F1第22戦ラスベガスGPのフリー走行1回目が、ラスベガス・ストリップ・サーキットで実施された。しかしセッションは10分も経たないうちに赤旗が出され、そのまま再開されることなく終了となった。
シーザーズパレスの駐車場を使った特設コースでのレースが行なわれてから40年以上の月日が経ち、ラスベガスにF1が帰ってきた。そのシーザーズパレスらが立ち並ぶホテル・カジノ街のラスベガス・ストリップを中心とする市街地コースは、誰にとっても初体験となるため、60分間のセッションが3回行なわれるフリー走行はいつも以上に重要なものと言える。
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セッション開始直後から各車は続々とコースイン。一旦ピットに戻る車両も少なく、1周でも多く周回してデータを収集するためか、序盤から精力的にラップを重ねていった。
しかし、開始から7分半が経過したタイミングでセクター3でイエローフラッグが振られ、その後ラスベガス・ストリップの長いストレートの終盤でカルロス・サインツJr.(フェラーリ)のマシンがストップ。開始8分半で赤旗が掲示されてセッション中断となった。
このままサインツJr.の車両を回収してセッションが再開されるかと思われたが、赤旗が出されたまま10分以上が経過。そしてレースコントロールから、セッションが再開されない旨が通達された。
この突然の赤旗とセッション終了についてFIAは、コース上にあるマンホールの蓋が破損していたことが原因だと認めた。そしてこの後、全てのマンホールのチェックが行なわれるという。
そしてこのマンホールの蓋によってダメージを受けた車両が出た模様。実際黄旗が出されたのは、サインツJr.のマシンが当該区間を通過する前であり、その前に走っていたマシンによって、マンホールが壊された可能性もある。
事実、サインツJr.の4台前を走っていたアルピーヌのエステバン・オコンのマシンにもダメージがあったようで、チームはSNSで「排水溝の蓋から受けたと見られるダメージによって、シャシーを交換する」と発表。ストップしたサインツJr.に関してもオンボード映像を見ると、ストレートを走行中に路面のギャップのようなものを乗り越えた瞬間に衝撃が走り、ステアリングに「エンジンストップ」のアラートが表示されて失速している。
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