ピレリはスペインのバルセロナ・カタルニア・サーキットで、6月3日と4日の2日間にわたって、2026年向けのF1タイヤテストを実施。2日目には角田裕毅(レッドブル)もステアリングを握り、150周を走破した。
テスト初日には、メルセデス(ジョージ・ラッセル)とレーシングブルズ(アイザック・ハジャー)が参加。2026年用の特に硬いコンパウンドについてのテストが行なわれた。
【F1分析】タイムロスはことごとく避ける! レッドブルが角田裕毅を入賞一歩手前まで導いた秀逸戦略
この日ラッセルは136周を走破し、最速1分16秒920を記録。一方でハジャーは146周を走り、最速1分18秒334をマークした。
2日目にはレーシングブルズに変わってレッドブルが登場。角田がステアリングを握って、150周を走った。最速タイムは1分16秒839だったと発表されている。
ピレリのタイヤテストでは、セッティングを変更できる領域が限られている上、用いられたのも2026年のパフォーマンスを再現したミュールカーであり、現代のマシンとはフィーリングも大きく異なるはずだ。しかし、直前に行なわれたスペインGPで大苦戦した角田としては、チームと作業を進める経験を深めるという面では、貴重な走行機会となっただろう。
なおこの日は、前日に続いてメルセデスも走行し、アンドレア・キミ・アントネッリがドライブ。角田と同じ150周を走り、1分14秒903のベストタイムをマークした。
このテストについて、ピレリのモータースポーツ担当ディレクターであるマリオ・イゾラは、次のように説明した。
「現在進行形のテストプログラムは、いよいよ最終段階を迎えている」
「(2026年用タイヤの)構造は9月1日までにホモロゲーションを取得する必要があるが、コンパウンドに関しては12月1日までにホモロゲーションを取得すればいいい。ここバルセロナはタイヤにとって厳しいテストになるサーキットであり、ラインアップの中で最も硬いコンパウンドを評価し、貴重なデータを蓄積することができた」
「これらのデータは、イギリスGPの後にシルバーストンで行なわれるテストでも検証される」
「今回のテストの協力してくれた3チームとドライバーのみなさんに感謝する。先週日曜日に3連戦が終了した直後、さらに2日間サーキットで仕事をするのは、簡単なことではないことを承知しているからね」
この後、6月19日と20日にも、2026年用タイヤのテストが行なわれる予定となっている。このテストはフェラーリが担当し、ウエットタイヤのプロトタイプが試されることになっている。
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みんなのコメント
ラッセル:1分16秒920-アントネッリ:1分14秒903
アジャー:1分18秒334-ツノダ:1分16秒839
と言う感じなので、単にメルセデスが作ったミュールカーがレッドブルが用意したミュールカーよりも2秒速いマシンだと言う事で、決してドライバーの速さの指標にはならないと理解しないといけません。
因みにスペインGPの予選最速1:11.546 決勝のFL:1:15.743(61周目)
勿論、ミュールカーの性能だけで無く、燃料搭載量などもピレリ側から指定されるので、ほぼタイムは無意味なんだけどね。