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アウトドア好きのための自動車ギア「ルーフテント」と「サイドオーニング」で車中泊&キャンプは快適に!

掲載 更新 2
アウトドア好きのための自動車ギア「ルーフテント」と「サイドオーニング」で車中泊&キャンプは快適に!

デザインやアイデア満点の注目アイテム

 普通の乗用車でも、装着するだけで本格的なキャンピングカーと同様の気分が味わえるのが後付けできるルーフテントやサイドオーニング(ひさし)だ。

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 いずれも、ルーフキャリアが付けられる車種であれば装着が可能で、ルーフテントならゆったりとした睡眠を、サイドオーニングならば雨をしのいだり、夏場の強い日差しを防ぎ快適なキャンプが楽しめる。「ジャパンキャンピングカー2020」には、海外から輸入されたそれら注目アイテムが出ていたので、ちょっと紹介してみよう。

ルーフテントとサイドオーニングのセット

 ポルトガルのブランド「ジェームス・バロウド」の製品を輸入するコイズミのブースには、様々なタイプのルーフテントとサイドオーニングを展示。編集部の注目は、日本の軽自動車向けに新開発された『Evasion Compact(エヴァション・コンパクト)』だ。

 スズキ・ジムニーシエラに装着された新型ルーフテントは、室内サイズが全長1960mm×全幅1280mm×全高980mm(テントオープン時)。クローズ時は全長1980mm×全幅1300mm×全高335mmと非常にコンパクトでありながら、大人2名が横になることが可能だ。 テント上部にはハードシェルを装備し、走行中(クローズ時)は空気の流れを整える効果を発揮。また、テントを上げた状態では、全面に大きな網戸も装備され、心地良い風と360度の大パノラマを堪能することができる。蓄電池内蔵型ソーラーファンも装備されているため、テント内の熱気や湿気に悩まされることもなく、快適性は抜群だ。

 また、ルーフテントとセットと組み合わせることが可能なサイドオーニングや、オーニング内からテントに入ることができるトンネルも装備。サイドオーニングは、Mサイズ2000mm×2700mm、Lサイズで2500mm×2700mmといずれも広いスペースを確保。支柱やオーニングはすべてベース部に収納可能なため、コンパクトな軽自動車でも積載スペースを犠牲にする心配がないのも魅力だ。 ほかにも、ブースには、ルーフテントのフットフレームに取り付けるサイドウォールも展示。クルマの横のルーフテント下にブラインドのスペースを作るためのもので、更衣室としても使えるアイデア・アイテムだった。

イタリア製ルーフテントはデザインが秀逸

 イタリアの「AUTOHOME(オートホーム)」は、創業60年以上を誇るルーフテントの老舗メーカー。いずれも、普通車でもテントのベースとなるルーフキャリアさえ付けられれば装着が可能で、ミニ クロスオーバーに純正採用されるほどの高い品質を誇る。

 展示された製品は大きく分けて3タイプ。『AIR TOP』はカップルサイズで大人2名が就寝可能で、より大きなミディアムサイズは大人2名と子供1名が就寝できるスペースを確保している。 上部にハードシェルを採用しているのもポイント。ルーフテントをクローズしたとき、写真のようにおしゃれなルーフボックスのようなフォルムになるのだ。

 デザイン性の高さはさすがイタリア製で、走行中に違和感が感じられない出来映え。テントに上がるためのラダーも標準装備、テントの開閉は油圧ダンパーの装備で簡単にできるなど、高い実用性を持つのも魅力といえよう。 そのほか、テントの上げ下げがハンドル式になっている『MAGGIOLINA』や、ワンタッチでポップアップできる『OVERLAND』なども用意。好みや車種に応じたセレクトができるようになっていた。

クルマに横付けするエアドーム型オーニング

 トヨタ・ハイエースのボディ横に接続されたドーム型のオーニングは、イギリスとスウェーデンの企業「DOMETIC KAMPA(ドメティック カンパ)」製の『MOTION AIR(モーションエアー)』という製品だ。 外径サイズが幅3100mm×奥行2900mm×高さ2250mmという巨大オーニングで、大人4~5人名がゆったりとくつろげる広々としたスペースを確保する。また、クルマのサイドドア部分などと接続することで、雨天時などでも、濡れずに車内とオーニング内の出入りが可能だ。 組み立ても3本の支柱に手動式ポンプでエアを入れるだけと簡単。ただし、通常のオーニングと違ってベース部に収納できないため、ワンボックスなど、ラゲッジスペースが広いクルマにオススメ。積み込みさえできれば、広いキャンプ場などで、ラグジュアリーな空間を楽しめることは間違いなしだ。

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みんなのコメント

2件
  • ルーフテントは最低でも20万円から、最量販の価格帯は40万円くらい。高っ。地面に貼る普通のテントは、その1/10程度の予算ですごく良いものが手に入る。よほど変な場所でキャンプをするのでなければ、普通のテントで十分。

    また、ルーフテントは60kgもの重量があり、取り外しも簡単にはできません。外したところで巨大なテントを置くスペースに困る。

    ルーフテント、ベース、大人二人、合わせて200kg近い重量。ルーフレール装着車なら、ある程度は大丈夫だと思いますが、それ以外は、それなりの負荷がボディにかかる。雨どいにキャリアを取りつけるタイプは、荷重を受ける雨どい部分の華奢さを見ると、とてもそんな重量を乗せたいとは思わない。屋根に荷重をかけるタイプのベースの場合、ボディがへこむリスクがある。

    50万円もの投資をするなら一泊3万円の宿に15回泊まりたいな。キャンプするなら簡易テントの軽装で気軽にやる方が好き。
  • ルーフレールの耐荷重は60㎏前後とされてますが大丈夫なんですね。

    それは置いといてもルーフテントが活躍しそうなキャンプ場以外では騒音に
    悩まされそうだね。先日、道の駅で見掛けた車も周囲の車のエンジン音、走行音が
    五月蠅かったのか夜中に移動して行った。
    防音と防寒機能は無さそうだしね。。。。。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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