2021年F1第15戦ロシアGPの決勝レースが行われ、ハースのニキータ・マゼピンは18位、ミック・シューマッハーはリタイアでレースを終えた。
■ウラルカリ・ハースF1チーム
ニキータ・マゼピン 決勝=18位
長いレースだった。そして、いろいろなことが起きた。オープニングラップはものすごく順調で、そこからはバッテリーを賢く使って、自分より速いクルマを抑えることに全力を尽くした。実際、それはうまくやれたと思う。ピットでハードタイヤに交換した後も、背後のクルマを抑えようと試み続けたが、1台には抜かれてしまった。その後、タイヤをロックアップさせたのが痛かった。ハードタイヤをロックさせると、もう絶対に回復しないからね。
インターへの履き替えのタイミングに関しては、チームとしていい判断ができた。最初にピットに入ったドライバーのひとりとして、多少なりともタイムを稼ぐことができたよ。普段なら絶対に抜けないクルマを、何台かオーバーテイクできたのは楽しかった。とはいえ、自分たちの本来の位置はよく分かっているつもりだし、もう次のレースへ目を向けている。
■ウラルカリ・ハースF1チーム
ミック・シューマッハー 決勝=リタイア
クルマに問題が起きて、コース上で走りながら直そうと試みたが、うまく行かなかった。仕方のないことであり、これもひとつの経験と考えるしかない。いろいろなことが起きるのが、F1というものだ。僕にとっては今季初のリタイアになった。もっと完走記録を続けたかったし、できることなら今年はリタイアなしで終わってほしかったけど、まあこれもゲームの一部だ。
ペースはとても良かったし、コース上でのクルマのフィーリングも本当に良かった。そうした明るい面を見て、さらに分析し、トルコでのレースに活かしたい。
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