【20世紀名車】戦後アルファ唯一のストレート6ツインカム搭載。1962年「アルファロメオ2600スパイダー」の美しき誘惑

カロッツェリア・ツーリング製の伸びやかな造形が美しい

　第2次世界大戦後のアルファロメオは、戦前の「レーシングカーとスーパースポーツカーを少量生産する」という現在のフェラーリのような体制から、スポーティカーを得意とする量産車メーカーに経営方針を転換した。

　戦後の第1弾モデルは、1950年発表の1.9リッターエンジンを積む1900。高い人気を博してロングセラーとなり、58年には1900が2000に発展した。この2000の後継車として62年に発表されたモデルが、今回、紹介する2600シリーズである。

Comments

[zab********]

「美しき誘惑」は…わかります。しかしこの車を維持するには…まずは「屋根付きのガレージ」「潤沢なお金と時間」「整備の知識、テクニックと工具」「整備する自由な時間」「周囲の理解」「手に負えなくなった場合の腕利きメカニックが周りにいる」などなど……素人の自分が考えても…これだけのハードルをクリアしないと…ダメでしょ（笑）　MAZDAロードスターのつもりでは維持は不可能かと…

[BLACK KNIGHTS]

ウェーバーツインチョークキャブレターを三連装し、いい吸気音と排気音を奏でるのでしょうね。
アルファロメオの直6エンジンって珍しいですね。