MotoGPは先日、レギュレーションを一部調整したことを発表。負傷から復帰するライダーの特別テストと、スタート進行時における混乱への対処が定められた。
負傷したライダーがMotoGP復帰前に、通常は規制されているMotoGPマシンでのテストを行なえるようにするという案は、春先にかけてアプリリアから提唱されてきたものだ。
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これには当然アプリリアで負傷中だったホルヘ・マルティンの存在が関わっていたが、当初の話し合いでは、考え方には賛同しても2025年中に導入することには反対のメーカーもおり、改定は2026年までお預けと見られていた。
しかし第6戦フランスGPを前に事態は急転。レギュレーション改定が明らかにされ、負傷欠場の続いたライダーにMotoGPテストの実施が認められることとなった。
新規定が発効するのは今週末のフランスGPからだ。ルールの内容は、シーズン中に3戦連続以上欠場、または45日間レースに参加できなかったMotoGPライダーに、任意で1日のテストが許可されるというものとなっている。なおこの場合の”シーズン中”という言葉の示す所は、IRTA公式プレシーズンテストの初日からと定義されている。
なお今週末のフランスGPでは負傷欠場の続いていたミゲル・オリベイラ(プラマック)が復帰するが、彼はこの新ルールの恩恵に預かることはできなかった。
一方でカタールGPで復帰したものの再び転倒し負傷してしまったマルティンにとっては、新ルールはプラスに働くだろう。長期間の離脱が想定されている彼が、次は少なくともMotoGPマシンでのテストを経てから復帰を目指すことができる。
テストに関してのみではなく、今回のレギュレーション調整では第3戦アメリカズGPでマルク・マルケスが直前にマシンを交換したことによって発生したスタート時の混乱を受けて、明確化や対処が行なわれた。
最新版のレギュレーションでは、ウォームアップラップをピットレーンからスタートするライダーは、公表グリッドポジションにつくことはできるものの、「ダブルロングペナルティ」を受けることが強調されている。これは通常のスタートだけではなく、クイックスタートでも適用される。
そしてアメリカズGPで発生したような10名より多いライダーがレースをピットレーンからスタートする状況となった場合、スタートはディレイではなくキャンセルされ、クイックスタート手順が適用されることが明確化された。この場合、すべてのライダーが必要に応じてバイクを交換し、本来のグリッドにつくことができる。
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