マディレースの救世主？ iX-07sやフロントゲコタの人気を脅かすニュータイヤ、ドロップ

日本のハードエンデューロを文字通り支えるiRCタイヤが、またまた新しいタイヤをドロップ。去年追加されたM5B EVOのフロントだ。

iRC
M5B EVO（フロント）
サイズ：80/100-21 51M
タイプ：WT

正直ハード用のタイヤがたくさんありすぎて「もうよくわからない」という人に向けて簡単に説明すると、このM5B EVOはかなり用途を限定されたタイヤだ。しかしその限定されたシチュエーションでは驚異的な力を発揮する。もともと120と140の2サイズがラインナップされるリアタイヤ。特に140サイズはマディコンディションのレースやヒルクライムでその力を発揮するとされている。

そのフロント版という今回のタイヤはサイズは80/100-21 51Mと発表。これまでエンデューロライダーがチョイスするiRCのフロントといえばiX-07sが圧倒的な人気を誇り、ついでiX-09w及びiX-09w GEKKOTAのほぼ3択だったが、そこにさらにこのM5B EVOが加わることになる。

それでは、どういう時にこのフロントをチョイスすれば良いのだろうか。

圧倒的にどこでも刺すのに07Sより柔らかいからアスファルトでもジャックナイフし易くてとても好き。
今後は殆どコレ使います！ネガは一点　カチパン路面とかヨレるからコーナーは攻めれないよ。M5B EVOフロントタイヤ新発売！ | アイ・アール・シー 井上ゴム工業株式会社 https://t.co/Hfp4axITlu

— ロッシ高橋（全力リハビリ中） (@w1rosh) July 20, 2021

というのがG-NET V6チャンピオンの見解。マディの日のJNCCやJECではiX-07sの代わりに、ガレや岩、根っこなどよりもヒルクライムや土路面が多めのハードエンデューロではその威力を発揮してくれるのではないでしょうか！？