三菱自動車は、SUVの代名詞とも言える「パジェロ」の特別仕様車「FINAL EDITION 」を4月24日から販売開始しました。「FINAL EDITION 」の名前の通り、現行モデルの国内販売向け「パジェロ」は、今年の8月をもって生産終了となることがこれで確定したことになります。
1982年に発売開始した「パジェロ」ですが、本格オフロード4WD車でありながら、都会にも似合うクリーンなデザインで人気を博します。特に1991年登場の2代目は、ラグジュアリー性を高め、日本のRVブームの立役者となりましたが、オフロードを走ったことのないSUVという、今につながるジャンルを切り拓いたと存在とも言えるかもしれません。
限定台数700台となる特別仕様車の「FINAL EDITION」の内容を見ていくと、「37年間の感謝を込め」たという、人気オプションを装備した上で、買い求めやすい価格設定としています。人気グレードである3.2リッター4気筒クリーンディーゼルエンジンにINVECS-II 5速スポーツシフトを組み合わせた「EXCEED」をベース車に、エクステリアには、ルーフレールと電動ロングサンルーフを標準装備。ボディカラーは、モノトーンのウォームホワイトパール、ブラックマイカ、 スターリングシルバーメタリックに加え、3ウェイ2トーンのスターリングシルバーメタリック/アイガーグレーメタリックの全4色での展開となります。
インテリアでは、本革シートと運転席・助手席パワーシートを標準装備。寒冷地仕様を標準装備とすることで、寒い環境での利便性を向上させています。また、走りの面では、リヤデフロックを標準装備し、悪路での脱出性能を高めています。安全面でも、SRSサイドエアバッグとカーテンエアバッグを標準装備し、安全性を向上させています。
車両本体価格は、453万600円(税込)と、ベースとなった「EXCEED」の428万2000円に対して、約25万円プラスとなっています。
他にも、人気ディーラーオプションを組み合わせた、専用ディーラーオプションパッケージを用意するなど、パリダカールラリーで通算12回の総合優勝という輝かしい成績をおさめ、国内累計64万台以上を販売し、RVブームの立役者となったパジェロの遺伝子を引き継いてきた4代目の最後を飾る大盤振る舞いとなっています。
なお国内向け「パジェロ」は終了となりますが、海外販売向けの「パジェロ」と「パジェロスポーツ」は引き続き販売を継続するということなので、次期モデルでの国内での復活を待つこととしましょう。
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