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【マツダCX-60は大きなロードスター?】20代若手編集部員がジムカーナイベントで激走!

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【マツダCX-60は大きなロードスター?】20代若手編集部員がジムカーナイベントで激走!

モータースポーツの門扉は開かれている

今回編集部オゴーが参加したのは関東近郊でサーキットイベントを催している『ズミーレーシング』が主催、マツダ自動車が協賛する『マツダスピリットレーシング ジムカーナ エクスペリエンス』というイベント(以下ジムカーナエクスペリエンス)。年間5回のシリーズ戦形式をとってはいるが、モータースポーツのビギナーへ向けた『クルマを操る楽しさ』を体験してもらうことがメインのイベントである。

【画像】CX-60で参戦した『マツダスピリットレーシング・ジムカーナエクスペリエンス』の様子 全200枚

イベント名には『マツダ』と入っているものの、車両に制限はないので基本的にどんなクルマでも参加できる。スポーツカーはもちろん、軽自動車からハイブリッドのSUV車両まで、多様なラインナップのクルマたちが楽しそうに走っていたのが印象的だったが、多様なのは参加者も同じ。若者からベテランドライバー、女性も数台エントリーしており、和気あいあいとした雰囲気の中でイベントが進行した。

ビギナー向けということもあって、ジムカーナエクスペリエンスでは、ドライビングを学ぶという要素も強い。したがって数名のプロドライバーが講師として参加しており、参加者の走りにアドバイス・コメントをくれるだけでなく、希望した場合には自身のクルマを用いてクルマのコントロールを直接マンツーマンで教えてくれるのだ。さらに、イベント終盤にはジムカーナチャンプの講師がパイロンをかすめるほどの圧巻のデモランを見せてくれるのだ。

今回、取材にあたって我々メディアも実際に参加者としてイベントを体験することができた。選べる車両は2台。パーティレース仕様にモディファイされたマツダ・ロードスター、それとマツダCX-60……。CX-60!?

CX-60でジムカーナを激走

こんな選択肢を出されてしまっては、ついCX-60でジムカーナを走ることに挑戦したくなるというもの。CX-60はSUVながらも縦置きのエンジンやFRベースのシャシー設計からスポーツカーライクな操縦性を持つ。リアサスペンションは前後左右への逃げを抑制し剛性を高め過ぎたことから、乗り心地に難ありという嬉しくない評判を得てしまったほどだ。

つまり、乗り心地を犠牲にした『スポーツカーライクな操縦性』というものがどこまで通用するのか、試したくもなってしまったわけである。

実際に攻め立ててみると、2トンを超える巨体には不利な状況でありながらも操縦性は良好で、従順といえる見事なハンドリングを示した。良かったのはコントロール性だけでなく、参加していた現行型のロードスター達の記録と1秒も変わらない好タイムを記録!

ロードスターよりパワフルで四輪駆動であるというアドバンテージを考慮しても、ジムカーナというフィールドでロードスターのタイムに肉薄するというのはなかなかのもの。さらにいうと、ハードな旋回でのVDCによるスロットル制御がなければ勝てたかも?

柔らかく快適なレザーシートに座り、径の大きいステアリングをパイロン目掛けてグルグル回して攻め立てるというのは、意外にもエキサイティングで楽しい体験であった。CX-60のオーナーになった人は、ジムカーナエクスペリエンスに出場してスポーツ走行に勤しんでみても良いのではないだろうか。もちろんタイヤの消耗は車重並みなので、サイドウォールの文字まで削れてしまったのだが……。

100回の練習より1回の参加

「運転が上手くなりたい!」。これは、きっとクルマ好きの人なら誰しも一度は抱いたことがある想いだと思う。

もちろん運転が上達するには練習に励むしかない。しかし、練習方法が間違っていたら100回、いや100万回やったところで大した上達が見込めないというのが現実。上達しないだけならまだしも、愛車を壊してしまったり、取り返しのつかない事態になったりする可能性だってある。

一般的には効率的にドライビングテクニックを磨くには、『安全に運転に集中できる環境』、『適切なアドバイスをくれる上手い人』というふたつが必須条件。『安全に運転に集中できる環境』というのはもちろん、サーキットかそれに準ずるような閉鎖された広い空間。『適切なアドバイスをくれる上手い人』が身の回りにいない場合はインストラクターを雇う必要があるが、このような条件を揃えるにはそれなりの金銭が必要となってしまう。

しかし、今回のジムカーナエクスペリエンスには、それがふたつとも揃っている。なおかつ、充実したプログラムながらもエントリー費はたったの1万500円。マツダ車での参加や女性はこの金額から1000円引きとなる。

ドラテク向上の近道がこれほどリーズナブルな金額で開けるという機会は滅多にないと考えても良い。しかも、サーキットを周回するのとは異なるので、エンジンやタイヤ、ブレーキを筆頭とするクルマの消耗も激しくない。

『クルマが好きで、スポーツ走行を始めてみたい』、『愛車の性能を発揮してみたい』など、これから新しい趣味としてモータースポーツの世界に一歩、足を踏み入れるきっかけとして、このジムカーナエクスペリエンスを活用してはいかがだろうか?

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みんなのコメント

16件
  • eh1********
    2トンの車がロードスターなわけがない
  • けったましーん
    ジムカーナやるような車じゃないでしょ。褒めるところがなさすぎる車だから苦肉の策の提灯記事なんだろうけど、峠攻めたら楽しいとか勘違いした輩が湧いてくるからやめてほしい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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