2019年F1アブダビGPの土曜予選で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは5番手(1分35秒339)だった。バルテリ・ボッタスのペナルティにより、ベッテルは繰り上がり、4番グリッドからスタートする予定。
チームメイトのシャルル・ルクレールはミディアムタイヤでのスタートとなるが、ベッテルはソフトを選んだ。フェラーリF1チーム代表マッティア・ビノットは「スタートタイヤの選択は難しく、決勝でチャンスをつかむために2台で異なる戦略を採ることにした」と説明している。予選トップ6のドライバーでソフトタイヤを選択したのはベッテルのみだ。
「リスクを冒すしかなかった」とフェラーリF1代表。ルクレール、戦略失敗でラストアタックに間に合わず
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
セバスチャン・ベッテル 予選=5番手
明日は4番グリッドからスタートする。今日のQ3は理想的ではなかった。最終セクターにいくつか速さを発揮できないコーナーがあり、ひどく苦戦したんだ。このコースは僕らとの相性が最高とはいえない。でも明日何ができるか、見ていくよ。
セッション終盤の最後のランの時、アウトラップで全員が低速で走ったためにひどいことになった。その結果、僕の場合、アタックラップをスタートする時点でタイヤが冷えすぎていて、ターン1でコントロールを失ってしまった。そして(後ろを走っていた)シャルル (・ルクレール)に至っては、アタックを始めることさえできなかったんだ。
僕らが最終コーナーで遅い理由は、他のマシンよりもスライドが多いからかもしれない。タイヤを適切に機能させることができずにいる。
明日はベストを尽くすけれど、簡単なレースにはならないだろう。それでも機会をうかがっていく。そのために僕らは異なるコンパウンドのタイヤを選んだんだ。ソフトでのスタートが正しいかどうかは明日分かるだろう。
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