各メーカーの技術と思想が注ぎ込まれたFRスポーツカー
クルマの基本レイアウトにおいて、エンジンをフロントに配置しリアタイヤを駆動するFR方式は、操舵と駆動が前後のタイヤに分かれるため、素直なハンドリング特性を実現します。
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そのため、運転操作に対する車両の挙動を直接的に感じ取ることができ、スポーツカーの基本として長く支持されてきました。
一方で、実用性や居住性を重視するモデルが主流となるなか、FRレイアウトを採用するピュアスポーツカーは減少の傾向にあります。
今回は、そうした状況下でも現行型として市場に存在し、それぞれに異なる設計思想と構造を持つ3つのモデルを取り上げます。
●日産「フェアレディZ」
まず紹介するのは、日産「フェアレディZ」です。
フェアレディZは初代から続く後輪駆動スポーツカーの伝統を受け継ぎ、歴代モデルのデザイン要素と最新技術を融合させたモデルとなっています。
エクステリアは、ロングノーズ・ショートデッキのフォルムを基調とし、フロントエンジンのスポーツカーであることを象徴する造形となっています。
また、初代モデルをモチーフにしたシグネチャーLEDポジションランプや、過去のモデルをイメージした2重リング発光のテールランプが特徴となっています。
インテリアは、ダッシュボード上部に配置された3連サブメーターや12.3インチのカラーディスプレイが備わり、走行時の情報把握を助ける設計です。
そして、パワートレインには3リッターV型6気筒ツインターボエンジンが搭載され、最高出力405ps、最大トルク475Nmを発揮します。
トランスミッションは、6速MTと9速ATの2種類が用意されており、9速ATにはアクセルワークに応答する専用の制御技術が備わっています。
機能面では、インテリジェントクルーズコントロールや前方衝突予測警報などの先進運転支援技術が搭載され、走行時の安全をサポートします。
くわえて、ボディ剛性の強化や高応答のモノチューブダンパーを採用したサスペンションにより、直進安定性と操縦性が両立されています。
なお、価格は標準仕様が549万7800円、上級グレードの「Version ST」が675万9500円、専用チューニングが施された「NISMO」が935万2200円に設定されています。
続いてはレクサスとトヨタのFRスポーツカーを紹介
●レクサス「LC」
次に紹介するのは、レクサス「LC」です。
LCは、コンセプトカーのデザインを具現化し、新世代のフロントミッドシッププラットフォームを採用したクーペおよびコンバーチブルです。
エクステリアは、低く設計されたフロントフードや、メッシュの密度が変化するスピンドルグリルにより、独自のプロポーションが構成されています。
また、走行時にはドアに格納されるフラッシュサーフェスタイプのポップアップハンドルが採用されており、空気流を乱さない設計となっています。
インテリアは、コンバーチブルモデルにおいてルーフ開閉状態を視覚的に伝えるディスプレイ表示や、走行時の風の巻き込みを抑えるウインドディフレクターが装備されています。
くわえて、ハイブリッドモデルではバッテリーを配置するエリアにソフトトップルーフを格納することで、クーペモデルと同等のラゲッジスペースが確保されています。
パワートレインは、3.5リッターV型6気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムと、5リッターV型8気筒エンジンが設定されています。
ハイブリッドシステムは有段ギアと組み合わせたマルチステージハイブリッドとなっており、V型8気筒エンジンは10速ATと組み合わされています。
機能面では、ミリ波レーダーと単眼カメラを用いたプリクラッシュセーフティや、全車速追従機能付レーダークルーズコントロールが標準装備されています。
なお、価格はパワートレインや装備仕様によって異なり、1410万円から1780万円に設定されています。
●トヨタ「スープラ」
最後に取り上げるのは、トヨタ「スープラ」です。
スープラは、過去のモデルから直列6気筒エンジンとFRレイアウトの組み合わせを継承し、2019年に復活を果たしたスポーツカーです。
エクステリアは、ショートホイールベースとワイドトレッドを組み合わせた骨格により、スポーツカーとしてのプロポーションが構成されています。
フロントには6つのLEDレンズユニットが並ぶヘッドランプが配置され、リアには空気抵抗を低減する空力設計が取り入れられているほか、インテリアには立体的なタコメーターを配置したメーター類や、専用のカラーヘッドアップディスプレイが採用されています。
さらに、ホールド性能を追求したハイバック構成のスポーツシートにより、強い横Gが加わる状況下でも運転姿勢が保持されます。
スープラのパワートレインは、2リッター直列4気筒ターボエンジンと3リッター直列6気筒ターボエンジンが用意されています。
3リッターモデルは最大トルク500Nmを発揮し、2リッターモデルは最高出力197psと258psという2つのチューニング仕様が設定されています。
機能面においても、歩行者や自転車運転者を検知するプリクラッシュセーフティや、車線逸脱を警告するレーンディパーチャーアラートを含む安全装備が標準搭載されています。
なお、スープラは2026年3月をもって生産を終了しており、現行モデルの新車については新規の受注受付もすでに終了されています。
ただし、店舗によっては在庫車やキャンセル車両が存在する可能性があるため、新車の入手に際しては販売店への問い合わせが必要になります。
新車価格は2リッターエンジンの「SZ」が499万5000円、「SZ-R」が601万3000円、3リッターエンジンの「RZ」が800万円でした。
※ ※ ※
今回紹介した3車種は、それぞれ異なるアプローチでFRレイアウトの走行性能を具現化したモデルです。
実用性が重視される現代の市場において、こうしたフロントエンジン・リアドライブのモデルは独自の立ち位置を保っています。
今後も各メーカーがどのような技術を用いて内燃機関のスポーツカーを展開していくのか、引き続き動向が注目されます。(Peacock Blue K.K.)
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みんなのコメント
めちゃくちゃ適当な記事やな。