【MotoGP】イギリスGP初日転倒の小椋藍、予選＆決勝に向けては体調様子見へ「うまくいけば、右膝も良くなっているはずですが……」

　トラックハウスからMotoGPに参戦する小椋藍は、イギリスGPの初日に転倒。レース出走可否が不透明な状況となっている。

　ルーキーの小椋は金曜午前のFP1で転倒して右膝を負傷。そのため午後のプラクティスは欠場し、土曜以降の走行に向けて準備をする流れとなった。

「2回目のランではあまり速く走っていませんでした」と小椋は説明した。

「そこからタイムを伸ばそうとしていたところでしたが、タイミングを間違えたし、プッシュの加減も間違えてしまって、転倒してしまいました」

「その（転倒の）後、右膝に違和感があって、午後の走行は見送ることにしました。今はできることをやって、体の様子を見ながらですが……うまくいけば、明日はもっと良くなっているはずです」

　今回の転倒で、小椋の今シーズンのクラッシュは全セッションとレースを通算して6回目となった。これはMotoGPの平均とほぼ同等の数字だ。

　小椋は今シーズン、素晴らしいスタートを切っており、デビュー戦のタイGPでは予選で2列目を獲得し、スプリントで4位、決勝でも5位に入っている。しかし、それ以降はやや苦戦している。

　第2戦のアルゼンチンGPでは力強いレースを見せたが、ソフトウェアの技術的な問題で失格となった。ただしそれ以外のレースではすべて完走しており、過去4戦のうち3戦でトップ10入りも果たしている。

　今回のプラクティス欠場により、小椋は再び予選Q1からのスタートを強いられることになる――もし土曜日に走行できる状態であれば、だが。

Comments

[fmm********]

実力はあるがアプリリアでは表彰台は厳しいと思う

[あすか]

やっぱ開幕戦はまぐれやったんや