シルクを用いて、優雅な雰囲気を追求したサンローランのシャツ。さらりとした手触りで、これからの季節にもってこいのアイテムが揃い踏み。
品の良さと上質な素材を楽しむ
モードで自由なムードが漂うプラダ──特集:1枚で主役級になるシャツの選び方
サンローランならではの、優雅で落ち着いたイメージを演出するのに欠かせないアイテムのひとつがシャツだ。今季はシルクを贅沢に使ったブラウスに注目したい。アーカイブのスカーフから着想を得たプリントが使われており、これは1960年~70年代前半にかけて、イブ・サンローランが旅したモロッコ・マラケシュにインスピレーションを得たもの。エキゾチックな雰囲気を醸すシャツは、今夏の装いを上品に格上げすること間違いなしだ。
POLKA DOT SILK BLOUSEボウブラウス+ポルカドットいう、サンローランらしいエレガンスに満ちた一着。軽やかに仕立る際に使う袖付け方法である「マニカカミーチャ仕上げ」を採用。袖口にもギャザーを寄せたビショップスリーブとなっている点に注目。シルク100%ならではのラグジュアリーな佇まいも魅力だ。
70’S PRINT SHIRTSジオメトリックな印象を与える、ブラウン×ブラックのチェック柄シャツ。格子を交互に透かし織りで表現した、非常に凝った素材だ。さらりと空気をはらむような軽さで、この時期らしい清涼感も感じる。カジュアルな印象もあるので、ショートパンツと合わせても決まる。
DENIM CASSANDRE SHIRTややドロップさせたショルダーで、リラックスフィットで仕立てたデニムシャツ。小ぶりな襟と控えめな前立てがポイントで、デニムながら上品に着こなせるのがサンローランならでは。胸元にはカサンドラロゴ刺繍があしらわれ、さりげないアクセントに。
70’S PRINT SHIRTS花柄やペーズリーなど、華やかなアーカイブから着想を得た、レトロな雰囲気の小紋柄が新鮮。透けるように薄く滑らかに織られたシルクならではのセンシュアルな雰囲気が魅力だ。こっくりとしたブラウンで、ドレスアップスタイルとも好相性。
サンローラン クライアントサービス TEL:0120-95-2746写真・高橋絵里奈 文・オオサワ系、森下隆太 スタイリング・安倍拓志 編集・岩田桂視(GQ)
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