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新型キャデラック XT5 クロスオーバー発表、左ハンドルのみ

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新型キャデラック XT5 クロスオーバー発表、左ハンドルのみ

ゼネラルモーターズ・ジャパンは13日、5人乗りの新型SUV「キャデラック XT5 クロスオーバー」を日本で披露し、10月28日から販売を開始すると発表した。

XT5クロスオーバーのサイズは、全長4825×全幅1915×全高1700mm、ホイールベース2860mm。BMW X3やメルセデス・ベンツGLC、レクサスRXなど、強豪ひしめくミドルサイズSUVにカテゴライズされる。

エクステリアは、SUVらしい力強さとキャデラックらしいラグジュアリー感を巧みに融合したデザインをまとう。また、新開発ボディフレームの採用などにより、従来の「SRX クロスオーバー」から90kgの軽量化を果たしているという(車重は1990kg)。

インテリアは骨太かつエレガントだ。ルームミラーにはリアカメラからの映像を写すディスプレイを備えるほか、後席の頭上まで広がるウルトラビューサンルーフも標準装備する。後席は40:20:40の分割可倒式。ラゲッジルームは、通常時850リッター~最大1784リッターまで広がる。

エンジンはダウンサイズ型の2.0L直噴ターボではなく、3.6L V6(314ps/368Nm)のみを導入する。トランスミッションは8速AT。駆動方式はAWDで、前後輪および後輪左右の駆動力を自在に配分する電子制御リアディファレンシャルを備える。

価格は「Luxury」が668万5200円、豪華版の「Platinum」が754万9200円。

日本を重要な市場としながらも、相変わらずステアリング位置は“左のみ”。その一方、キャデラック最小SUVの「XT4」や、3列7人乗りSUVの「XT7」も、そう遠くない未来に日本へ導入する計画とのことだ。

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