現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > スバル新型「フォレスター」がストロングハイブリッドに加えてアイサイトXを搭載して「500万円以下」で登場! シートの座り心地も向上

ここから本文です

スバル新型「フォレスター」がストロングハイブリッドに加えてアイサイトXを搭載して「500万円以下」で登場! シートの座り心地も向上

掲載 22
スバル新型「フォレスター」がストロングハイブリッドに加えてアイサイトXを搭載して「500万円以下」で登場! シートの座り心地も向上

フォレスターが全面リニューアル

2025年4月17日、すでに受注を開始していたスバルの新型「フォレスター」が発表されました。フォレスター伝統の高い悪路走破性に加え、ストロングハイブリッドやアイサイトXの搭載により、燃費性能や安全性も向上するなど見どころが満載です。

息子のために購入したトヨタ5代目「カローラレビン」はいつの間にか父の愛車に! スバル好きの「レガシィ」乗りが走りに魅了された理由とは

ライフスタイルに寄り添う新たなフォレスター

2025年4月3日より受注を開始したスバル6代目新型「フォレスター」が、同年4月17日に正式に発表された。フォレスターはスバル車の中でも国内外で最も販売台数の多いコアモデルで、「正統派SUV」としての進化が求められている。

新たに登場したフォレスターは、これまで追求してきた「どこにでも行けて、どんな場面でも使えるクルマ」という価値に加え、より幅広いユーザーの生活に密着できる新たな価値の提供を目指して開発された。堂々とした安心感のあるたたずまいにより乗員を守り、かつ安心してどこへでも行ける“The SUV”が商品コンセプトとなっている。

ボディサイズは、全長4655mm×全幅1830mm×全高1830mm、ホイールベースは2670mmだ。全長と全幅は先代モデルより15mm大きくなっているが、全高とホイールベースそして220mmという最低地上高は先代モデルを継承している。

振動・騒音対策を徹底し、快適な車内空間を実現

先代モデルにも採用されていた優れた操縦安定性と乗り心地を両立するスバルグローバルプラットフォームは、さらに進化を遂げている。「クロストレック」などで採用されているフルインナーフレーム構造をはじめ、構造用接着剤の適用範囲の拡大やサスペンション取付部の剛性向上などを採用することで、先代モデルを上回る高いレベルの動的質感を実現している。

さらに、ルーフパネルとブレースの間に、振動吸収性が高く、制振性に優れた高減衰マスチック(弾性接着剤)を採用することで、ルーフの共振による音を抑制。音の収束性を向上させることで、優れた乗り心地を実現。加えて防音材の最適化やフロントドアガラスの板厚を5mmにアップすることで、静粛性を向上させている。

デザインテーマは「Ready for Adventure~いつでも冒険に出られる、頼れるGEAR~」。外観デザインは、「量感と頑丈さの追求」をモチーフに、SUVらしいボリュームのある堂々としたプロポーションを実現している。

フロントビューは、グリルからヘッドランプへ続くしっかりとした軸を通じてワイド感を強調することで、強く頑丈なフロントマスクを演出し、堂々とした存在感を作り上げている。サイドビューは、たくましく張り出したフェンダーによる下半身の強さ、厚みを持たせたサイドウインドウ周辺部が走破性の高さと安心感を表現している。

リアビューはリアゲートの角度を立たせることで、5人乗車時のラゲッジ容量は484~512Lを確保。さらに左右のコンボネーションランプをつなぐように高い位置に軸を配して、ロアボディの厚みとワイド感を強調している。

家族との距離を縮める室内空間の工夫

インテリアは、「SUVらしいタフで安心感のある室内空間」を目指してデザインされた。インストルメントパネルは、立体的な面構成を強調することで、「タフさがもたらす安心感」を表現。ドアへの造形を連続させることで、ワイドで広がり感のあるキャビンスペースを創出している。

センターパネルには大型の11.6インチセンターインフォメーションディスプレイを全車に標準装備し、先進性と上質感を表現している。またセンターコンソール上面の位置を高く設定し、包まれ感と上質感を表現するとともに、操作性も向上させている。

シートは構造を見直し、座り心地を高めたフロントシートを採用。仙骨を押さえて骨盤を支えることで、車体の揺れが頭部に伝わりにくくなっている。またサイドサポートを大きく長くすることで「守られ感」「包まれ感」を表現している。

さらに車両中央部のショルダーまわりのボリューム感を削り前後席間のアクセス性を高めることで、後席に座る子供などもよく見えるなどコミュニケーションが取りやすくなっているのが特徴だ。

大容量燃料タンクの効果でロングドライブが可能

搭載されているパワートレインは2種類。スポーツグレードには1.8L 水平対向4気筒ターボ“DIT”+CVT。そしてプレミアムとXブレークには新開発の2.5L水平対向4気筒エンジンとトランスアクスルを採用したe-BOXER・ストロングハイブリッドを搭載している。

ストロングハイブリッドはシリーズ・パラレル方式を採用。発電用と駆動用2つのモーターを備えて、状況に応じてエンジンとモーターを動力源として効率良く使用する。63Lという燃料タンク容量によりロングドライブが可能だ。

駆動方式は全モデル4WDを採用。1.8Lターボ車はアクティブトルクスプリットAWDを搭載し、制御をよりドライバーの感覚に近い素直な制御に刷新している。一方、ストロングハイブリッド車はプロペラシャフトを用いたメカニカル式のAWDを採用。後輪に適切な駆動力を伝達し、悪路での高い走破性と雪道などの滑りやすい路面での安定した走りを実現している。

運転支援機能は広角単眼カメラを採用し、機能、性能を進化させた最新のアイサイトを搭載。さらに、全グレードでドライバー異常時対応システムを採用し、体感的な振動などでドライバーに注意・警告を行い安全運転を支援する。

さらに、高度運転支援システムの「アイサイトX」をフォレスターとして初採用。自動車専用道路などのあらゆるシーンでドライバーの負担を軽減し、快適なロングドライブを実現している。さらに、エアバッグ展開領域をAピラー後方まで拡大し、万が一の衝突時に歩行者と頭部接触位置が異なるサイクリストも守る歩行者保護エアバッグを世界で初採用した。

車両本体価格は、1.8Lターボエンジンを搭載したスポーツが404万8000円~。2.5Lストロングハイブリッドを搭載したプレミアムS:HEV EXが459万8000円(消費税込)となる。また全グレードでアイサイトXを標準装備したEXを選べるようになっている。

国産ミドルサイズSUVで高い悪路走破性と安全性を両立して定評のあったフォレスター。新型では燃費性能も向上したストロングハイブリッドも設定し、弱点がなくなっている。

AMWノミカタ

これまでスバル車は高い走行安定性と安全性が魅力であったが、燃費性能に物足りなさを感じるユーザーも多かった。しかし、ストロングハイブリッドの搭載により、従来スバル車のウィークポイントとされてきた燃費性能も大幅に向上した。ストロングハイブリッド車でありながら500万円以下という価格設定は、非常に高い競争力を有している。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

新型スバル「フォレスター」に辛口モータージャーナリスト試乗!「曲がるSUV」と思わせた実力とは
新型スバル「フォレスター」に辛口モータージャーナリスト試乗!「曲がるSUV」と思わせた実力とは
Auto Messe Web
「カローラクロス、顔つきイメチェン!」ついに全車HEV化&注目のGRスポーツも登場【一部改良で受注も再開】
「カローラクロス、顔つきイメチェン!」ついに全車HEV化&注目のGRスポーツも登場【一部改良で受注も再開】
月刊自家用車WEB
専用チューンが盛りだくさん!「カローラクロス GR SPORT」を国内発表。走りも装備も上級シフトを果たして8月4日に発売開始
専用チューンが盛りだくさん!「カローラクロス GR SPORT」を国内発表。走りも装備も上級シフトを果たして8月4日に発売開始
Webモーターマガジン
トヨタ、カローラ クロスに専用HVを積んだ「GRスポーツ」を設定! 発売60周年を間近に大幅改良を実施
トヨタ、カローラ クロスに専用HVを積んだ「GRスポーツ」を設定! 発売60周年を間近に大幅改良を実施
driver@web
キャデラックのフルサイズ7シーターSUV「エスカレード」がアップデート!最新デザイン言語を採用【新車ニュース】
キャデラックのフルサイズ7シーターSUV「エスカレード」がアップデート!最新デザイン言語を採用【新車ニュース】
くるくら
スバル新型「アウトバック」北米で世界初公開! 7代目に進化した人気SUVはいつ日本に登場? ネットでの評判とは?
スバル新型「アウトバック」北米で世界初公開! 7代目に進化した人気SUVはいつ日本に登場? ネットでの評判とは?
VAGUE
トヨタ新型「RAV4」が登場! フルモデルチェンジで新設定のGRスポーツがカッコ良すぎる!【新車ニュース】
トヨタ新型「RAV4」が登場! フルモデルチェンジで新設定のGRスポーツがカッコ良すぎる!【新車ニュース】
くるくら
マクラーレン750S Coupe 走りの答えを知るコンストラクターが作る究極のロードカー【試乗記】
マクラーレン750S Coupe 走りの答えを知るコンストラクターが作る究極のロードカー【試乗記】
Auto Prove
389万円! トヨタ「新型カローラクロス」発表! “GR専用”2.0Lハイブリッド&4WD搭載! ド迫力の大口顔もイイ!走りと質感を磨いた「GRスポーツ」登場!
389万円! トヨタ「新型カローラクロス」発表! “GR専用”2.0Lハイブリッド&4WD搭載! ド迫力の大口顔もイイ!走りと質感を磨いた「GRスポーツ」登場!
くるまのニュース
トヨタ新型「カローラクロス」発表! ボディ同色の斬新グリル新採用! 初の「GRスポーツ」設定も! シリーズで“一番売れてるSUV” 一体何が進化した?
トヨタ新型「カローラクロス」発表! ボディ同色の斬新グリル新採用! 初の「GRスポーツ」設定も! シリーズで“一番売れてるSUV” 一体何が進化した?
くるまのニュース
トヨタ、新型RAV4を世界初公開:注目のGRスポーツを含む、3つのスタイルモデルを披露【日本導入は2025年度内を予定】
トヨタ、新型RAV4を世界初公開:注目のGRスポーツを含む、3つのスタイルモデルを披露【日本導入は2025年度内を予定】
月刊自家用車WEB
話題のトヨタ『カローラクロス GRスポーツ』日本発売へ、専用デザインと装備で「走り」追求 389.5万円
話題のトヨタ『カローラクロス GRスポーツ』日本発売へ、専用デザインと装備で「走り」追求 389.5万円
レスポンス
日産『マイクラ』新型、“SUV風デザイン”の小型EVになって登場
日産『マイクラ』新型、“SUV風デザイン”の小型EVになって登場
レスポンス
【最新モデル試乗】「背の高いワゴン」という個性。最新クラウンらしい快適性&先進性を融合した第4のモデル、エステートのアピールポイント
【最新モデル試乗】「背の高いワゴン」という個性。最新クラウンらしい快適性&先進性を融合した第4のモデル、エステートのアピールポイント
カー・アンド・ドライバー
【米国】トヨタ新型「カローラクロス」発表! 2つの「異なるデザイン」爆誕&内装も“大幅刷新”!? 「鮮やかな新色」で進化した「コンパクトSUV」のスゴさとは!? 2025年秋販売開始
【米国】トヨタ新型「カローラクロス」発表! 2つの「異なるデザイン」爆誕&内装も“大幅刷新”!? 「鮮やかな新色」で進化した「コンパクトSUV」のスゴさとは!? 2025年秋販売開始
くるまのニュース
スバル6代目「フォレスター」発表! 7年ぶり全面刷新で新「ハイブリッド」搭載! 販売店に寄せられた新型への「反響」とは
スバル6代目「フォレスター」発表! 7年ぶり全面刷新で新「ハイブリッド」搭載! 販売店に寄せられた新型への「反響」とは
くるまのニュース
世界初公開のトヨタ新型「RAV4」に用意された3モデルとは? 6代目はさらなる「安全・安心」と「移動の楽しさ」を追求
世界初公開のトヨタ新型「RAV4」に用意された3モデルとは? 6代目はさらなる「安全・安心」と「移動の楽しさ」を追求
LEVOLANT
ついにキタ!!! スバル レヴォーグに大人の装備を加えた特別仕様車が登場した件
ついにキタ!!! スバル レヴォーグに大人の装備を加えた特別仕様車が登場した件
ベストカーWeb

みんなのコメント

22件
  • sky********
    は?フォレスターが500万?アウトバックではなく?と思ったけど、CX-5は一番上で422万、RAV4は453万、どっちもモデルチェンジ前。
    500万寸前で最上級グレードなら妥当なんだろうけど、物価上昇を感じるねぇ。。。
  • tub********
    ストロングハイブリッドの滑らかさも素晴らしいが、CB18のパンチ力も捨てがたい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

404 . 8万円 459 . 8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29 . 0万円 416 . 0万円

中古車を検索
スバル フォレスターの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

404 . 8万円 459 . 8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29 . 0万円 416 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村