■アーバンカーキを新色として追加!
トヨタの欧州法人は2024年5月24日、コンパクトSUV「ヤリスクロス」の改良モデルを発表しました。
ヤリスクロスは、コンパクトハッチバック「ヤリス」と同じTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用したSUVとして、国内市場では2020年4月に登場。
【画像】「えっ…!」カッコいい! これが最新「ヤリスクロス」です! 画像を見る
ボディサイズは全幅全長4180mm×1765mm×全高1580-1590mmと扱いやすいサイズを実現しています。
欧州では2021年に導入。競争が激化する欧州のBセグメントSUV市場においてトップクラスの販売を誇るとともに、トヨタのベストセラーモデルへと急成長しました。
今回の改良では、第5世代のハイブリッド技術の要素を取り入れた、よりパワフルなハイブリッドパワートレイン「ハイブリッド130」を追加しました。
新たなハイブリッドシステムは、強力なMG1とMG2(モータージェネレーター)を採用。従来よりも高出力なシステムとなっており、最大出力130馬力、トルク185Nmを発揮します。
また、0km/hから100km/hまでの加速は10.7秒、80km/hから120km/hまでの加速時間は8.9秒と、セグメント内でトップの性能を誇ります。
モーターの出力が大きくなったことで、より高速でのEV走行が可能になり、エンジンの高効率域での作動頻度も増えて燃費が向上。同時に、加速力が向上し、低速域でのレスポンスが鋭くなり、ダイナミックな走行性能を実現しました。
内装は、12.3インチデジタルドライバーズコンビメーターを設定。上級グレードは表示内容を好みの仕様にカスタマイズすることが可能です。
さらに、クラウドベースのナビゲーションを備えた「トヨタスマートコネクトマルチメディアシステム」も搭載されます。
加えて、「スマートデジタルキー」を2024年後半に追加する予定です。デジタルキーにより、MyToyotaアプリと連動して車両の施錠・解錠・始動が可能になります。
最新の「Toyota Safety Sense」を含む、安全・運転支援システム「Toyota T-Mate」の性能と機能が大幅に向上し、安全性を高めました。
最上級グレードとなる「プレミアエディション」(限定車)では、新たに専用色の「アーバンカーキ」を追加。「プラチナムパールホワイト」と「シルバーメタリック」の2トーンカラーも選択できます。
外観は、ダイナミックなスタイリングをさらに際立たせる専用の18インチ5スポークアルミホイール(ダークグレー)が装着されます。
内装は、グリーンのボディカラーとマッチする、ステッチとデコラインがインパネとドアに施されました。シート表皮も新しいパターンに刷新しています。
欧州仕様のヤリスクロスには、TOYOTA GAZOO Racingのモータースポーツでの活躍にインスパイアされた「GRスポーツ」も設定されました。
ヤリスクロスGRスポーツは、専用18インチダークグレーアルミホイールやレッドステッチ入りの特注スポーティシート、「GR」および「GR SPORT」のバッジを内外装に配し、よりスポーティな外観を実現。
サスペンションもチューニングされ、より魅力的な走りが楽しめます。
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