは他では代えがたい」「今見ると逆に新鮮に感じる」といった意見が語られています。
グランエースは、今なお語り継がれる独自の個性を持った一台として、静かに記憶に残り続けているのです。(くるまのニュース編集部)
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みんなのコメント
ほんま、アホやな。
意味あんのか?