フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権(FRECA)の第3ラウンドがオランダのザントフールト・サーキットで開催された。6月7日(土)のレース1ではフレディ・スレイター(プレマ)、6月8日(日)のレース2ではペドロ・クレロ(VAR)が勝利を飾った。
ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)との併催となったFRECAの第3ラウンド。予選1はウエットから徐々にドライアップしていく難しいコンディションの中でクレロが最速タイムをマークし、シリーズ参戦2年目にして初のポールポジションを獲得した。
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クレロが所属するVARにとっては母国戦を絶好の形で迎えたが、ドライとなったレース1のスタートでは3番手からスレイターの蹴り出しが良くトップに浮上。クレロは2番手に後退した。
レース1では後方ドライバーに接触やトラブルが発生し、セーフティカーが2度にわたって出動したものの、スレイターが狭くツイスティなザントフールトで1周目からトップを譲ることなく勝利を収めた。これで前戦スパのレース1に続いて今季2勝目だ。
クレロが2位、アクシャイ・ボーラ(R-ace GP)が3位に入った。日本人最上位は、山越陽悠(VAR)の7位。チャンピオンシップリーダーだったマッテオ・デ・パロ(トライデント)のひとつ後ろでチェッカーを受けた。
その他の日本人ドライバーの戦績は、リー海夏澄(ARTグランプリ)が12位、トヨタ育成の中村仁(R-ace GP)が13位、ホンダ育成の加藤大翔(ARTグランプリ)が15位となった。
予選2でも再び不安定な“ダッチ・ウェザー”がザントフールトを襲ったが、再び地元VAR勢が速さを見せ、クレロがレース2のポールポジションを獲得。フロントロウにチームメイトの山越が並んだ。
曇天の中行なわれたレース2では、スタート直後のアクシデントで一時的にセーフティカーが出動し、ファイナルラップではマシンがひっくり返るクラッシュも発生したものの、クレロはポールトゥウィン。山越はスタートで2番手をなんとかキープすると最後までポジションを守りきり、それを活かして2位でチェッカーを受けてVARが1-2フィニッシュを達成した。
レース2で2位に入った山越は、FRECA公式を通じて次のように語った。
「ダブル表彰台は、チームにとって素晴らしい結果です。スタートで小さなミスをしてしまいましたが、幸運にも2番手をキープすることができました」
「(開幕戦)ミサノから順調に前進してきたので、これからの目標はさらに向上し、ドライバーとチームの両タイトルを狙っていくことです」
なおレース2では、中村がセーフティカー明けにボーラとデ・パロのふたりを抜き去り5位フィニッシュ。加藤は8位、リーが12位となった。
ドライバーズランキングでは、レース2で3位表彰台を掴んだスレイターが83点で首位に浮上し、1ポイント差でデ・パロが追いかけるという形。山越は58点でランキング6番手につけ、そこから28ポイント差で加藤がランキング7番手だ。中村はランキング11番手、リーがランキング14番手となっている。
FRECAの第4ラウンドは、7月4日(金)から7月6日(日)にかけてハンガリーのハンガロリンクにて開催される。
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