イタルデザインは「東京オートサロン2026」にて、ホンダ公認の『NSXトリビュート by イタルデザイン』を初公開した。SNSでは、「テールに初代を感じて好き」「リアの造形がちゃんとNA型を受け継いでる」など、話題になっている。
NSXトリビュート by イタルデザインは、2022年に販売を終了した2代目『NSX』をベースに、企画・デザインからエンジニアリング、製造までを同社が一貫して手がけた特別仕様モデルだ。
【画像】ホンダ公認の『NSXトリビュート by イタルデザイン』
イタルデザインは設立当初より日本の高度な技術力や、伝統を尊重しつつ未来を切り拓く価値観に共鳴してきた。その礎を築いたのが宮川秀之氏であり、約60年前に彼が架けた文化的・技術的な橋は、今も両者の強固な信頼関係を支えている。
今回のプロジェクトは、深い絆と、1965年のF1初優勝や初代NSX、ル・マン優勝など、ホンダが自動車史に刻んできた挑戦の軌跡を祝して2025年に始動した。NSX本来の走行性能や信頼性、使いやすさを損なうことなく、美しさと効率を両立させたデザインで新たな価値を創造している。
外装は、見る者に鮮烈な対比印象を与えるツートン構成が採用された。ボディ上部は「チャンピオンシップホワイトNH0」で彩られ、名車「NSX-R」の系譜にあることを静かに、しかし力強く主張する。対照的に下部は光沢のあるブラックで引き締められ、高い技術力とレーシングマシンの機能美を演出している。
フロントフェイスはこの車の「名刺」として、ホンダのアイデンティティである「H」の形状をデザイン全体で表現。インテリアは、初代にインスパイアされた意匠を現代的に洗練させ、必要な部分に手を加えつつ市販車レベルの完成度へと昇華させた。美しさと効率を追求するイタルデザインの哲学が、NSXの新たな魅力を引き出す。
X(旧Twitter)では、「テールに初代を感じて好き」「リアの造形がちゃんとNA型を受け継いでる」とリアビューに込められた初代NSX(NA型)へのオマージュに注目が集まっている。とくにテールデザインについては、2代目NSXをベースとしながらも、NSXという車名が持つ原点回帰の思想を丁寧に表現している点が高く評価されている。
「大規模マイナーチェンジってことにして笑」「正直、これがホンダで市販されないのが残念ポイント」「ホンダがタイプRの赤バッヂの使用許可を出したのは意外」「フロントの『H』デザインが強烈」など、ホンダ公認という立ち位置も相まって、「もし市販車としてラインアップされていたら」という“仮定の魅力”を強く想起させる一台として、自動車ファンの想像力をかき立てているようだ。
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