1973年ポルシェ911カレラRSR 2.8
ポルシェ911カレラRS 2.7をレーシング・バージョンに仕立てた進化型が、911カレラRSR 2.8である。モデル名のRSRは『レン・シュポルト・レーネン』の略称となる。
【画像】クラシック・ポルシェ・アーカイブ #14 1973年ポルシェ911カレラRSR 2.8編 全5枚
排気量はボアを92mmに拡大し2806ccとされ、圧縮比を10.3:1まで高め、最高出力は300hp/8000rpmを発揮した。
エクステリアでは、巨大なフェンダーフレア、オイルクーラーを中央に配したフロントスカート、フロントフードから露出するフューエル・フィラー・キャップが出自を物語る。
ボンネットはゴム製のストラップで固定。プレクシ製ウインドウを始め、各部の軽量化により乾燥重量は839kgまでそぎ落とされた。
ホイールもワイドにされ、フロントに9.0×15、リアは11.0×15を備える。
実戦に投入された911カレラRSR 2.8は、1973年のデイトナ24時間でデビューウィンを勝ち取る。
タルガ・フローリオでは試作された3Lエンジンを搭載し、プロトタイプクラスで挑み見事総合優勝を果たす。
伝統のル・マン24時間レースでは、純レース用のプロトタイプ・マシンを相手に総合4位に食い込み、高いパフォーマンスを実証した。
(当連載は、基本的に土日祝日の朝に公開しています。今回から午前9時11分の公開になりました)
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