2021年のF1開幕戦は新型コロナウイルスの影響もあり、お馴染みのオーストラリアではなく、バーレーンで行なわれることになった。
バーレーンGPの予選・決勝は夕暮れ時に行なわれたが、FP1とFP3に関してはまだ日が高い暑いコンディションで行なわれた。そしてアルピーヌF1は暑いコンディションを経験した際、今季のマシンA521のパフォーマンスが予想を下回っていることを発見。暑いコンディションにおいて課題があると認めた。
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「暑いコンディションでのマシンに関して満足できていない、そう言っていいだろう」
そう語るのは、アルピーヌのエグゼクティブディレクターであるマルチン・ブコウスキーだ。
「バーレーンのFP3は我々にとって少し厳しいものだったが、FP2と予選……つまり夕方のセッションでは競争力を取り戻していた」
「気温は非常に高かった。テスト期間よりも暑かったんだ。FP3の初めにピットウォールでは38℃あったし、路面温度は47~8℃はあったと思う。これはテストをした2週間前よりもずっと暑かったんだ」
「当然、条件は誰にとっても同じだ。だがこうしたコンディションへのクルマの反応は違ってくる。初日の朝は“怖かった”と言ってもいいだろう」
「我々は競争力が無いように思えていた。ただそこからもう少し競争力のある状況に戻ってこれたのは良かった」
「ただ実際に我々が狙っている相手と戦うことを考えると、依然としてコンマ2~3秒が足りていない」
アルピーヌはバーレーンGP決勝でエステバン・オコンが13位と、ポイント圏外でフィニッシュ。フェルナンド・アロンソは中盤までポイント圏内周辺を走行していたが、彼もトラブルでリタイアしてしまったことで、ノーポイントに終わっている。
16日から行なわれるエミリア・ロマーニャGPに向け、アルピーヌは“期待できる”アップデートパッケージを持ち込み、パフォーマンスを上向かせようとしている。
ブコウスキーは今後の春のレースでは、バーレーンのように暑いコンディションでの問題が持ち上がることは無いと予想しており、夏までに問題を解決していきたいという考えを述べている。
「我々は暑いコンディションでは夕暮れの(気温の下がった)コンディションよりも競争力を失っているように思えるのは何故なのか、理解すべき宿題が少し残っている」
「これがイモラやポルトガルで問題になるとは考えてはいない。しかし数ヵ月後の夏になれば再び問題になる可能性はある」
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