レッドブルF1チームの元代表であるクリスチャン・ホーナーは、今週末シルバーストンで開催されているイギリスGPに出席し、自身の初の著書を発表する予定だ。昨年7月にチームを離れて以来初めて、F1の現場に姿を現すことになる。
昨年のイギリスGPは、ホーナーにとってレッドブルのチーム代表として戦った最後のレースとなった。彼はその後、チームの成績不振と、エスカレートする権力闘争に巻き込まれた結果、ベルギーGPを前に解任された。
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レッドブル代表を退任したクリスチャン・ホーナーは、その後1年間モータースポーツの現場を離れ、現在F1に参戦しているチームおよび将来参戦する可能性のある組織と、様々な役割について協議を重ねてきた。
52歳のホーナーは現在、チームと契約してF1に復帰することも可能だが、彼が希望するような、実権を握れる適切なチームはまだ見つかっていない。
しかし、ホーナーはイギリスGPの週末にゲストとしてF1パドックに復帰する予定だ。ホーナーはF1の最高責任者であるステファノ・ドメニカリと良好な関係を維持しており、4月にヘレスで開催されたMotoGPスペインGPでドメニカリと会談したほか、今年初めにはパリのFIA本部にFIA会長のモハメド・ベン・スレイエムを訪ねている。
ホーナーのパドック復帰は、彼が初の回顧録『ドライブ』の出版を発表した時期と重なる。この本はトランスワールド・パブリッシング社から10月に発売される予定だ。
本書の発売日は10月22日に設定されていて、ホーナー自身が朗読するオーディオブック版も発売される。
発表に添えられた説明文によると、この回顧録は「鮮やかで率直かつ妥協のない」ものになるだろうとのこと。ホーナーが、レッドブルでの2度の黄金期を含む、F1グリッドの最前線で過ごした20年以上にわたる自身の経験を語る。この期間中にホーナーはチーム代表として、セバスチャン・ベッテルとマックス・フェルスタッペンと共に8回のドライバーズタイトル、そして6回のコンストラクターズタイトルを獲得している。
紹介文では次のように説明されている。
「チーム代表という立場に伴う計り知れないプレッシャー、各レースで求められる精神的負荷、そして極限の僅差の世界で勝利を掴み続けるために必要な直感的な意思決定を描いている」
「率直かつ妥協のない内容で、チームをパフォーマンスの限界まで押し上げる上での激しいドラマと、そのために払った大きな個人的代償を明かしている。予想外の敗北やライバル関係、個人的な試練、そして成功を支えた協力関係についても語られている」
ホーナーは2月、ダブリンで開催されたヨーロピアン・モーターショーで、自身の将来について最も踏み込んだ発言を行なっている。
「私にはF1でまだやり残したことがあると感じている」
「自分が望んでいた形で終わることはできなかった。でも、何でもいいからとにかくF1に戻るというつもりはない。勝てる可能性のあるプロジェクトでなければ復帰しない。やるべき仕事がなければ、パドックには戻りたくない」
「このスポーツが恋しいし、人々も恋しい。そして、自分が築き上げたチームも恋しい。F1では21年間、本当に素晴らしい時間を過ごした。数多くのレースやタイトルを勝ち取り、素晴らしいドライバーやエンジニア、パートナーたちと仕事ができた」
一方で、復帰を急ぐつもりはないとも彼は強調している。
「復帰する必要があるわけではない。今ここでキャリアを終えても構わない。だからこそ、素晴らしい人たちと仕事ができ、勝利への強い意欲を共有できる環境という、正しい機会が訪れた時だけ戻りたい」
「私は単なる雇われ人ではなく、パートナーとして関わりたい。どうなるか見守るつもりだ。焦ってはいないし、今すぐ何かをする必要もない」
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みんなのコメント
まだ仕事したいらしいから
人間の欲望って止まりは無いんだろうね?