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7500rpmで620cvの最高出力を引き出す3855ccのモンスターエンジンを搭載したフェラーリのGTスパイダー「Portofino M」

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7500rpmで620cvの最高出力を引き出す3855ccのモンスターエンジンを搭載したフェラーリのGTスパイダー「Portofino M」

フェラーリ・ジャパンは、2020 年 9 月にイタリア・マラネッロで初披露された最新 2+GT スパイダー、Ferrari Portofino M の日本初上陸を発表した。

Ferrari Portofino から目覚ましい進化を遂げたこの新モデルには、技術的イノベーションが満載されている。

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特筆すべきなのが、再設計されたパワートレイン、真新しい 8速ギア・ボックス、そして Race モードを含む 5 ポジションのマネッティーノで、これはマラネッロの GT スパイダーとしては完全な初採用となる。

Portofino M は、フェラーリの遺産や情熱、完璧さへの飽くなき探究を最大限に尊重しながらも、イノベーションを追い求める跳ね馬の価値観をすべて盛り込んでいる。

“M”は、“Modificata”(モディファイ)を意味し、フェラーリでは、パフォーマンスを押し上げる進化を遂げたモデルに使われてきた名称だ。

また、フェラーリ・ジャパン代表取締役社長フェデリコ・パストレッリ氏は、次のように述べている。

「Portofino M は、真の GT のパフォーマンスに、ドライビング・プレジャー、敏捷性、日常的に活躍する卓越した汎用性を兼ね備える、まったく前例のないモデルとなっています。日本のお客様には、乗るたびに再発見の旅を提供するでしょう。」

パワートレイン

Portofino M のパワートレインは、4 回連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた V8 ターボファミリーの 3855 cc エンジンで、最適化によって、7,500 rpm で 620 cv の最高出力を引き出した。

これは Ferrari Portofino を 20 cv上回る。また、7 速ギア・ボックスに代わって、完全な新設計の 8 速ギア・ボックスを採用。

オープントップのフェラーリに 8 速ギア・ボックスが搭載されるのは実は初めてのこと。オイルバス式デュアルクラッチ構造で、クラッチモジュールは 20%小型化され、トルクデリバリーは 35%向上した。

ダイナミクス

車両ダイナミクスの面で最大のイノベーションは、何といっても 5 ポジションのマネッティーノの導入。跳ね馬の GT スパイダーとしては完全な初採用。

その目的は、既に Ferrari Portofino が誇った並外れたハンドリングとトラクションを、Race モードの追加で強化すること。フェラーリ・ダイナミック・エンハンサーのサポートによって、Race モードの重点は、ドライビング・プレジャーとステアリングを握る楽しさを最大限に高めることに置かれている。

デザイン

このモデルが達成した大幅な技術的進化を、目に見える形で強調しているのが、フロントエンドの新デザイン。特にバンパーは、さらにスポーティーでアグレッシブになった。

インテリアもエクステリアも、表現と目的が調和し、ときにシャープに、ときにソフトに、いっそう流れるようなフォルムとなった。跳ね馬が生んだ最新のデザインとエンジニアリングの傑作であり、Ferrari Portofino の完璧な進化形だ。

先行モデルよりスポーティーな個性を持ち、それを凌ぐハンドリングを実現しながらも、車内の快適性を損なうどころか高めることに成功。これに寄与するのが新しいオプションで、ADAS(先進運転支援システム)や、ベンチレーション及びヒーターの機能を備えるシートなどがそろっている。

こうしてFerrari Portofino M は、先行モデルの双子の魂を受け継ぎ、ルーフを閉じれば真のクーペに、開ければ純粋なスパイダーになると正当に表現できる市場で唯一のモデルとなった。

これには、跳ね馬の全コンバーチブルの特徴であるリトラクタブル ハード・トップ(RHT)も貢献しているのは言うまでもない。コンパクトなサイズも、Portofino M をあらゆるシーンで理想的なモデルにしている。

比類ない汎用性と車内の快適性によって、乗るたびに(再)発見の旅を楽しめるモデルだ。

スペック

関連情報:https://www.ferrari.com/ja-JP/auto/ferrari-portofino-m

構成/DIME編集部

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みんなのコメント

2件
  • パワーの単位をいい加減統一してほしい。PSなのかKWなのかHPなのかCVなのか。ややこしいんだよ。
  • ターボエンジンでレブリミットの7500で最大出力ってのはすごいわな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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