モメンタ社の運転支援システムを採用
日産の中国合弁会社である東風日産は、現在開催中の上海モーターショーにて、新型EVセダン「N7」のスペック等を公開した。
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【画像31枚】都市部ユーザー向けの洗練されたセダンであるN7の詳細を見る!
このN7は従来の開発期間を大幅に短縮して開発されたモデルで、昨年11月の広州国際モーターショーで初公開されたもの。中国市場での発売は今月(2025年4月)に予定されている。N7は「エレガントなプロポーションと広々とした室内空間を兼ね備え」たものとされており、その滑らかなボディの空気抵抗係数は実に0.208。フロントには710個の高出力LEDとともに、日産ならではのV-Motionデザインシグネチャーが施されている。
サイドにはフレームレスドアやフラッシュドアハンドルを採用、これによりクリーンな佇まいを演出。リアには、一直線に広がるライト内に882個のOLEDを配置した。19インチのホイールを装備し、自然からインスピレーションを得たという6種類のエクステリアカラーが組み合わされる。
快適さを極めたインテリア
室内にはフロントシートに、49個の独立したセンサーからの入力に基づきAIを駆使してシートを調整する姿勢適応システムを持つ「ゼロプレッシャーシート」を採用。また前席には12ポイントのマッサージ機能が備わるほか、運転席は最大60mm拡張するエアクッション機構を装備している。
15.6インチのセンターインフォテインメントスクリーンは、2.5Kの解像度(2560 x 1440ピクセル)でコンテンツを映し出す。Qualcomm Snapdragon 8295Pプロセッサーを搭載し、シームレスなエンターテインメントとコネクティビティ体験、そしてDeepSeek-R1 AI Integrationを提供するという。これらのサービスは、32GBのメモリと256GBのデータ容量により、高速で応答性が高い状態で使用可能だとのこと。
パワートレインと足周り・制御
バッテリーは58kWhと73kWhの2種類が用意されており、それらにはリチウム鉄リン酸(LFP)が採用されている。フロントに搭載された電動モーターの出力は、58kWhバッテリー搭載モデルで160kW、73kWhバッテリー搭載モデルでは200kW、最大トルクは共通して305Nmを発生し、前輪を駆動。バッテリーの充電は、残量10%から80%まで約19分間、30%から80%までは約14分で完了する。
N7の航続距離は58kWhバッテリー仕様で510km以上、73kWhバッテリー仕様では最大635km。サスペンションはフロントにマクファーソン式、リアにマルチリンク式を採用。さらに、車酔いを和らげる機能が備わるという。
また、中国における自動運転技術のリーダーであるMomenta(モメンタ)社と提携し、「Navigate on Autopilot(ナビゲート・オン・オートパイロット)」と呼ばれる、地点から地点への移動が可能な運転支援システムを採用している。
このシステムは、高速道路では合流や追い越しなどの複雑な操作をシームレスに処理し、市街地では車線変更や複雑な曲がり角の状況、他の車両が不意に車線に合流した場合などでも、スムーズに対応するという。また、自動駐車機能を備え、斜めスペースや狭いスペースなど、難しい状況での駐車にも対応するとのことだ。
N7の価格については今月下旬に発表予定。
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みんなのコメント
中国向けのモデルの方が斬新で先進的な印象を感じる。地域や国毎に販売戦略が異なるのは理解できるが、可能なら日本でも販売していただきたい。
現状で中国車に勝つのはほぼ不可能。
しかしながら中国で全く売れなかった場合、中国で頑張った他社との比較においてスケールメリットの点で負け(※)、その他の国でも全方位的に負ける。
※生産よりも開発の面で効いてくる。
よって大企業として存続する気があるなら巨大市場中国無視の選択肢はない。
とは言っても世界市場向けの仕様の車をただ中国に持ち込んでも売れない。
アフターサービス網(特にリセール関係)の圧倒的な充実など、日本らしさを訴求した差別化戦略が必要になる。