8月1日、静岡県の富士スピードウェイで2026スーパーGT第4戦富士の公式予選が行われ、GT300クラスはPONOS FERRARI 296 EVO(篠原拓朗/川端伸太朗)がポールポジション、2番手にSyntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)が付けるフロントロウとなった。
5月の第2戦富士以来、3カ月ぶりの開催となったスーパーGT。舞台は同じ富士スピードウェイだが、ゴールデンウィーク時よりも日差しは強く、予選日は気温30℃を超える猛暑日となった。14時20分の予選開始時には、気温32℃/路面温度45℃まで上昇し、GT300のQ1グループAから開始した。
●Q1グループA:新コンビで再始動のPONOS FERRARIが好調
15台中9台がQ2に進出するグループA。まず健康ケーズフロンティアWMニルズGT-Rのジェームス・プルがトップに立つと、ベストタイムをPONOS FERRARIの篠原が更新。さらに、UPGARAGE AMG GT3の小林崇志が2番手に割って入りトップ3が形成された。
そこにHYPER WATER INGING GR86 GTの卜部和久やseven x seven PORSCHE GT3R EVOのスヴェン・ミューラー、UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIの片山義章が3、4、5番手につけ、健康ニルズGT-Rのプルは6番手にダウン。K-tunes RC F GT3の高木真一もタイムを更新し6番手に入ったことで、プルのタイムは7番手となった。
さらに、前戦ウイナーであるリアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rの木村偉織が自己ベストを更新しながら迫ったが、サクセスウエイトが響いたのかタイムは8番手となり、カットラインギリギリでQ1通過。上位勢はそのままQ2進出権を確保した。
一方、有力候補では元王者VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/ダニール・クビアト)や、開幕ウイナーD’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)はQ1敗退が確定してしまった。
●Q1グループB:CARGUY Ferrariの梅垣が連続アタックでトップ通過
8分間のインターバルを経て始まったグループB、こちらは14台中9台がQ2に進出する。まずはGreen Brave GR Supra GTの吉田広樹がトップに立ち、ディフェンディングチャンピオンLEON PYRAMID AMGの菅波冬悟が続く。さらに、クラス最多ポールポジション記録を持つSUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝が今回はQ1を担当し、3番手タイムで続いた。
そこに、CARGUY Ferrari 296 GT3 EVOの梅垣清が2番手タイムで割って入ると、連続アタックでタイムを更新しトップへ浮上。一方のGreen Brave Supra吉田はタイムを更新するも2番手となる。
さらに、開幕から2戦連続表彰台を手にしているapr LC500h GTの小高一斗も好ペースで迫り、3番手に飛び込んだ。王者LEON AMG菅波は4番手、スバルBRZ山内は5番手に食い下がり、Q2進出枠をキープする。
中団ではSyntium LMcorsa LC500の吉本が6番手、PACIFIC ウマ娘 NAC BMWの冨林勇佑が7番手、ENEOS X PRIME AMG GT3の石浦が8番手につけると、セッション終盤にはグッドスマイル 初音ミク AMGの谷口信輝が9番手に入り、Q2進出車両が確定してセッションは終了した。
●Q2:PONOS FERRARIがさらにギヤアップ。タイム大幅更新で最速に
GT500のQ1後に始まったQ2。各車、アウトラップに2周のウォームアップを経てアタックラップへ入っていった。
Q1グループAで快速を見せたPONOS FERRARIには、2023年以来のスーパーGT参戦を果たす川端が乗り込んでQ2へ。復帰戦とはいえ、そのブランクを見せることなく全体ベストをつなぎ、Q1の篠原のタイムを約1秒縮める1分36秒209のトップタイムを刻んで見せた。
ライバル勢もQ1を凌ぐ1分36秒台で自己ベストを更新していったが、PONOS FERRARI川端のタイムには届かず、2番手には1分36秒800でSyntium LMcorsa LC500の河野がつけた。さらに3番手にはUNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIのニクラス・クルッテン、4番手にはCARGUY Ferrariのザック・オサリバンが入った。
各車、アタック2周目に入っていくものの、夏の暑さのもとでベスト更新は至難の業だったか、上位が大きく動くシーンはなし。そのままPONOS FERRARIの川端がポールポジション獲得を決め、フェラーリ296はセカンドロウまでに3台入る快調ぶりを披露した。
過去には、2021年第7戦もてぎでHitotsuyama Audi R8 LMSをドライブし勝利を挙げている篠原/川端コンビだが、PONOS RACINGで再結成したふたりはチームの初優勝を達成することができるだろうか。明日の決勝レース(300km/66周)は13時30分にスタートが切られる予定だ。
[オートスポーツweb 2026年08月01日]
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