F1第4戦アゼルバイジャンGPのフリー走行1回目は、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。
中国GPの中止によって突如生まれた約1ヵ月の春休みも終わり、高速市街地コースであるバクーが舞台のアゼルバイジャンGPを迎えた。この期間にアップデートを準備してきたチームも多い。
■F1メカ解説|超高速市街地コースを、どんな空力パッケージで攻略するのか?:F1アゼルバイジャンGPピットレーン直送便
一方で、今回はスプリントレースを実施する形式での開催であり、さらにアゼルバイジャンGPを前に新フォーマットの導入が決定。それにより、土曜午前のFP2はスプリントレースのための予選”スプリントシュートアウト”に変更されており、このFP1が1回目であり唯一のフリー走行となる。
そのため、セッションがスタートすると我先にと各車がコースイン。持ち込んだマシンのセッティングが合っているのかを確かめた。
気温20度ながら路面温度45度というコンディションの中、多くのマシンがミディアムまたはハードタイヤで走行。一方、アルファタウリの2台はソフトタイヤで走行を開始した。
ミスが大きなダメージに繋がるコースなこともあってか、各車は少しずつタイムを更新していくが、その中でもやはりレッドブルの2台がタイムシートの上位につける流れとなった。
アルファタウリの角田裕毅は、ターン3でテールを流してしまい、ウォールにヒット。なんとか自走でピットに戻ったものの、右リヤタイヤがパンクし潰れた状態のまま長い距離を走らなければならなかった。
また、アルピーヌのピエール・ガスリーはトラブルが発生しスロー走行。オイルが漏れたようで、マシン後部から出火したため、マシンをコースサイドに止めざるを得なかった。ガスリーのマシンはインダクションポッドからもモウモウと煙を吹いており、かなり大きなダメージを受けてしまったようだ。
これでセッションは開始から15分経ったところで赤旗中断。このタイミングで、ケビン・マグヌッセン(ハース)もターン1のランオフエリアでマシンを止めており、再始動できなかったため、マグヌッセンは歩いてピットに戻った。
貴重なプラクティス時間が13分ほど赤旗で失われた後、セッション再開となるとここでも多くのマシンがすぐにコースイン。角田も少し遅れて、走行を再開することができた。
今季開幕から躍進している注目のアストンマーチン勢は、ランス・ストロールがレッドブル勢の間に割って入る2番手に食い込んだ一方、フェルナンド・アロンソにはDRSが開かないというトラブルがあり、7番手に留まった。
セッション残り15分を切り、予選に向けてソフトタイヤでのアタックを試すマシンが増加。タイムシートは次々塗り替わっていった。
フェルスタッペンが1分43秒042までタイムを更新したが、セルジオ・ペレスはそれをさらに上回り1分42秒651をマークした。
この2台の間に割って入ったのがフェラーリのシャルル・ルクレール。ターン2で止まりきれなかった場面もあったが、再度のアタックで2番手に食い込んだ。
各車最初のアタックを終えた後も走行を続け、ルクレールが1分42秒352までタイムアップ。これがセッション最速タイムになるかと思われたが、フェルスタッペンは最後のアタックで1分42秒315を叩き出し、トップを譲らなかった。
最終的に、このセッションはレッドブルとフェラーリがトップ4を分け合う形に。ただ、レッドブルは走り出しから好調でまだ余裕を隠し持っているような気配がある。
アロンソやルイス・ハミルトン(メルセデス)といった役者はソフトタイヤでのアタックを行なわず。彼らが予選で上位に飛び込んでくる可能性は十分あるだろう。
アルファタウリは、ニック・デ・フリーズが6番手。さすが、市街地を主戦場としていたフォーミュラEの王者といった速さだ。角田は14番手でセッションを終えており、予選ではデ・フリーズ並の速さを発揮したいところだ。
アルピーヌは、ガスリーのトラブル後はトラブル防止のためか、エステバン・オコンもピットから出られず。この走行時間ロスはかなり痛いだろう。
各チーム2台揃って同じような位置につけているチームが少ないことからも、予選ではいかにトラフィックを避け、アタックをまとめることが重要になってくるだろう。
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