現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ついに乗ったぞ新型Z!! 試乗動画でビックリ仰天!!! 新型フェアレディZの仕上がりはまさにパーフェクト

ここから本文です

ついに乗ったぞ新型Z!! 試乗動画でビックリ仰天!!! 新型フェアレディZの仕上がりはまさにパーフェクト

掲載 67
ついに乗ったぞ新型Z!!  試乗動画でビックリ仰天!!! 新型フェアレディZの仕上がりはまさにパーフェクト

 東京オートサロンで華々しく発表となった新型フェアレディZ。スタイリングはかつてのZをモチーフにしており、S30だったりZ32だったりとそれぞれのエッセンスがふんだんに盛り込まれている。

 しかしスポーツカーは走ってなんぼ!! ということで今回はなんと日本在住の民間人として初めて新型フェアレディZに試乗した人物を直撃しました(宇宙旅行にいった社長さんみたいですね)。そのお方こそ超人気DJのピストン西沢さん。

新型Zのモチーフにもなった名車 Z32型フェアレディZの魅力と知られざる真実

 今回はドリフトもレースもなんでも来いのピス兄による、軽快なインプレッションでZの走りの真価をお届けしよう!! 超ド迫力の動画も見てね!!

文/ピストン西沢、写真/日産、東京オートサロン事務局

[gallink]

■宇宙に行ったあの人だけじゃない!? ピス兄が日本在住の民間人で初めて新型Zに試乗!!

 新型Zに日本在住の民間人で初めて乗ったピストン西沢だよー!

 実は型式がZ34だったので、あんまり中身については期待していなかったんだ。もちろんスタイルは初代のS30のイメージもあるし、実際見てカッコよかったけれど、先代のZ34はGTカーだけど、ハードに攻め切れないクルマっていうイメージ。みんなもそんなイメージじゃないか? 

 ところが完全に裏切られた。田村宏志CPS(チーフ・プロダクト・スペシャリスト)のデートカーとして最強でありつつ、走りは一流という理念の下、全く違うクルマになった。

皆さんご存知の人気DJピストン西沢氏。ピス兄のSNSでもZは話題となった

 動画を見てもらえればわかる通り、羽生結弦選手に負けないくらいドリフトで何度も何度も回ってみたが、エンジンのトルクがあって、ボディが負けていないからとてもコントローラブルで重さと感じないクルマだ…ぜひ動画も見てください。

 結論から言うとBMWのM4クラスだと思った! そこで新型Zの楽しさを俺なりに3つのポイントから分析してみた。ちなみに今回乗ったモデルは9ATだ。

楽しさその1「新型Zはエンジンとミッションがいい」

 エンジンはスカイライン400Rのエンジンがベースだが、タービン周りが工夫されていて、タービンの回転スピードが急激に落ちないようにセットされているという。だからターボラグを感じないし、4リッタークラスの大排気量NAに乗っている感じだ。

 最大トルクが475Nm(48.4kgm)もあり、2000回転くらいからぐいぐいトルクが襲ってくるイメージ。レスポンスもいいし、9ATの変速が滑らかで、キックダウンも速いからクルマの姿勢をアクセルで自由自在に変えられるところが素晴らしい!! おまけにフィーリングがスムースで高級感もある!

 さらにあんだけ攻めても油温はもちろん、ミッションオイルの温度もデフオイルの温度もたいして上がっていない。デフオイルの温度? なんでわかるんだ? わかるんですよ! デフオイルの油温計が付いてるからwww デフが機械式だからか?(標準で機械式とは何考えてんだこれ?)。

 そしてそしてエンジン、ミッションのオイルクーラーついているから、真夏のミニサーキットや、グランプリコースでも注意すれば全然走れそうだ。走りは最初からチューニングカーの要素満点だね。

白煙が舞うまで遠慮なくドリドリしまくるピス兄「トルクもボディ剛性もじゅうぶんだからドリフトしやすかった」とのこと

楽しさその2「新型Zはボディがいい」

 新型Zの車重はかなり重くなっている。公表されていないが1600kg以上あるかもしれない。しかし、これが逆にパワーを伝えしっかりとした乗り味を生んでいる。

 脚もイメージよりも柔らかく、GTカーにふさわしい。が、いざアクセルを踏んだ時には4輪に荷重がしっかりかかっていて、フロントも逃げないしリアはVDCも作動して安全に寄与している。

 公表されていないが、エンジンは重いので、前後50対50の重量バランスにはなっていないはずだが、脚、エンジン特性、タイヤの前後バランス、何よりボディ剛性のバランスがいいので、フロントヘビーって感じはしないのがいい。

楽しさその3「高級GTとイケイケ・スポーツカーの2IN1」

 新型Zプラットフォームは、キャリーオーバー。フロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンクになるが、大きく力のあるエンジンを載せたために、追加の補強がされまくっているようだ。

 今回乗ったモデルはフロントに255/35R19、リアに275/35R19のポテンザS007Aを装着していたが、このタイヤはコンフォート性も高いので、総じて高級GTのフィーリングが強く、シートやデザインといった人間の体や目に触れるところも上質感が強い。

しかしそれだけでなく、走りは手を抜かずこれだけ走れるように手を入れたその刷新個所は全体で8割にもなるそうだ。

 GTカーとして乗り心地とスポーツフィールを両立している。言葉でいうと簡単だが、このレベルのクルマは世界を見てもそうそうない! その点で世界トップクラス。

「乗り心地とスポーツフィールを両立してるよ。ゴルフバッグが2個入るし、2人乗りのGTカーとしちゃカンペキに近いんじゃない!」ピス兄のお墨付き出ました!!

 もう一点田村CPSがこだわったというR32GT-Rを継承したというステアリングフィールもしっかり感じられた。大きすぎず、小さすぎず、いきなり乗ってもステアリングのなじみ方がいい。

 ゴルフバッグが2個入るし、2人乗りのGTカーとしちゃ、カンペキに近いんじゃない! GT-R NISMOオーダーしていなきゃ買っていたな、ゼッタイ!

[gallink]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「支払は今度で……」なんていまだ人情話もある日本の路線バスもシッカリ経営に! キャッシュレス化がもたらすメリットとは
「支払は今度で……」なんていまだ人情話もある日本の路線バスもシッカリ経営に! キャッシュレス化がもたらすメリットとは
WEB CARTOP
【KTM 990RC R発表】RC8シリーズ以来の大排気量スーパースポーツRC・公道へ再降臨!デビューは2025年春以降
【KTM 990RC R発表】RC8シリーズ以来の大排気量スーパースポーツRC・公道へ再降臨!デビューは2025年春以降
モーサイ
悔しい予選に終わったノリス。王者争いには悟りの境地「最初の6戦で決着していた」今は打倒フェラーリに集中
悔しい予選に終わったノリス。王者争いには悟りの境地「最初の6戦で決着していた」今は打倒フェラーリに集中
motorsport.com 日本版
【カブリオレ対決】BMW対メルセデス 6気筒エンジンを搭載するオープントップのM440i xDriveとCLE450のガチンコ勝負!
【カブリオレ対決】BMW対メルセデス 6気筒エンジンを搭載するオープントップのM440i xDriveとCLE450のガチンコ勝負!
AutoBild Japan
トヨタ「和製スーパーカー」がスゴイ! 約500馬力「直6」風エンジン搭載&“スケスケ”な超ロングノーズ仕様! ワイドでカッコイイ「FT-1」とは?
トヨタ「和製スーパーカー」がスゴイ! 約500馬力「直6」風エンジン搭載&“スケスケ”な超ロングノーズ仕様! ワイドでカッコイイ「FT-1」とは?
くるまのニュース
2025年は車を買う! でもどれにする?…スライドドア付き軽自動車・予算別ガイド、3ゾーン48車種
2025年は車を買う! でもどれにする?…スライドドア付き軽自動車・予算別ガイド、3ゾーン48車種
レスポンス
いつ見てもかわいいレトロデザイン!! 超小型車 フィアット新型「トポリーノ」は欧州で大人気! ネットに続々寄せられる熱い思いとは
いつ見てもかわいいレトロデザイン!! 超小型車 フィアット新型「トポリーノ」は欧州で大人気! ネットに続々寄せられる熱い思いとは
VAGUE
ラリージャパンで国沢光宏が躍動! 二つの顔を持つ紳士がルーテシア ラリー5で激走
ラリージャパンで国沢光宏が躍動! 二つの顔を持つ紳士がルーテシア ラリー5で激走
ベストカーWeb
『危ねぇ知らなかった!』危険回避! 知らないと怖いブレーキパッドの交換タイミング~カスタムHOW TO~
『危ねぇ知らなかった!』危険回避! 知らないと怖いブレーキパッドの交換タイミング~カスタムHOW TO~
レスポンス
ソニー、移動をエンタメに変える「MR Cruise」事業化…あらゆる車両に搭載可能に
ソニー、移動をエンタメに変える「MR Cruise」事業化…あらゆる車両に搭載可能に
レスポンス
「前を走るパトカー」“追い越し”て大丈夫? 抜かす派VS抜かない派で賛否両論!? 「やっちゃダメ」な要注意項目とは
「前を走るパトカー」“追い越し”て大丈夫? 抜かす派VS抜かない派で賛否両論!? 「やっちゃダメ」な要注意項目とは
くるまのニュース
日本人初の快挙! moto2チャンピオン小椋藍がトライアンフ トリプル トロフィーを受賞
日本人初の快挙! moto2チャンピオン小椋藍がトライアンフ トリプル トロフィーを受賞
バイクのニュース
【10年ひと昔の新車】ボルボ V60 オーシャンレース エディションは、世界一周ヨットレースを記念したスペシャルバージョン
【10年ひと昔の新車】ボルボ V60 オーシャンレース エディションは、世界一周ヨットレースを記念したスペシャルバージョン
Webモーターマガジン
孤高のミニバンSUV、デリカD:5に「BLACK Edition」新登場、定番の「CHAMONIX」には新たに8シーターを設定
孤高のミニバンSUV、デリカD:5に「BLACK Edition」新登場、定番の「CHAMONIX」には新たに8シーターを設定
カー・アンド・ドライバー
ダイハツの「“すごい”コペン」登場! 軽規格超えた「ワイドフェンダー」×770ccエンジン搭載! 2L並みパワーでめちゃ速い「デカいコペン」 どんなマシン?
ダイハツの「“すごい”コペン」登場! 軽規格超えた「ワイドフェンダー」×770ccエンジン搭載! 2L並みパワーでめちゃ速い「デカいコペン」 どんなマシン?
くるまのニュース
トヨタの「高級スポーティミニバン」がスゴい! 「走りが楽しい」反響多数!? 王道「アルファード」と異なる「個性」に注目! ヴェルは何が違う?
トヨタの「高級スポーティミニバン」がスゴい! 「走りが楽しい」反響多数!? 王道「アルファード」と異なる「個性」に注目! ヴェルは何が違う?
くるまのニュース
「スゴい事故」発生も…「夏タイヤ履いてるなんて信じられんッ!」 批判の声多数! 夏タイヤで雪道走ると違反? 正しい交換時期の目安とは
「スゴい事故」発生も…「夏タイヤ履いてるなんて信じられんッ!」 批判の声多数! 夏タイヤで雪道走ると違反? 正しい交換時期の目安とは
くるまのニュース
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
ベストカーWeb

みんなのコメント

67件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

105.8128.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

11.075.0万円

中古車を検索
Zの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

105.8128.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

11.075.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村