輸入車 [2025.05.19 UP]
TYPE00が日本上陸! ジャガーの未来はこうなる!
文と写真●ユニット・コンパス
20世紀の名車「ジャガー Eタイプ」を現代仕様に!レストモッドサービス開始 ネオトーキョー
ジャガーが何をやりたいのか、どうなりたいのかがようやくはっきりしてきました。2025年5月16日、ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガーデザインコンセプト「TYPE 00(タイプ・ゼロゼロ)」を日本で公開するとともに、ブランド戦略について発表しました。
ジャガーはモダンでラグジュアリーなEVブランドへ生まれ変わる
アジア初公開となった「TYPE 00」。会場ではアーティストのYOSHIROTTEN(ヨシロットン)氏による没入型ビジュアルインスタレーションも行われ、新生ジャガーの価値観であるアートの世界を体現していた
ジャガーが生まれ変わる。そのニュースが発表され、世界中が驚いたのは、2024年11月のことでした。
公開されたビジュアルはクルマというよりもアート作品のよう。ブランドロゴまで変わる大変革とあって、SNSを中心に大きな反響がありました。そして翌12月にはデザインコンセプトモデルである「TYPE00(タイプ・ゼロゼロ)」を発表。「Copy Nothing(何ものにもとらわれない)」という、創業時の精神を形にしたもので、ジャガーは「この大胆なフォルムと豊かなプロポーションが、未来のジャガーにインスピレーションを与える」とコメントしました。新生ジャガーの量産モデルは電気自動車の4ドアGTで、2025年後半に発表されるとのことです。
左からジャガー・ランドローバー・ジャパン 代表取締役社長 マグナス・ハンソン氏、ジャガー・ランドローバー(JLR)最高経営責任者 エイドリアン・マーデル氏、ジャガーブランドワールド担当 チーフデザイナー ミッチェル・クロフォード氏
東京の寺田倉庫で行われた発表会では、ジャガー・ランドローバー・ジャパン代表取締役社長のマグナス・ハンソン氏に加え、イギリスからジャガー・ランドローバー(JLR)最高経営責任者であるエイドリアン・マーデル氏も登壇。ほかにもブランドの中枢を担う重要人物がプレゼンテーションを行いました。この週末はお台場で電気自動車レースの最高峰「フォーミュラE」が開催され、ジャガーチームが参加していたこともありますが、それだけジャガーが日本市場を重要視しているということなのでしょう。
ちなみに、ビジネス面の話題をかいつまんで紹介すると、ジャガー・ランドローバーはグループ全体としては非常に好調で、とりわけレンジローバーとディフェンダーの成功により、2024年はこの10年で最高の年になったとのこと。それに続くのが現在開発中の新生ジャガーというわけです。
市販モデルは1000馬力級の4ドアGT!
新しいショールームのイメージ。まるで画廊のような雰囲気でブランドの世界観を表現する
では、新しいジャガーはどのようなものになるのでしょうか。
まず、変わるのはブランドのポジショニングです。近年のジャガーは多くのユーザー・市場に向けてバリエーション豊かなラインアップを構築してきました。しかし新生ジャガーが狙うのは、創業当時のような、象徴的なモデルを少数ラインアップする超ラグジュアリーブランド。ターゲットとなるのは、従来のファンに加えて、より若く鋭い感性を備えたリッチ層です。
革新的で未来志向、エネルギッシュで独創的な、「FEARLESS CREATIVITY(大胆不敵なクリエティビティ)」なブランドを目指します。ブランドのアイデンティティであるロゴマークを作り直したのもそのためです。
「TYPE 00」では、ジャガーブランド再構築のための4つの変化、「Device Mark(デバイスマーク)」、「Strikethrough(ストライクスルー)」、「Exuberant Colours(活気あふれる豊かな色彩)」、「Makers Marks(メーカーズマーク)」を表現
「TYPE00」は、そんな新生ジャガーの世界観を表現する象徴であって、既報のとおり市販車は4ドアGT。それがどのようなクルマになるのか、JLRでジャガーのマネージングディレクターに就くロードン・グローバー氏が少しだけ説明してくれました。
新型車は電気自動車で、ジャンルは4ドアGT。最高出力はジャガー史上もっともパワフルで1000馬力を発生。「デザインだけでなく、走りにも期待して欲しい」とコメント。
デザインについては、「現在の市販EVは航続距離を追求するために空力を意識したデザインになっているが、新しいジャガーではそうした既存のルールを根底からくつがえします。道路を走るほかのクルマと似ていないこと、それがジャガーのあるべき姿です」と語りました。「TYPE 00」はコンセプトカーですが、「STRIKE THROUGH」と呼ばれるスリット状の表現は、新しい「JR」ロゴとともにアイコンとして使われるようです。
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みんなのコメント
リブランドが失敗したら他人のせいにするまでがテンプレだろう。