メルセデスは、F1モナコGPでサイドポンツーンやフロア、フロントサスペンションを変更するアップデートを行ない、直近のレースで上昇傾向を見せているが、イギリスGPではさらに大きなアップデートを用意しているようだ。
今季開幕から躓いたことで、マシンのコンセプトを大きく変更したメルセデスだが、この判断は成功だったようで、ルイス・ハミルトンが直近の2レースで表彰台を獲得。カナダGPではフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)に敗れたものの、激しいバトルを展開した。
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アップデートの成果を励みに感じつつも、メルセデスはレッドブルとの戦いに挑むにはもっと多くの改善が必要だと考えており、夏休み前に新たなアップデートパッケージを投入する用意をしている。
チーム代表のトト・ウルフは、イギリスGP(7月7~9日)が新パーツ投入を目指すふたつのレースのうちのひとつであると語った。
「シルバーストンには、より大きなモノを持ち込む予定だ」と彼は語った。
「そしてシャットダウン(夏休みのファクトリー閉鎖)の前に、別のモノを用意する予定となっている」
「コンセプト構造の一部を変更したことで、学びが大きく加速した。次の4レースでは、きちんとしたステップを踏むことができるはずだ」
メルセデスはモナコGPでのアップデートで期待通りの改善を遂げた。そしてウルフは、チームがマシンを改善する速度自体もかなり向上していると語った。
「シミュレーションをよりよく理解できるようになり、それがサーキットで見ているものと相関していると思う。この1年半の間、それが問題だった」
「風洞テストでは、素晴らしいパフォーマンス向上が見られている。クルマが速く走るために何が必要なのか、どんなセットアップが必要なのか、よりよく理解できるようになってきた」
「だから全体的に、ステップアップの歩幅が大きくなってきているんだ。良い形で進んでいると思う」
カナダGPでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝したものの、3位となったハミルトンとの差は14秒ほど。赤旗終了となったオーストラリアGPを除けば、今季これまでで最もレッドブルと近い位置でメルセデスのマシンがチェッカーを受けたことになる。
自分たちのマシンに合わないコース特性だと感じていたカナダで良い兆候が見えたにも関わらず、ウルフはメルセデスのポテンシャルについて慎重な姿勢を崩していない。
「我々としては、クルマの挙動は高速コーナーの方が良いので、ここカナダでパフォーマンスを発揮できるとは思っていなかったんだ」
「そう遠くないところにいるのは心強い。でも、マックスが先頭を走っていることを忘れてはいけない」
「彼が完全にクルージングしていたとは思っていないが、彼はトップを走り、楽な時間を過ごしていたはずだ。余裕はまだあると思うので、追いつくまでにはかなりのギャップがある」
レッドブルが今年初めて、通常のサーキットでプレッシャーをかけられているようにも見えたカナダGPだが、ウルフはまだ大きな差があると強調した。
「いや、そうではない。マックスがプレッシャーにさらされていると考えるには、まだその差は大きすぎると思う」
「このレースでどのくらいアドバンテージがあったのかは分からない。コンマ2秒くらいだったのだろうか? でもまだ遠く離されている」
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