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ホンダ「ステップワゴン」の「わくわくゲート」は必要? 不要? オーナーの本音は?

■縦だけじゃなく横にも開けられるステップワゴンの「わくわくゲート」

 乗用車ベースのミニバンとして、手堅い人気を誇るホンダ「ステップワゴン」。現行モデルとなる5代目は2015年に登場しました。

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標準仕様の「ステップワゴン」とスポーティなエアロパーツを装着した「ステップワゴン スパーダ」のふたつのタイプを用意。

 パワーユニットは1.5リッターターボエンジンに加え、2017年のマイナーチェンジではスパーダに2リッターハイブリッドが追加されました。
 そして2020年に一部改良がおこなわれ、ハイブリッドシステムの名称をそれまでの「SPORT HYBRID i-MMD」から「e:HEV」へと変更しています。

 現行ステップワゴン最大の特徴は、テールゲートに通常の上下開閉だけでなく横開き式のサブドアを組み込んだ「わくわくゲート」を採用したことです。

 テールゲートを大きく開けなくてもラゲッジスペースにアクセスでき、さらに3列目シートをかんたんに床下収納できる「マジックシート」と組み合わせることで、より自由な発想でラゲッジスペースや3列目シートを使いこなせるという、ホンダらしいアイデア満載の革新的なテールゲートです。

 通常のミニバンのテールゲートは大きく重いため、ラゲッジスペースに載せたちょっとした荷物を取り出すにもテールゲートを全開させる必要があるため、車両後方に約1mのスペースが必要になります。

 この問題点を「横開き式サブドア」をテールゲートに組み込むことで、縦にも横にも開けることができるという画期的な機構を取り入れました。

 縦開きする大きなテールゲートのなかに6割程度の幅の「横開き式サブドア」を設け、後方が狭い場所でも省スペースで開けることができ、3列目シートのマジックシートを床に格納した状態なら、このサブドアから乗り降りすることも可能です。

 ちなみに横開きするのは「サブドア」のみ。通常のテールゲートと同様に大きく縦開きすることもできます。

 しかもリアバンパー部分まで分割されており、サブドアからの積載性や乗降性まで配慮しているようです。

※ ※ ※

 日本自動車販売協会連合会の調べでは、2020年度の販売台数実績はホンダの2列目シートミニバン「フリード」には及ばないものの、ステップワゴンは全体で18位(3万6091台)。

 SUV全盛の今、デビューから5年以上経過したミニバンとしてはかなり健闘しているといえるでしょう。

■わくわくゲート非装着モデルも追加!? オーナーの反響は?

 便利なわくわくゲートですが、2020年の一部改良で「わくわくゲート非装着」のモデルが追加されました。

 福祉車両はもともと通常のテールゲートを採用していましたが、縦開きのみのテールゲートのモデルもラインナップに加わったのです。

 実際、わくわくゲートは人気がないのでしょうか。販売店スタッフやステップワゴンのオーナーに、わくわくゲートの評判や使い勝手などを聞いてみました。

 ホンダ車を扱う販売店のスタッフにユーザーの反応を聞いてみました。

「わくわくゲートに対するお客さまの評判はおおむね悪くないです。大きくて重いテールゲートを開閉する必要がなく、手軽に第3のドアとして乗り降りに使用される方もいらっしゃいます」

 電動開閉式テールゲートを装備しているミニバンもありますが、開閉まで時間がかかるのと後方に1m前後の広いスペースが必要です。

 その点わくわくゲートであれば40cmから64cmと半分程度のスペースでラゲッジスペースにアクセスできるので、大きなメリットと捉えている人が多いようです。

「とくにかんたんな操作で床下収納できる『マジックシート』との組み合わせは、既存のミニバンにはなかった画期的なアイデアだと思います。

 常に3列目シートを収納して自転車を積載されるお客さまもいらっしゃいます。そんなときでもサブドアで楽にアクセスできると喜ばれています」(販売店スタッフ)

 しかし、ステップワゴンオーナーの全員が納得しているのかといえばそういうわけでもないようです。あえてわくわくゲート非装着車を購入したオーナーに、その理由を聞いてみました。

「バックミラーにピラーが映り込むのと、左右非対称に見えるデザインが苦手だったようで、ときどき運転する妻の判断でわくわくゲート搭載車は却下されてしまいました」

 ヒンジ部分がリアウインドウを分割していることから後方視界に若干の違和感が生じることや、リアが左右非対称なデザインが女性ユーザーにはイマイチ不評とされているようです。

 ほかにも「バンパーまで分割されるので強度に不安がある」や「構造が複雑なので、万が一ぶつけたときの修理代金が高くなりそう」との意見もありましたが、わくわくゲート部分の強度にも配慮しており、低速であれば後ろから追突されても壊れることはほとんどないとされています。

 また、販売店のスタッフいわく、男性ユーザーやアウトドアを趣味とする人はわくわくゲートを愛用している率が高いといいます。

「テールゲートを全開しなくてもゴルフバッグなどを取り出せるとあって、男性のお客さまはかなり重宝されているそうです。また低床フラットフロアの恩恵もあってわくわくゲートからの地上高もそれほど高くなく(開口部の地上高は445mm)、積み下ろしも楽なのも好評をいただいております。

 ただ、やはりヒンジ部分のピラーがバックミラー越しに見えるのはなかなか慣れないお客さまもいらっしゃいます。便利なアイデア装備ではありますが、最後にお客さまの判断で非装着モデルを選ばれる方もそれなりにいらっしゃいます。

 ただせっかくステップワゴンを選んでいただくのであれば、ぜひわくわくゲートも使ってみてほしいですね」

※ ※ ※

 あえて非装着を選んだオーナーには、わくわくゲートの便利さより見た目の奇抜さを敬遠する傾向があるといいます。

 わくわくゲートに魅力を感じなければステップワゴン自体がユーザーの選択肢から外れてしまうため、非装着グレードの追加も必要だったのでしょう。

 その一方、次期ステップワゴンではわくわくゲートが廃止されるとの噂も出ており、わくわくゲートを愛用しているオーナーのなかには「廃止されるなら次期ステップワゴンの購入は検討しない」という人もいるようです。

 使ってみると非常に便利な装備なので次期モデルでも継続してほしいと願うものの、複雑な機構などを考えると難しいのかもしれません。

 次期ステップワゴンがわくわくゲート以上の魅力的な機能を搭載してくるのか、楽しみに待ちたいと思います。

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